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(園内、沢の池と唯心山から岡山城)
今日の後楽園は暑かった!
日曜日というのに後楽園園内はご覧の通り・・・
今月から駐車場が有料化されたこともいくらかは影響しているのかも知れないが、それにしても日本三名園の一つ、岡山後楽園の園内には人影をさがすのに一苦労・・・
七月七日のたなばたは過ぎたけど、今日は定例の「後楽園お庭茶会」の一つ『たなばた茶会』に行ってきました。
会場は、園内入口に近い鶴鳴館でした。
ここは、かっては賓客接待の準備をしたり、御用係の控えの間に使われた所です。現在は結婚式披露宴をはじめいろんな催しに使われています。
七夕飾りを立てて、ゆかた姿で茶道部の学生さんがお迎えしてくれます。なお、この「後楽園お庭茶会」は地元の某女子大(最近共学になったんだ)の茶道部が中心となり開催されています。今日は、この猛暑、お客様が少なくちょっぴり可哀そうでした。受付を済ませると織姫さまと彦星を模った可愛い茶券を頂きます。
ただ、茶会の会場が本館の控えの間を使用していたため、空調設備がありません。(奥の広間にはエアコンがあるのに・・・)
これぞ、今流行りの「省エネ」茶会だったのだ!
会場、床の間には、当地の有名な禅寺、曹源寺、原田正道老師の書による『葉々起清風』の軸と季節をあしらったお花と蛇の目傘の香炉がしつらえてありました。
早速、半東さんの床の間、茶道具の説明があり、お点前さんがお抹茶の準備をしてくれます。
本日のお菓子は季節感たっぷりの水菓子でした。
(お菓子、涼しげな水菓子ですが、ちょっと取りにくかった・・・)
そして、お点前さんが点ててくれたお抹茶を頂きました。
茶碗はガラス製のちょっぴりめずらしい感じでした。銘を尋ねたら、別段格別の銘はないそうで、一般にギヤマンと呼んでいるそうです。なるほどな~ギヤマンか、と思わずにっこり。
とにかく、猛暑でエアコンなしの茶席は、吹き出す汗をふきふきの茶会となり、半東さんの「七夕」の女子大生らしい解説も半分は上の空で、早々に退散してきました。
でも、やっぱり、お茶会の雰囲気、日頃のモヤモヤを忘れさせてくれる癒しのひと時には変わりありません。みなさまも機会があればこういった席にもどうぞ・・・
(私が知らないだけなのかもしれませんが)
私なんかは慣れないものだから茶室に入る緊張してしまいます。
でもこれがいいんですね
暑い時に熱い抹茶を飲む。私も飲みたくなりました
ガラス製のお茶碗、最近お抹茶を冷してお出しすることがありますよね。
そんな時には時々使われてようですね。
でも「ギヤマン」とはよく云ったものです。
茶道の元祖、「利休」さんの時代にはクーラーなんか無かったから、暑い茶席は当然かも、、、です。
読んでいるだけで暑さが伝わってきますぅぅ
後楽園、緑が綺麗だけど日陰がないですね・・・
暑くても、よい気分転換になられたのはよかったけど、一歩間違っていたら熱中症になりそうな。
次のお茶会は秋ですか?
暑そうですが・・
昔の木陰は、もっと涼しかったのでしょうが・・。
後楽園は芝生の日本庭園というのが特徴なんですよ。だから木陰はどちらかと言えば少ない方かな・・・
次回のお茶会、いつも学生さんが1週間ほど前にメールくれるので・・・
秋には大学祭のお茶会が大学構内の茶室使って開かれるはずだけど・・・
この写真には写ってないけど、後楽園には「花葉の森」というこんもりと樹木の茂った森があって、その中に「茂松庵」という茶室があるんですよ。
でも、そこは小さな茶室だからお庭茶会のような大寄は出来ないんです。
パピーは時々その茶室でお抹茶を頂きます。
また、いつかブログで・・・