■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 中国GP:公式予選はハミルトンが開幕に続きポール獲得(F1)

2017年04月08日 | ☆ F1

 中国GPは2日目を迎え、ポールポジションの決まる公式
予選が行われました。

 今回の舞台となる上海インターナショナル・サーキット
(全長5.451km)はコース全体が「上」という漢字をモ
チーフとしたレイアウトで、長いストレート区間がある一
方、タイヤに負担のかかる低中速コーナーもあり、の総合
力が問われるサーキットとなっています。

 今回のDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)
ゾーンですが、


【 区   間 】バックストレート
【 検知ポイント】12コーナー

  ■ 13コーナーから450mの地点からDRS使用可能

 

【 区   間 】ホームストレート
【 検知ポイント】最終16コーナーの手前

  ■ 16コーナーを立ち上がって98mの地点からDRS
    使用可能


の二か所になっています。

 ピレリが中国GPに持ち込んでいるドライタイヤは、5種類
あるコンパウンドの中で中間に位置する3種類の


 ■ ミディアム(白)
 ■ ソフト(黄)
 ■ スーパーソフト(赤)


の3種類になります。このうち、


【 スーパーソフト1セットは予選Q3用にとっておくこと 】

が求められています。

 また、予選Q3に進出したドライバーはQ3で必ずそのスー
パーソフトを使用することになります。


 Q3に進出できなかったドライバーは、そのセットを決勝で
使用することが可能となります。


 また、ミディアムとソフト各1セットずつが決勝使用指定タ
イヤとされています。決勝では、雨用のタイヤを使用しない限
り、2種類以上のドライタイヤを使わなければなりませんが、
そのうち少なくとも1セット以上、この指定タイヤを使用する
義務があります。


 雨用タイヤは


 ■ ウエット(青)

    水量が多いときに用いる

 ■ インターミディエイト(緑)

    比較的水量が少ないとき用の


の2種類があります。

 予選はドライコンディションで行われることになりますが、
決勝レースでは、また雨となる可能性が高いと言われています。

 ウエットコンディションとなった場合には、ドライタイヤの
使用義務に関するルールは適用されません。


 今日行われたフリー走行3回目は、すべてのドライバーにとっ
て今週末初めて本格的走行ができたセッションとなりました。
FP3では、フェラーリが強さを見せ、セバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)が昨年のポールタイムを2秒以上短縮する
1'33.336のトップタイムを刻みました。2番手にもキミ・ライ
コネン選手(フェラーリ)が続きフェラーリが1-2体制を築き、
その下にバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)とルイス
・ハミルトン選手(メルセデスAMG)のメルセデスAMG勢が
並びました。

しかし、セッション終盤にはルイス・ハミルトン選手(メル
セデスAMG)がセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
のタイムを上回るペースで走っていたものの、小さなミスを
犯したことでそれを更新することができていませんでした。
これから行われる予選でミスのない走りさえできれば、メル
セデスフェラーリを上回るタイムを出してくる可能性もあり
そうです。

 セッション開始時のコンディションは、


 ■ 天  候 : 曇り
 ■ 気  温 : 21℃
 ■ 路面温度 : 32℃
 ■ 風  速 : 2.6m/s
 ■ 湿  度 : 66%


となっています。

Q1が開始されても、レッドブルのガレージではダニエル・リカ
ルド選手のマシンに少し大がかりな作業が行われていました。

 セッション終了前にアントニオ・ジョビナッツィ選手(ザウ
バー)がホームストレートの立ち上がりでコントロールを失っ
てクラッシュしており、その後ろからタイム計測を行っていた
ドライバーはその影響を受けてタイムを刻むことができません
でした。アントニオ・ジョビナッツィ選手(ザウバー)はQ2
の走行が出来ません。Q1では、


16番手ストフェル・バンドーン選手(マクラーレン)
17番手ロマン・グロージャン選手(ハース)
18番手ジョリオン・パーマー選手(ルノー)
19番手マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)
20番手エステバン・オコン選手(フォース・インディア)


のグリッドが確定しています。フェルスタッペン選手(レッドブル)
のマシンにトラブルが発生するというハプニングがあってQ1敗退と
なったほか、開幕戦では予選6番手と検討したロマン・グロージャン
選手(ハース)もタイヤのパンクによりスピンし、Q2進出を逃して
います。

また、Q1でクラッシュしたアントニオ・ジョビナッツィ選手(ザウ
バー)ですが、記録上はQ2に進出したことになります。

 Q1のトップは、FP3でトップタイムをマークしたセバスチャン・
ベッテル選手で、TOP4はフェラーリとメルセデスが占めています。

 そして、フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレンHONDA)
がQ2進出を果たしています。

【 Q1リザルト 】

 

 クラッシュしたマシンの撤去にでぃえ例が発表され、その後予選
Q2が開始されます、最初のアタックでセバスチャン・ベッテル選手
(フェラーリ)が1'32.391をマークします。

 ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が100分の15秒及ば
ず2番手、バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)が3番手タイ
ムで、その後方にキミ・ライコネン選手(フェラーリ)が4番手とな
り、5番手にダニエル・リカルド選手(レッドブル)が続いています。

 セッション終盤、上位のマシンもアタックを行い、セッション終
盤にキミ・ライコネン選手(フェラーリ)がトップタームをマーク
しています。

Q2では、

11番手カルロス・サインツJr選手(トロロッソ)
12番手ケビン・マグヌッセン選手(ハース)
13番手フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン)
14番手マーカス・エリクソン選手(ザウバー)
15番手アントニオ・ジョビナッツィ選手(ザウバー)


のグリッドが確定しています。

Q2ではm18歳のルーキードライバーであるランス・ス
トロール選手(ウィリアムズ)が10番手で開幕2戦目で
初のQ3進出を果たしています。


【 Q2リザルト 】


Q3が開始されると、最初のアタックで、ルイス・ハミル
トン選手(メルセデスAMG)が小さなミスがあった物の
1'31.902のトップタイムをマークしており、バルテリ・
ボッタス選手(メルセデスAMG)が0.4秒弱の差で2番手
に続きました。

暫定順位は

1ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)1'31.902
2セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ) +0.184
3バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)+0.363
4キミ・ライコネン選手(フェラーリ) +0.714
5ダニエル・リカルド選手(レッドブル)+1.4

となっています。

残り時間が3分となり最後のアタックが始まると、ルイス・
ハミルトン選手(メルセデスAMG)が各セクターでベスト
を更新し、1'31.678にタイムを縮め、今季2回目、通算で
は63回目ポールポジションを確定させます。

2番手には、開幕戦のウイナーのセバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)、3番手には、僅差のタイムでその後
に着けたバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)、
4番手にはQ2でファステストを刻んだキミ・ライコネン
選手(フェラーリ)とメルセデスとフェラーリがTOP4を
占めています。5番手にはダニエル・リカルド選手(レッ
ドブル)が着け、6番手フェリペ・マッサ選手(ウィリア
ムズ)、7番手にはニコ・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)、
8番手セルジオ・ペレス選手(フォース・インディア)、9
番手ダニール・クビアト選手(トロロッソ)、10番手には
ランス・ストロール選手(ウィリアムズ)となりました。


 マクラーレン・HONDA勢は、フェルナンド・アロン
ソ選手(マクラーレンHONDA)が13番手、ストフェ
ル・バンドーン選手(マクラーレンHONDA)はQ1突
破ならず、16番手で予選を終えています。

 

【 Q3リザルト 】

 

 明日はいよいよ決勝が行われ、日本時間15時(現地時間
14:00)から行われます。

 



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