歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 

「チャイハナ」=中央ユーラシアの町や村の情報交換の場でもある茶店。それらの地域を含む旧ソ連圏各地の掲示板を翻訳。

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“ピーター=フランクルになりそびれた男”の母国での評判(5)

2010-01-14 22:42:11 | トルコ関係
→(4)からの続き

“Yahoo知恵袋”で、ミキプルーンのマルチ商法の仕組みと“キャンペーン旅行”について、より具体的に分かる書込みがありました。

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「ミキプルーンを食べて1年あまりですが12セット20セット40セット40セット...」

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211588872


ミキプルーンを食べて1年あまりですが12セット20セット40セット40セットと買いました営業所になりとやすくなりますからということから買いましたがまだなりません。どうなってるんでしょうか?

三木商事の製品はとても体に良いからと勧められ1年あまり食べました。

※この人は知人と同じくらいの量のミキ製品を購入したにも拘わらず、その知人のみが組織の中で“会員”から“営業所”へと昇格し、自分自身はヒラ“会員”のままなのが不満で仕方が無いらしい。とりあえず、読点が無くて非常に読みにくい文章なので、途中は省略。

製品については良いとは思いますけれども良い製品なら消費者がみな同じ価格でなければとおもいます。いかがですか? おかしいとおもいませんか?これではネズミ講と変わりがないように思います。

良い製品ならば本当に消費者にきもち良く食べられるよう会社は方針を見直す必要があると思います


・ベストアンサーに選ばれた回答


ミキプルーンは「連鎖販売取引」(いわゆる『マルチ商法』です)で販売されています。仕組みは「ねずみ講」と似ていますが、法的には別物になります。

一般人→会員→営業所→代理店というランクがあり、それぞれ商品の購入代金が違います。

会社が代理店に商品を卸す時は定価の40%くらい。代理店が営業所に販売する時は定価の50%前後。営業所が会員に販売する時は定価の60~70%・・・だったと思います。

会社が取引するのは代理店のみで、それ以降の商品販売については全てを代理店が仕切り、会社は全く関与しません。

少し前の話ですが、一定期間に規定数以上の商品を買えば営業所になれると聞きました。詳しい数字はそのお知り合い(たぶん代理店でしょう)に訊くのが早いと思います。

代理店を対象にしたキャンペーンというものがあります。一定期間(3ヶ月程度)に500セットとか700セット以上を売り上げれば、海外旅行に行けるんです。そのために代理店は必死で売り込むわけです。あなたは単に「カモ」にされているとも思えるんですけど、どうでしょうか?

会社が販売方法を変えることは無いでしょう。この方が儲かりますから。代理店のみが取引相手で、商品さえ代理店に回せばあとは勝手に売ってくれるんです。会員や営業所の返品も代理店が処理します。代理店は代理店資格との絡みもあり返品することがほとんどないため、会社は損をすることがありません。

それにキャンペーンなどがあれば、一つの代理店で短期間に多数の(少なくても1,000セット、多ければ1万単位のセット数)商品を買い込むことがあるんですから、方針転換などするわけがありません。

末端の消費者のことを考えている姿勢に見えますか?

同じレベルの品質で、妥当な価格で買える商品はドラッグストアでも通販でも数多く揃っています。一度に何十セットも買わなければ安く買えない商品より、最初から納得できる販売方法と価格の商品を買った方がいいと思いますけど。
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“会員”に商品を売ることのできる“代理店”やその下の“営業所”は三基商事の一部というわけではなく、法的には独立した“個人事業主”という扱いになるようです。つまり、“代理店”から一般会員に至る現行のマルチ商法ネットワークは、三基商事からしてみれば“卸値”を市場の動向とは関係なく高めに設定でき、かつ何らかの不具合があった場合はそのリスクも回避できるという点で、実に都合の良いシステムらしい。

でもって、Wikiの“三基商事”の項の説明によれば、そのネットワークの中でビジネスとして儲かるのは“代理店”のみで、“営業所”のままだといくら頑張っても採算が取れないようです。

Wikiの“三基商事”の項より引用↓

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その為、ビジネスとして成り立つ収入レベルである「代理店」になるまでに、現在ではだいたい加入して5~10年かかるのが普通である。また、当然のことながら、代理店を目指した者が、全て代理店になれるわけではなく、仕事とするには採算が取れないことを承知の上で何年も活動し続ける者が多いのも他の連鎖販売取引企業とは一線を画する現象である。
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そして、“営業所”から“代理店”に昇格するためには、規定の数の商品を売り上げることもさることながら、直属の“代理店”の推薦に左右される部分が大きく、非常に難しいのだとか。

諸々の問題企業への苦情を集めたサイト”苦情の坩堝”より↓。

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http://www.sos-file.com/sossos/m_mikip2.htm
三基のシステムでは、ビジネスとしてやる場合、まず一般会員から営業所になり、最終的に代理店になることを目指します。営業所には、一定期間に規定の数の商品を買えば誰でもなれますが、代理店になるにはいくつかの規定があります。三基では、代理店しか商品を仕入れることができませんし、商品出荷の権限も代理店にしかないので、代理店にならなければ儲からないのです。

