■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ スペインGP:ハミルトンがポール、ベッテルがフロント・ロウ、アロンソ今季最高の7番手 【 F1 】

2017年05月14日 | ☆ F1

 スペイGPはポールポジションの確定する公式予選が行われました。

 

 スペインGPの舞台となるのは、バルセロナ-カタルーニャ・サーキッ

ト(全長4.655km)で決勝は66周で争われます。


このサーキットは高速区間や各種コーナーがうまく組み合わされ、F1カー
の総合力が求められるコースとなっていることからシーズン前テストにも
使用されているF1チームにとってはおなじみのサーキットです。

また、ヨーロッパラウンドの初戦となるこのスペインGPにはどのチームも
大幅な改良を施してくるため、序盤の4レースとは勢力図が変わってくる可
能性もあることで知られています。今年もメルセデスAMGがかなり大幅にマ
シンを改造してきたのが目立っています。

今回、F1公式タイヤサプライヤーのピレリが持ち込んでいるドライタイヤ
は、ハード、ミディアム、ソフトです。それぞれのタイヤのロゴやライン
には識別のために違う色が施されています。

【 ドライタイヤ 】


  ■ ハ ー ド : オレンジ
  ■ ミディアム : 白
  ■ ソ フ ト : 黄


で、ピレリでは


【 決勝用のタイヤ 】

  ■ ハ ー ド : 1セット
  ■ ミディアム : 1セット


を指定しています。各ドライバーは決勝で少なくともこのうち1セット以上
含む、2種類のタイヤを使用する義務があります。

 また、最も軟らかいソフト1セットが予選Q3用として指定されています。


 予選Q3へ進んだドライバーはそのタイヤをセッション後に返却し、決勝
は予選Q2でベストタイムを刻んだときに履いていたタイヤを装着してスタ
ートすることが義務付けられます。Q3に進出できなかったドライバーは、
予選用ソフトを決勝で使用することも可能となります。


 また、レインレース用のタイヤとして

 

  ■ ウ  エ  ッ  ト : 青
  ■ インターミディエイト : 緑

 

があります。ウェットは雨量の多い深溝タイヤで、インターミディエイドは
雨量の少ないセミウェットコンディションで利用されます。


 このサーキットのDRSゾーンは二か所設けられており、

 

【 DRSゾーン 】

  DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使用できる区間


  ■ 区画1


    ・ 検知ポイント
      8コーナーと9コーナーの間


    ・ 使用可能区間
      9コーナーから10コーナーへと続くバックストレート

 

  ■ 区画2


    ・ 検知ポイント
      15コーナーと最終16コーナー


    ・ 使用可能区間
      ホームストレート

 

となっており、DRSの検知ポイントで1秒以内の差だと使用可能な区画で
利用可能となっています。

 

 昨日の2回のフリー走行では、いずれもメルセデスAMGのルイス・ハミ
ルトン選手(メルセデスAMG)とバルテリ・ボッタス選手(メルセデスA
MG)がトップを占め、それにフェラーリとレッドブルが続く展開でした。

 しかし、予選前最後の練習走行セッションではフェラーリが形勢を逆
転し、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)がトップ、セバスチャン・
ベッテル選手(フェラーリ)が2番手となりました。メルセデスAMGは、
ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が3番手とバルテリ・ボッタ
ス選手(メルセデスAMG)が4番手で、それにレッドブルの2台が続いて
います。しかし、トップのキミ・ライコネン選手(フェラーリ)から
5番手のマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)までは1秒以
内の差となっていました。


 セッション開始時のコンディションは、

 

  ■ 天  候 : 晴れ
  ■ 気  温 ; 26℃
  ■ 路面温度 : 44℃
  ■ 風  速 : 3.1m/s


となっており、18分で行われる予選Q1が開始されます。


 なお、FP1でマシンの不調があり、FP3終盤にピットロード上でストッ
プしてしまったセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)ですが、安
全を期して内燃エンジンを今季2基目のものに積み替えています。

 


【 予選Q1 】


  開始してしばらくは、マシンが出る気配がなく、ストフェル・バン
ドーン選手(マクラーレン)がソフトタイヤを履いてコースに出ると、
その後コースへとマシンが昔ます。

 コースに出たセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)の速度が
出ず、ピットに戻るように指示が出てそのままピットに戻るという不
穏な序盤となります。

 その後、Q1では7-8番手タイムをマークしていたハースのロマン・グ
ロージャン選手(ハース)が大きくスピンしてしますが自力でコース
に戻っています。

 
 トラブルが不安視されたセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
ですが、コースに復帰しており、そのままアタックをし、1'20.939を
マークしピットに戻っています。


