OKKO HOUSE GUNDOG

イングリッシュ・セターのベルと、散歩をしながらドライシューティングを楽しんでいます。トライアルにも参戦しています。

番犬

2008-02-26 18:12:00 | 

<後姿がウサギみたいだったのでラビ>                   


今年は土竜(もぐら)に庭の芝生を荒らされずにすみそうである。
去年は本当にひどくボコボコの穴だらけにされてしまった。
何故だろうと考えてみたが、土竜の被害にあったのは去年だけである。
家を新築してから我が家の庭にはいつも番犬がいた。
ラブがいなくなって犬を飼うのはやめようかと思ったときもありましたが、やはり何か寂しく、「犬のいない寂しさは犬に慰めてもらうのが一番」と人の進めもあり、家族で話し合って連れてきたのが、クランバー・スパニエルのラビでした。
「お前本当にガンドッグか?」と思うほど動きが遅く、山に連れて行ったらどんな動きをするのだろう と楽しみにしていました。
こども達もとても気にいって可愛がってくれて、仕事から戻るといつもこども達と庭で遊んでいました。
しかし 連れて来てからたった3ヶ月、犬舎の中で悲鳴の様な泣き声を残して突然死んでしまいました。
これにはこども達のショックは大きく、二度と犬は飼いたくないと泣いていました。
私も死んだ原因を知りたくて、かかりつけの獣医さんとも話し合い、
「解剖すれば分かりますが、死んでしまった体に傷をつけるよりそのまま埋葬してあげたほうがいいのでは、突然死は大型犬に多いです」、と言うことでした。
それからしばらくは犬の話はしませんでしたが、あんな事があったこんな事があったと、子ども達から犬との思い出話が出るようになりました。
そして、ラビがいなくなって半年以上過ぎた昨年3月、雑誌に載っていたマロンのブリーダーのページをママに見せて、「こんな犬が輸入されているよ面白そうだね」と話していると、子供たちも「変な犬、ひげ生えてるの」と、興味を示し電話してみる事にしました。
結局家族で引き取りに行き、オスメスどちらにしようか決めていませんでしたが、子供たちが女の子がいいというのでマロンを連れてきました。
マロンが来てもうすぐ1年になりますが、「犬のいない寂しさは犬に慰めてもらうのが一番」を実感しています。


番犬にはなりませんが、土竜の番犬にはなっているようです。

猟野競技会

2008-02-17 18:05:36 | 

             <スタート準備>

全猟の千葉県支部春季猟野競技会を見学に行ってきました。
予定では本栖湖猟区で自然鳥を相手に行われるはずでしたが、今年は雪が多く、深いところでは50センチ以上あるところもあるそうで、開催できず変更になりました。対象は全猟登録犬のみなのでマロンは参加できませんが、勉強を兼ねて行ってきました。
競技部門:
<幼犬> ワン・コース 当日1.6歳未満(競技時間15分以内)

<若犬> ワン・コース 当日1.6歳以上3.0歳未満(競技時間15分以内)

<成犬> ワン・コース 当日3.0歳以上(競技時間20分以内)


競技方法:グラウンド・ワークのみ
各部門とも原則として部門ごとに分かれて2頭競技

審査基準:全猟審査基準に準拠する



<出番を待つ英セ飾り毛は尾だけ残してカットしてあります>

グラウンド・ワークというのは、犬にホイッスルなどで指示を出しながらコントロールして走らせる事で、ハンドラーの前をワイパーを動かすようにジグザグに走らせるのが良いとされています。
何か簡単なようですがこれがなかなか難しく、ダダ走るだけではなく鼻を使いながら走らせ、ブッシュの中であったり、山の斜面であったりするわけです。
特にブッシュの中は嫌がって入らない犬もいます。
全猟の富士で行われる大会は、場所が岩場で茨が多く、短毛の英ポより長毛の英セが有利といわれています。
今回の大会では英ポも多く走っていましたが、昨年秋の大会で英セばかりで英ポは1~2頭でした。


       <ハウンドの様に体を絞った英ポ>


次回大会は3月16日に行いますので、興味のある方は如何でしょうか?

