ある対話・その1。8月13日夜。
私たち 「明日の夜、城屋の雨引神社の揚松明のお祭りに行きたいんですけど、何時頃から始まるんでしょうか? タクシーで行った方がいいですよね?」
ホテルのフロントの人々 「ええ? 昔、一度だけ行った時には、深夜0時頃からやってましたよ・・・」 「お待ち下さい。調べてみます」
とインターネットで調べてもらい、差し出された印刷された紙が、これ というのが微苦笑を誘う。
(事前予習では、ここでは調べてないの。ここ以外にも、良いサイトさんや記事がありましたから)
「高村薫の小説「神の火」の舞台としても使われた。」の一文があり、「おおっ!」と心の中で叫ぶ。
ある対話・その2。8月14日夜。
私たち 「これから城屋の雨引神社に行きますので、タクシーを呼んでいただけますか?」
昨夜の人と違う、ホテルのフロントの人々 「そんな秘境へ行かれるのですか!?」
秘境!? 秘境って何だ、秘境って(苦笑) ・・・まあ、確かに秘境でしたが。
タクシーで約20~30分。近づくにつれ、聞こえてくる若々しい掛け声と太鼓の音に、どきどきと高鳴る小さな胸の心臓の音。(←すみません、半田さんチックにしようとして、失敗しました)
タクシーの運転手さんも「揚松明を見たことがない」というので、メーターを止めてもらってお付き合いしていただきました。ありがとうございました。
タクシーを降り、まばゆい星空の下、徒歩約3分。雨引神社に到着です。
(※夜に撮影するのは慣れておりませんので、かなり下手な写真ばかりです。故意に、サイズも小さくしました。ご了承下さい。もっと精進します)
高野川に面した神社前の参道は、人の波だった。 (旧版『神の火』p19、新版『神の火』(上巻) 文庫p24)
私たちが到着した時は、身を清めた氏子さんたちがおみこしを担いで、この道の奥から橋を渡って、一枚目の写真に映っている鳥居をくぐって境内へ入って行ったところでした。
すでに人垣で埋まった境内前の橋には、近づけなかった。江口は、少し離れた川縁の手摺りに腰を下ろした。 (旧版『神の火』p19)
すでに人垣で埋まった境内前の橋には近づけず、江口と島田は少し離れた川縁の手すりに腰を下ろした。 (新版『神の火』(上巻) 文庫p25)
多分この写真の辺りに、江口さんと島田先生はいたのでしょう。
それでは境内へ入って行きましょう。
威勢のいい掛け声とともに、氏子さんたちが太鼓を順番に叩いています。
フラッシュ有りとフラッシュ無しの連続撮影で。雰囲気が変わりますねえ。
氏子さんたちは、声を聞く限り、かなり若い人たちばかり。
最初「これが揚松明か!?」と思ったことは内緒です(笑)
太鼓と掛け声の響く中、これだけは忘れてはいけません。お参りをしなくては!
これもフラッシュ無しとフラッシュ有りの撮影で。フラッシュ無しの方が、幻想的? でもフラッシュ有りにしないと、周囲が分からないですよねえ。うーん、難しい。
お賽銭を入れて、
「念願かなって、ここまで来ることが出来ました。ありがとうございます」
と手を合わせ、心の中で感謝のお祈りを。
いや、もう、本当にここまで来ることが出来るとは・・・「感無量」という言葉は、こういう時のためにあるのですね。
境内に電柱ほどの高さに掲げられた一本の松明があり、 (旧版『神の火』p18、新版『神の火』(上巻) 文庫p24)
周囲の樹木に匹敵するほどの高さ約15~16メートルの松明が、待っています。
(雨も雪も降っておりません・・・多分、空気中の埃だと思います。ごめんなさい、これしかマシな写真がなかったの~)
・・・つづく。
私たち 「明日の夜、城屋の雨引神社の揚松明のお祭りに行きたいんですけど、何時頃から始まるんでしょうか? タクシーで行った方がいいですよね?」
ホテルのフロントの人々 「ええ? 昔、一度だけ行った時には、深夜0時頃からやってましたよ・・・」 「お待ち下さい。調べてみます」
とインターネットで調べてもらい、差し出された印刷された紙が、これ というのが微苦笑を誘う。
(事前予習では、ここでは調べてないの。ここ以外にも、良いサイトさんや記事がありましたから)
「高村薫の小説「神の火」の舞台としても使われた。」の一文があり、「おおっ!」と心の中で叫ぶ。
ある対話・その2。8月14日夜。
私たち 「これから城屋の雨引神社に行きますので、タクシーを呼んでいただけますか?」
昨夜の人と違う、ホテルのフロントの人々 「そんな秘境へ行かれるのですか!?」
秘境!? 秘境って何だ、秘境って(苦笑) ・・・まあ、確かに秘境でしたが。
タクシーで約20~30分。近づくにつれ、聞こえてくる若々しい掛け声と太鼓の音に、どきどきと高鳴る小さな胸の心臓の音。(←すみません、半田さんチックにしようとして、失敗しました)
タクシーの運転手さんも「揚松明を見たことがない」というので、メーターを止めてもらってお付き合いしていただきました。ありがとうございました。
タクシーを降り、まばゆい星空の下、徒歩約3分。雨引神社に到着です。
(※夜に撮影するのは慣れておりませんので、かなり下手な写真ばかりです。故意に、サイズも小さくしました。ご了承下さい。もっと精進します)
高野川に面した神社前の参道は、人の波だった。 (旧版『神の火』p19、新版『神の火』(上巻) 文庫p24)
私たちが到着した時は、身を清めた氏子さんたちがおみこしを担いで、この道の奥から橋を渡って、一枚目の写真に映っている鳥居をくぐって境内へ入って行ったところでした。
すでに人垣で埋まった境内前の橋には、近づけなかった。江口は、少し離れた川縁の手摺りに腰を下ろした。 (旧版『神の火』p19)
すでに人垣で埋まった境内前の橋には近づけず、江口と島田は少し離れた川縁の手すりに腰を下ろした。 (新版『神の火』(上巻) 文庫p25)
多分この写真の辺りに、江口さんと島田先生はいたのでしょう。
それでは境内へ入って行きましょう。
威勢のいい掛け声とともに、氏子さんたちが太鼓を順番に叩いています。
フラッシュ有りとフラッシュ無しの連続撮影で。雰囲気が変わりますねえ。
氏子さんたちは、声を聞く限り、かなり若い人たちばかり。
最初「これが揚松明か!?」と思ったことは内緒です(笑)
太鼓と掛け声の響く中、これだけは忘れてはいけません。お参りをしなくては!
これもフラッシュ無しとフラッシュ有りの撮影で。フラッシュ無しの方が、幻想的? でもフラッシュ有りにしないと、周囲が分からないですよねえ。うーん、難しい。
お賽銭を入れて、
「念願かなって、ここまで来ることが出来ました。ありがとうございます」
と手を合わせ、心の中で感謝のお祈りを。
いや、もう、本当にここまで来ることが出来るとは・・・「感無量」という言葉は、こういう時のためにあるのですね。
境内に電柱ほどの高さに掲げられた一本の松明があり、 (旧版『神の火』p18、新版『神の火』(上巻) 文庫p24)
周囲の樹木に匹敵するほどの高さ約15~16メートルの松明が、待っています。
(雨も雪も降っておりません・・・多分、空気中の埃だと思います。ごめんなさい、これしかマシな写真がなかったの~)
・・・つづく。
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