で、その代理店になるにはどうしたらいいのかということなのですが、まずどこかの代理店の下で営業所の資格を得、一定の売上を上げたら、その上位代理店が会社に推薦状を書き、代理店昇格試験(これは名目上のものらしいです)に受かってはじめて代理店になるのです。

ただし、この売上実績というのが非常に曖昧で、一応のガイドラインはあるものの、それ以下では絶対にダメというわけでもなければ、それ以上あったら自動的に代理店なれるわけでないのです。一番のポイントは、自分の親代理店に推薦状を書いてもらえるかどうかにかかっているのです。これを書くか書かないかは全て代理店の胸三寸で決まります。

これが、一種の徒弟制度に近いもので、一度付いた代理店と合わないからといって、他の代理店につくことは禁止されています(これはものもと代理店同士が有力営業所を取り合うようなトラブルを避けるための決まりみたいです)ので、代理店に昇格したい営業所は、親代理店のどんな無理難題も聞き入れなければなりません。無理難題とは、言わずとしれた商品の大量購入(代理店への多額の金銭の受け渡し)です。
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それはともかく、上述の“Yahoo知恵袋”の書込みで気になったのは、この↓部分でした。

>代理店を対象にしたキャンペーンというものがあります。一定期間(3ヶ月程度)
>に500セットとか700セット以上を売り上げれば、海外旅行に行けるんです。その
>ために代理店は必死で売り込むわけです。

例の“キャンペーン=研修”旅行というのは、そのマルチ商法ネットワークを束ねる各地の“代理店”に勤労意欲を高めさせるための“報奨旅行”みたいなものなのか?

それについては、同じく“Yahoo知恵袋”にさらに詳しい書込み↓がありました。

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ミキプルーンの海外研修について
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1223307212

代理店や営業所ではないただのミキ会員でも海外研修に参加することは可能なのでしょうか??去年義理の母がヨーロッパの海外研修に参加してきました。

2chで海外研修に行けるキャンペーンは2・3・4月で最低でも480セット(230万円相当)を購入すればいけると書いてありましたが、それって代理店や営業所がそれをクリアすれは、その自分の下の人たちを連れて行くことができるようになるのか、個人個人で最低480セット購入した人のみが行けるのかが知りたいです。

(以下略)


ベストアンサーに選ばれた回答

海外研修旅行は、営業所を対象にしたものですので、ミキ会員では参加できません。キャンペーンに乗るには、その前に営業所の資格を取得しておくことが必要です。現在の取得基準は3ヶ月で60セットです。

昨年のヨーロッパ(ドイツ)旅行は、一昨年の春のキャンペーンの通年型(600セット)だと思います。通常の、2、3、4月の3ヶ月で480、540セットではなく、2月~翌年1月までの12ヶ月間に600セット分、金額にして297万円です。

600セット分を毎月コンスタントに出荷すると、月平均50セットとなり、金額にして247500円です。毎月50セットを自分で消費するか、傘下の会員に販売してさばければ特に大きな問題はないでしょう。ただし、売れないと、代金だけ支払い済みにし、実績を維持し、商品は未出荷のまま預け在庫にしておく場合が多いのです。

参加者は、各自がそれぞれ営業所になり、それぞれが480以上の実績が必要です。 けっして、上の人の実績で下も参加可能などと甘いものではありません。しかも、これだけ購入させておきながら、招待旅行ではなく、きちんと十数万円の普通の旅行代金を参加費として支払って行くのです。

お義母様は、自分は営業所ではなく、ミキ会員で、しかもそんなに大量に買ったわけではないと仰っているのですか?キャンペーン旅行に参加する人の中には、健康食品を何百万円分も買ったことを家族に言えず、営業所になったことも隠したい人がいます。

ミキは、購入した在庫を全て自宅に引き取る必要のないシステムなため、手元に少ない(山積みされていない)為、家族もまさかそのようなことになっていると最後まで気づかない場合が多いのです。

このままずるずる続けていけば、また今年もキャンペーンに誘われることになり、お義母さんか亡くなる時は、あるはずと思っていた預貯金が全部ないということも考えられます。ご主人と相談して、早く手を打つことをお勧めします

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また、前述のサイト“苦情の坩堝”ではこんな↓ことが.......

