週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2011年02・03号 感想

ハヤテのごとく

　連載300話。

　人気投票の結果は、１位から順に、ヒナギク、アテナ、ナギ、ハヤテ、マリアか。
　まぁ、大体そんなところだろう……、って感じの結果だな。
　次に人気投票をやる時は、ルカが上位に喰い込んで来るだろうか？


　本編はアテネが再登場？
　と言っても、夢の中だったり、幼女化していたり、何が何なのかよく分からないが。



マギ

　カシムはアリババと「同じ」になりたかったのか。
　王になろうとしていたのも、王族であるアリババとの「違い」を受け入れられなかったからなのね。

　以前、アリババが口にした「違いはない」という言葉を、ここに来て否定する下りは良かった。
　確かに、カシムの言う通り、能力、容姿、人格、人種、血統、階級。人間に「違いはある」よな。
　そして、カシムはずっと、自分を「クズ」、アリババを「崇高な何か」と捉え、苦しんでいた訳か。


　カシムの気持ちを知ったアリババは、人の数だけ“違い”がある事を認め、それを受け入れた。
　その上で、その「みんな」を幸せにしたいと考えるアリババの気持ちが、今度はカシムを揺り動かす。



　子供の頃からアリババと自分を比べ、不公平な「運命」に復讐しようと考えて来たカシム。
　だが、そんなカシムも、ようやく「他人」と「同じ」にはなれないのだと悟り、自らの行いを悔いた。


　黒いジンに亀裂が入り、遂にバルバッド編も決着の予感。
　作者が、「思考が複雑で本当に描きにくい人」というだけあって、カシムは面倒な性格だったなぁ。
　この性格を踏まえて、もう一度バルバッド編を読み直してみたら、楽しめそうだ。

　にしても、予想に反して、妹のマリアムは、全然話に絡まなかったなぁ。
　最後に『ルフ』として登場するのか、このまま空気で終わるのか？



鋼鉄の華っ柱

　真道、会社の乗っ取りに成功。
　しかし、資金が足りなくなってしまい、朝涼が弁当屋でバイトをする事に。
　会社経営開始かと思ったら、またちょっと意外な方向に進んだ。



史上最強の弟子ケンイチ

　少年探偵団。
　小学生の頃に読んだけど、１ページ目の章タイトルで犯人が分かる話があったなぁ。
　主人公達以外の探偵が登場して、そのままソイツが犯人だったヤツ。
　子供心にも、あのヒネリの無い内容は、ちょっとどうかと思った。


　あれ？
　本巻刑事、普通に帰って来た。
　連絡が取れないと言っていたから、誰かに拉致されているものだと。


「まずい！」
「また宇喜田が斬られる！」

　キサラと武田の、このセリフに笑った。
　宇喜田、もう前線に出ない方が良いんじゃ？
　それとも、千影の助力をキッカケに、これから開眼するのかね？


　新キャラ、「リミ」登場。



　……何、この媚びたキャラ？
　この作品に合ってなくね？
　個人的には、好きだけど。

　それに、ゴスロリというのも、どうかと思う。
　この格好で戦うのはおかしいし、着替えるならこの格好で登場する意味が無いし。
　個人的には、大好きだけど。

　セリフから察するに、拳聖の弟子なのかね？



神のみぞ知るセカイ

　栞は女神憑きの可能性濃厚か。
　まぁ、性格を考えると、桂馬に会いに来ない方が自然なキャラだしね。
　にしても、桂馬には一言も喋らなかったのに、栞の態度は分かり易いなぁ。

　一方、結は桂馬の事を覚えていない？
　にも関わらず、結から桂馬にアプローチを掛けて来るとは。
　実質、攻略時とは別キャラなので、展開が読めずに楽しみ。



はじめてのあく

　ジローのマント、ネジが緩むと形状が変化する仕様だったのか。
　キョーコは「ヨロイ」と言っていたけど、どちらかというとパワードスーツみたいだな。

　しかし、キョーコ、マントがヨロイになると、どうして「どきーん」なんだ？