凡人日記(旧)

poco a poco でも成長を

昭和サクソフォーンオーケストラ第28回定期に行ってきました

2017年11月26日 | コンサートレポート
本日はこちらへ


プロはこちら

ソリストアンコールはガブルエルのオーボエ
アンコールは長生さんのセルマーキャンプ

仲良くしてくれている子が四年ということもあり、どうして今年ばかりは伺いたかったコンサート。
ソリストも松原先生であったので、合わせを調整してもらい何とか間に合った次第。


最後の白鳥はフルメンバーだったのか、大迫力ながら繊細な演奏、アレンジであった。
故に一曲目のフルメンバーで聴いてみたかったと感じた。

クープランはプレリュード、フォルラーヌ、メヌエット、リゴードンの抜粋。
中編成ぐらいであったが、果たして指揮の必要性はあったのかと感じた。
関西ではお馴染みのミ・ベモルなら普通にやってそうと思った。
箇所箇所に傷はあったものの、やはり名曲である。
そしてカルテットでも昨年、演奏したのだが、やはりこれぐらいかフルオケが声部のバランス的にも気持ちがいい。

ファンタジアはバックのオケもかなり上手く、見事にソリストを引き立てていた。
ソロは言うまでもなく素晴らしく、発音、音色、音程、どこをつついても隙がない演奏であった。
ここまでに素晴らしいソプラノ音を久しぶりに聴けてかなり興奮した。
せっかくなら20-30分ほど聴きたいとも思った次第。

休憩を挟み、スラヴはフルではないもののかなりの大人数で。
テンポの駆け引きが面白く、アレンジも惹かれる箇所が多くあった。
有村先生の指揮は初めて見たが、ぜひ尚美でも振っていただきたいと思った。

白鳥の湖は抜粋は忘れたが、情景やスペインの躍り、フィナーレと有名どころを挟みつつ、少しマニアックなところも。
全体的に技巧的な抜粋に見受けられたが、さすがの福本氏は歌いどころもばっちりと決め、飽きさせない演奏であった。


最近のサクソフォーンオーケストラというと、どうも大人数でド迫力が売りになっているように思うが、昭和はいつもヴァリエーションも豊富で、それぞれのクオリティが高く、大編成でも細部にこだわりが見受けられる。

これほどに来年が楽しみなコンサートも中々ないであろう。

コメントを投稿