場所は千葉県印西市・千葉ニュータウン周辺になります。

猟期

2008-02-16 17:30:22 | 
 
<鴨の猟場だった場所で、散歩コースでもあります>

猟期が2月15日で終わりました。一部の県では鹿や猪の場合に限って3月15日まで猟期が延長されています。千葉県でも延長の話が出たそうですが、銃の事故があった為見送られたらしいです。
以前写真の池では土地の持ち主を中心にして、近所の鉄砲仲間で小屋を立て、網を張ってカルガモを鴨寄せのおとりとして飼っていました。エサをまいたり、良く見えるように草刈をしたり、時には狸などにやられたりして随分大変だったようですが、趣味と実益を兼ねた鴨撃ちの為、といったとこでしょうか。
そして猟期に入ると写真を撮っている場所あたりにテントを張って隠れ、飛んできた鴨を撃つわけです。
私の父も仲間の一人で、何回か鴨はを食べた事があります。
天然鴨の肉は煮ても焼いても本当においしく、捕りたて鴨の内臓は臭みもなく塩コショウのみで味付けして、フライパンで焼いたものは大好きです。
しかし、ここでも高齢化が進み、私の父も鉄砲は辞めてしまいましたのでここ何年かは鴨も食べていません。

最近、捕鯨が話題になっていますが、捕鯨や狩猟はいけない事なのでしょうか。
私は若いときに、スキュウバーダイビングに凝っていた時期があります。
しかも、水中銃を使って魚を捕っていました。
三宅島や大島で潜る時は、猟師の人に頼んで船を出してもらい、その猟師の了解のもとでやっていました。
そこで教えられたことは、捕った獲物の供養を必ずしてやれという事でした。
どんな供養かと言うと、それはきれいに食べてやる事でした。
魚は刺身で食べ骨ごと焼いて周りに残った身を食べ、最後はだしに使ったりお茶やお酒をかけてしたしておき、それを飲み干すというもでした。
残るのは出がらした頭と骨だけでした。とにかくきれいに食べつくす事でした。
どんな生き物にも命があります。動物はダメだけれど魚ならいいとか、鯨はダメだけれど家畜ならいい、というのも変な話だと思います。
この議論に結論が出ることは無いでしょうが、尊い命を大事にして無駄や粗末にしないで供養を忘れないようにしたいものです。




ブーム

2008-02-10 15:59:30 | 

      <ちょっと長めの尾ッポが特徴のポルコ>

今アメリカではブルドッグが人気らしい。
テレビ番組の志村動物園のパン君とジェームスでおなじみの犬です。
英国で18世紀ごろ、雄牛(ブル)と犬を戦わせる見世物が流行し、牛に対抗できる犬として開発されたのがこのブルドッグです。
頭部が大きく、牛にかみ付けるようあごが大きく角ばっているのが特徴で、決闘が禁止されると、ブルドッグは番犬や愛玩犬となり、現在では強面とは裏腹に、非常に温厚且つおとなしい犬に変身しています。

日本で最初のブームは25年くらいまえのシベリアンハスキーでは無いでしょうか。
この頃、住んでいた近くにハスキーの有名なブリーダーがいて、仕事の関係もあり親しくしておりました。ドッグショーなどにも運転手を頼まれたりして、関西や東北など色々な所にも行っておりました。
そこにいたAMCHの交配量は○○○万円、子犬は○○万円でも飛ぶように売れ、今はなくなってしまった写真週刊誌にも、すごい見出しで大きく載ったのを良く覚えています。

次にブームになったのは10年くらい前のチョコラブではないでしょうか。
私が始めて飼ったのがこのチョコラブで、家を建てたばかりでお金は無かったのですが、あるブリーダーからキャンセルになった犬を、気持ち程度の金額で譲っていただきました。その頃は良く分からなかったですが血統も良く、父親はAMCHで、母親はムツゴロウ王国の血を引く犬でした。
性格はすばらしく、ブリーダーのしつけも良かったのでしょうが、4ヶ月で我が家に来ましたがもう大人ようでした。
マテ スワレ コイ トイレまで完璧でした。
唯一つ欠点が拾い食いで、生の大根や人参、時には獣はどの糞まで食べる事もありました。
極めつけは、田んぼの水路の中で死んでふやけて猫の死骸にかぶりついていた時にはショックでした。
結局この拾い食いが原因で、散歩中に何かの毒を食べて死んでしまいました。
この犬のこどもなら欲しいという人もいたので繁殖も考え、クロラブのメスも飼いましたが、一緒に死んでしまいました。ポルコ♂7歳ジーナ♀2歳でした。

その次はやはりチワワでしょう。
北アメリカにおいては最も古い犬種であり、アステカ文明の王族の時代から飼われていた、現状よりすこし大きい犬種の直系の子孫であると考えられています。
アメリカではCMに登場するタレント犬が話題を呼び、全米で最も人気の高い犬種の一つとなった事もあったようですが、ブームの沈静化とともに野良チワワが社会問題となった事もあったようです。
日本でもCMで人気が出てブームになり、子犬に1000万円の値がついたと言う話を聞いたことがあります。
しかし、無理な繁殖などによりかなり大きくなってしまう犬や、まったく別の犬種に見えるものなど色々問題も出たようです。


そして現在はMIXブームではないでしょうか。
子犬の出産情報欄にMIX欄があったりペットショップで売られていたりしています。しかもかなり高額な値がついていたりして。
イギリスでは盲導犬はゴールデンとラブのミックスが一番多いと聞いています。
ゴールデンの真面目な性格と、ラブの体力のいい所取りだそうですが、それらの犬は、盲導犬として素質を備えてもの同士の交配しているわけで、安易に行っているわけではないのです。
ラブラドゥードルなども、毛のアレルギーを持つ障害者向け使役犬としてもブリードされていますが、これもまた使役犬としての素質を備えている犬同士あることは間違いないのです。
普通の人が、普通に飼う犬は、普通の犬種ではダメなんでしょうか?