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http://www.sos-file.com/top.htm
>私の知り合いは、たぶんミキの関係で海外に行ったらしいのですが、

これは720セットのキャンペーンにのった、と考えてよさそうですね。 旅行代金の負担金額が多くなるそうですが、540セットというコースもあるそうです。一人100万円相当(と三基は言っている)の旅行が720セットだと10万円、540セットだと20万円だそうです。 2~4月までの三ヶ月間でこのセット数を達成した人が上記の金額を負担して研修旅行に参加する権利を得られるとのことです。

各代理店は、自分のダウンを何人このキャンペーンに参加させることができるかを競うわけですから、必死になって買わせます。

※傘下にある“営業所”のことらしい。

お金を持っている気の弱い老人をターゲットに、家に上がりこみ、相手が根負けするまで決して動きません。最後には、通帳を持たせて一緒に銀行まで行き、代理店の口座へ入金するところまで面倒を見るので逃げられません。

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なるほど。 件の“研修=キャンペーン”旅行の直接の対象となるのは、“代理店”よりもむしろ、“営業所”の方らしい。それも、売り上げ”というより“買い上げ”に対する報奨といった感じですね。もし彼らに傘下の“会員”がいなければ、何百万円か分の在庫を自分らで消費するしかないという….。

一方で、その上にある“代理店”は旅行に参加させた“営業所”の数だけ組織内での株が上がり、かつその分のマージンも入ってくるというわけです。

しかもその上で、(一般のツアー旅行に比べれば多少安いとはいえ)旅行の参加費まで払わねばならないとしたら、“営業所”の人たちは本当に損ばかりではないか、と第三者の目には見えてくるわけですが、彼・彼女らがそれほど熱心に“研修=キャンペーン”旅行に参加したがる理由は何なのか?

“代理店”の意に沿わないと将来昇格できないというビジネス上の理由もあるんでしょうが、それだけでもないらしい。

というのも、前述のwikiの記述にもありましたが、“三基商事”の商法が“アムウェイ”など他のマルチ企業のそれと違うのは、その“健康イデオロギー”にあるようなのです。

三基商事が扱っている商品は主に“ミキプルーン”等の健康食品であり、その販売活動は当初から“健康増進活動”と絡めて展開されていたとのこと。会社側はその手の啓蒙セミナーを頻繁に開いており、ビジネス云々に関心のある人よりも、自らや家族の健康に問題を抱える人々が取り込まれることが多いのだとか。

それ故に、末端の“営業所”とか“会員”とかいった人々の中には、自分らがマルチ商法の一端を担っているという自覚は無く、日本人をもっと健康にするための社会活動か何かをやっているような感覚で、周囲に三基製品を売っていたりもするらしい。そうした人々にとっては、“キャンペーン=研修”旅行への参加というのは、一種のステイタスなのでしょう。


 →(6)に続く
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1 コメント

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Unknown (裸族のひと)
2010-01-18 00:21:16
>それ故に、末端の“営業所”とか“会員”とかいった人々の中には、自分らがマルチ商法の一端を担っているという自覚は無く、日本人をもっと健康にするための社会活動か何かをやっているような感覚

マルチやマルチまがいの販売システムの会社には”健康推進教(狂)”信者が多いですよね。もしこれが一般の営業職なら法に触れる営業トークは控えるでしょうが、”信者”には誇大に宣伝する事は良い事だと信じているから始末に悪いよ。
そういえば昔、名古屋(金山)の駅で”手かざし教”信者がバス待ちのひとに「手かざしで貴方の血がサラサラになって癌にもならなくなります」とか言って寄ってきてウザかったのを思い出したw

今回の記事で気になったので私もググってみたら、こんなのが有った。

ミキプルーンはどうなの? 三基商事②

463 名前: 名無しさん 投稿日:2008/06/14 08:04
大手有名企業はいろいろあったとしても、自浄作用が働くからね。ミキみたいに、『腐れ太り』(笑)しない。ミキは完璧プチ北朝鮮だ。

464 名前: 名無しさん 投稿日:2008/06/14 10:58
北朝鮮かぁ・・まさにそのとおりだな。組織図はまさにそんな感じかもな。金正日バッチつけている奴とミキ洗脳者は大して変わらないよな。
上(三基)が何より一番正しくて、その為なら何の犠牲も構わない。私達は正しいって。私達は素晴らしい事してるって。

465 名前: 名無しさん 投稿日:2008/06/14 11:07
ついでに上の張本人が責任とらないこともそっくり。違法な勧誘(拉致)は一部の代理店(過激な党員)が行なったことで、社長(金総書記)は知らなかった。

466 名前: 名無しさん 投稿日:2008/06/14 12:04
↑すげぇ。まさしくその通り。三基(洗脳国家)は。
『ミ~キ~のゆめぇぇぇっぇっえっ(皆大泣き)』
という国歌もあるし。テポドンあったらどうしよう???

468 名前: 名無しさん 投稿日:2008/06/14 12:28
「ミキの夢」のサビの部分は、おお♪プルーン、プルーン、ミキプルーン♪いうのですが、歌詞が信者の誰かで、作曲は結構有名な作曲家に依頼して作った歌だったときいています。
キャンペーン旅行の最後の集会や、エクセランドの最後にみんなで立ち上がって、隣の人と手を繋ぎながら歌うのがマナーのようです。
普通の人にはキモイですが、寂しい人は、こういうことが仲間との一体感を強め、心の隙間を埋めてくれるみたいです。ミキにはまる理由は人それぞれですが、寂しさや不安感が根底の理由にある人が多いです。(´A`)



・・・やれやれだぜ。┐(´д`)┌
こんな連中に引っかかったら、イデオロギーというよりも、もはや「呪い」に掛かったという方が正しいような感じだなー。

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