多摩川サイクリングロードの車窓から

カーボンホイールいったりきたり

カーボンホイールのインプレは、↓こちらをご覧ください
シマノ WH-9000-C24-TU
XeNTiS SQUAD SL 4.2 TubelessReady



 レースに出るようになってから、ヒルクライム決戦用のホイール欲しいな~、やっぱカーボンチューブラーだよな~と思い始めたわけですよ。しかし何度もレースに出ていろんな人の自転車を見てると、一部の超絶に速い人を除けばカーボンホイールを使ってる人はそう多くなく、俺が使っているWH9000-C24-CLでも贅沢な部類。こりゃ機材に頼る前にエンジンを鍛える方が先だよな。そう結論付けてカーボンホイール購入計画は無期凍結。

・・・の、つもりだったのですが。


 昨年夏の入院を経て、またしてもカーボンホイール欲しい病が再発してしまいしました。ブランクで脚力が大きく落ちてしまい、回復させるのに四苦八苦したのがきっかけです。今のところ練習した分だけタイムなどは伸びていますが、俺ももう4x歳。いつ衰えが始まってもおかしくない年齢です。具体的な目標としてMt富士ヒルクライムでの獲得がありますが、昨年のタイム83分から75分に短縮するのは簡単なことではありません。
 残された時間はあと何年あるのか?まあ甘く見積もっても5年がいいとこですよね。そう考えますとね、機材に頼るのもしょうがないかな~って。

 そんな中、最初に目を付けたのはSHIMANO WH9000-C24-TU。WH9000-C24-CLとハブやスポークは同じらしいので、まず外れはないし違和感も感じないだろう、というのが理由です。しかし普段履きと決戦用どちらもシマノというのも面白みがない気がして、他のメーカーもちょっと検討し始めたのでした。
シマノ WH9000-C24-TU


 シマノ以外の決戦ホイールとなると、やはりCAMPAGNOLO Bora、そしてTREKのチャリなのでBONTRAGER Aeolusが頭に浮かびます。それぞれの最軽量モデルなら重量でWH9000-C24-TUとほぼ互角、それでいてリムが少し高いですからエアロ効果も多少は望めるはず。ヒルクライムでエアロはあんまり関係ないでしょうが、平地レースでは効果を発揮するでしょう。

 しかし難点もあり、今後TREK以外の自転車を買った場合、主に見た目的な意味でAeolusは微妙になってしまうかもしれない。BONTRAGER製品はTREK専用のイメージが強いですからね。ステッカー剥がす手もあるけど、せっかくカーボンホイールを使うのにロゴ無しはちょっと寂しい・・・
BONTRAGER Aeolus 3D3

 Boraはというと、なんとなくですがこれを履いてる人=速い人というイメージがあり、ちょっと気が引けるといいましょうか。あと値段もネックかな、Boraに限らずカンパ製品は高いですよね。そんなこんなで、どちらも決定打を欠きます。
CAMPAGNOLO Bora Ultra 35


 そんなある日、サイスポ2015年3月号に掲載されていたというインプレの存在を知りました。こちらのブログにその評価が載っていたので転載します。


 項目が多岐にわたっていますが、ヒルクライム決戦用を欲する身としては「登坂力」の評価に注目せざるを得ません。目を引いたのはZIPP 303とXeNTiS Squad 4.2で、どちらも総合的に高評価です。ZIPPはグランツールでも良く見かけるし、速そうですよね。
ZIPP 303


 しかし特に気になったのはXeNTiSの方です、主に見た目で。XeNTiSはゼンティスと読むそうですが、これはオーストリアのメーカーだそうで、バトンホイールを主力商品としておりトライアスロンでは有名みたいです。メーカーHPによれば、さらに軽量なSquad 2.5というモデルがあるし、Silver Lineという上位モデルもある。前後バラバラでも買えるみたいだから、前2.5で後ろ4.2とかの異径にしてもいいかな~等と夢が広がりんぐでしたが、日本ではあまり聞かないメーカーで微妙に不安があり、二の足を踏んでいました。
XeNTiS Squad 4.2


 そうこうしているうちに、事の発端となったサイスポの評価、あれは信用できるのか?という疑いが。そもそも雑誌のインプレというものはスポンサーの意向が反映されるもので鵜呑みにするのは危険ですが、よく見るとシマノの評価が異常に低い。フルームはこれを履いてツールを勝ったわけで、そんなダメホイールなわけがないと思うんですよ。サイスポはシマノと喧嘩でもしたんだろうか?一方でFULCRUM Racing Zero Niteがアルミクリンチャーなのに異常に高得点で、LightweightやBora Ultraに匹敵しています。さすがにそりゃおかしくないですかね?
 疑い始めると止まらず、ゼンティスを買おうという勢いは止まってしまいました。これがつい先日のこと。

 カーボンホイール欲しい病が再発してから、ここに至るまで二ヶ月以上。散々右往左往した挙句、恐ろしいことに何一つ前進していません。困ったもんだ。

 そんな中、先日アルミディープのAura5に乗せてもらったことで、ディープリムを扱える脚力は俺には無いらしいと考え始めたわけです。そもそも主な戦場はヒルクライムなんだから、中途半端なことをせずエアロは軽視してひたすら軽さを求めるべきでは?

 そう考えて、シマノならC24、ボントレガーなら3D3、ジップなら202。各メーカーの最軽量モデルがいいよな、と俺の脳内でほぼ決定を見ました。しかしながらどのメーカーのホイールにするかは相変わらず未定のまま。


さて、ついこないだのこと。なんとなくネットを眺めていたらわいわいセールなるものをやってるじゃありませんか。こいつはY'sRoadの年度末在庫一掃セールでして、フレームやホイールなど大物がたくさん出ています。ホイールのリストを眺めていたら、やはりBoraやAeolus、ZIPPは人気があるのか軒並み売りきれ。

 ところがシマノのC24とC35がなぜかたくさん残っている・・・ほう。
 価格は海外通販に負けていない・・・ほほう。


あちこち行ったり来たりした結果、最初に目をつけたWH9000-C24-TUになりました。これを何というのでしょうね、初志貫徹?(違



まだタイヤが無くて走れないので、お約束の重量測定だけしておきましょう。


カタログ重量1151gに対して、前481g、後659g、合計1140g。
あ^~いいっすね^~

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