MIXのとんでもないブームが来なければいいのですが。








鳥猟系と獣猟系

2008-02-09 17:43:40 | 

           <林道を行くマロン>

ジャーマンポインターやワイマラナーなどを大陸系ポインターなどと云う呼び方をします。
基本はプーデルポインターなどのポインター種に、ウォータードッグやハウンド種などを交配して用途の広い犬種を求めて作出誕生しています。
ようは、何でもやってくれる犬がほしい訳で、とても贅沢なことでもある訳です。
しかし、この大陸系のポインターたちは見事にこれに答えてくれています。
獲物を探しポイントし、それがたとえ真冬の冷たい水の中でも文句も言わず回収して来てくれる、改めて犬のすごさを感じます。

そんな大陸系ポインターの中で、鳥猟系と獣猟系に分かれるようです。
獣猟に使用している犬が鳥にポイントしても飛び経たせてしまえば終わりですが、鳥猟に使用している犬が獣のニオイ興味を持ってしまうと、それを追いかけなかなか戻ってこなかったりして鳥猟に使用できなくなってしまうことがあるそうです。
英ポの中にも、ヤマドリ猟に連れて行くと、どうしても鹿など獣のニオイを採って追いかけてしまう、と言う話を聞いたことがあります。
そういった犬は、鳥のニオイよりも鹿など獣が好みなのでしょうか?
我が家のマロンもそんな一面を持っています。
先日 散歩に出かけると裏山の竹やぶでウサギに遭遇、それを見たマロンは追いかけまわし、しまいにはビーグルのようなすこし甲高い声で追い鳴きまで始めてしまいました。
10分ほどで戻って来ましたが、マロンも4つ足が好みなのかもしれません。
今日も午後から2時間ほど散歩に出ましたが、雉やコジュケイには出会えませんでした。
本当にいないのか、マロンが4つ足好みなって2つ足のニオイを採らなくなってしまったのか?
1歳を過ぎ、本性が出だしたのかも知れません。




専門誌

2008-02-03 14:44:00 | 


私は一応、社団法人全日本狩猟倶楽部という団体に入会しています。
今年は、英セをもう一頭飼って、フィールドトライアルに参加しようと思っていたからですが、財務省に拒否されてしまいとりあえずと言うか、今の所はガマンしています。
全猟誌は毎月届くのですがもう一つの専門誌、「狩猟界」にはどんなことが書かれているか気になっていたのでアマゾンで購入してみました。
両誌は、会員の用の本である為、書店では販売していません。
内容は、独自で行っている猟野競技会や射撃大会の開催予定や結果報告、県別の猟況広告や毎年問題になっている猟銃の暴発事故についてや、鹿や猪の解体方法などとかなり専門的な内容になっています。
強いて違いをと云うか感じた事を云うと、全猟誌は鳥猟系、狩猟界誌は大物猟系という感じがします。(狩猟界は1月号だけしか読んでいませんけれど)
あくまでも狩猟関係の本なので普通の犬好きな人が読んでもつまらないでしょうが、和犬で鳥猟なさっている人の記事や初めて見る犬種など、私のようなガンドッグ好きには興味あることもたくさんあり載っています。
本物のフィールド系のガンドックを探している方には子犬の紹介欄もありますので
一度購入してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、全猟誌のほうがたくさん載っていますし、血統書もこの団体の物になります。

しかし、狩猟をなさる人減少と高齢化で会の運営も大変のようです。

協力お願いします

2008-02-01 19:03:45 | 
近くに心臓移植しか助からない病気の8歳の男の子がいます。
朝、新聞を読んでママと話をした日に、この子の隣町に住んでいる同僚より話があり、会社でも募金お願いしてその同僚奥さん(小学校の先生)を通じて募金させてもらいました。
私にも7歳の男の子がおりとても人事とは思えません。
最近の、家族間の悲惨な事件が多いなか、小さな命を助けられればと思います。
ご協力お願いします。
「まさたかくんを救う会」
〒289-2169
千葉県匝瑳郡市吉田5856-1 平山ハイツ201号室
TEL0479-73-8611(受付時間10:00~17:00)
まさたかくんを救う会