 その後、メルセデスAMG勢力もコースに向かい、バルテリ・ボッタス
選手(メルセデスAMG)が2番手、ルイス・ハミルトン選手(メルセデ
スAMG)がトップタイムをマークしますが、フェラーリのキミ・ライコ
ネン選手(フエラーリ)はアタックを開始していません。


 コースインしたキミ・ライコネン選手(フェラーリ)は2番手タイ
ムをマークしています。


 Q1では、


 16番手 マーカス・エリクソン(ザウバー)
 17番手 ジョリオン・パーマー(ルノー)
 18番手 ランス・ストロール(ウィリアムズ)
 19番手 ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
 20番手 ダニール・クビアト(トロロッソ)


のグリッドが確定しており、母国GPのフェルナンド・アロンソ選手(
マクラーレン)はQ2進出しており、カルロス・サインツJr選手(トロ・
ロッソ)もQ2進出となっています。

 

 

 


【 予選Q2 】

 Q2が始まると、メルセデスAMG勢とフェラーリは、キミ・ライコネン
選手(フェラーリ)がコースインしますが、Q1でトラブルの出ていた
セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)はまだ出てきません。


 まず、最初のアタックで、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAM
G)が1'20.210をマークし、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)は
0.4秒とどかず、2番手となります。

 ハース勢と、パスカル・ウェイン選手(ザウバー)以外のマシンが
コースインし、アタックを開始すると、母国GPのカルロス・サインツ
Jr選手が4番手タイムを刻み、エステバン・オコン選手(フォースイ
ンディア)が5番手、ニコ・ヒュルケンベルグ選手(ザウバー)が6番
手で続いています。

 その後、ダニエル・リカルド選手(レッドブル)が4番手タイムを
マークします。

 そして、セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)が2番手タイム
を刻み、マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)が5番手に入
ります。


 そして、母国GPのフェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・
ホンダ)は9番手につけています。

 その後、二度目のアタックへと7番手以降のマシンがコースへと
向かいアタックを開始しますが、上位3チームはQ3に備えていまし
た。


 Q2では、


  11番手 ケビン・マグヌッセン選手(ハース)
  12番手 カルロス・サインツJr選手(トロロッソ)
  13番手 ニコ・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)
  14番手 ロマン・グロージャン選手(ハース)
  15番手 パスカル・ウェーレイン選手(ザウバー)


のグリッドが確定しており、フェルナンド・アロンソ選手(マクラー
レン・ホンダ)は今季初のQ3進出となりました。

 

 

【 Q3 】


 Q3開始時、各ガレージはタイミングを計り動きはなく、その後、
メルセデスAMG勢とセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)が
コースインします。そして、少しタイミングをずらして、キミ・
ライコネン選手(フェラーリ)も出てきました。その後レッドブ
ル勢もコースインしアタックを開始します。


 セクター1最速は、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)がセク
ター2最速はバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)がマークし
ます。


 最初のアタックではメルセデスAMG勢がフェラーリ勢を上回り、
暫定ポールは

 


 【1】ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)1'19.148
 【2】バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)+0.2
 【3】キミ・ライコネン選手(フェラーリ)+0.3
 【4】セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)+0.5
 【5】マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)+0.6
 【6】ダニエル・リカルド選手(レッドブル)+1.1


となります。

 
 セッションが残り4分となると、フェルナンド・アロンソ選手
(マクラーレン・ホンダ)が地元の大声援を受けながらコースへ
と向かい、今季最高位の7番手タイムをマークします。

 上位チームが区間ベストを出しながらアタックする中このセッ
ションを制し、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポール
ポジションを獲得しています。今季3回目、通算では64回目とな
ります。

 フロント・ロウにはエンジン交換のあったセバスチャン・ベ
ッテル選手(フェラーリ)が着け、3番手には、ロシアGP初優勝
のバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)が着け4番手にはキ
ミ・ライコネン選手(フェラーリ)が並ぶことになります。

 5番手はマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)、6
番手ダニエル・リカルド選手(レッドブル)とレッドブル勢が
並び、7番手には、今季最高グリッドからのスタートとなるフェ
ルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)が並びます。

 8番手セルジオ・ペレス選手(フォース・インディア)、9番
手にはフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)、10番手エステ
バン・オコン選手(フォース・インディア)とフォースインデ
ィア勢が着けています。


 マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーン選手(マ
クラーレン・ホンダ)は残念ながら19番手でQ1敗退となりまし
たが、フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
が見事に7番グリッドを確保しています。

 

 

 



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