映画「黄金を抱いて翔べ」 ３回目の鑑賞

今回は日本語字幕版を鑑賞のため、なんばパークスシネマへ。
「ああ、こんなこと喋ってたのか」と不明な点が分かって、収穫大。

関西圏の字幕版を上映する映画館では、18～19日で催されてます。
ところが全部の上映で字幕版があるのかと思ったら、５本の内２本だけ。
ゆっくり眠りたい日曜日だけど９時前に起き、昨日の雨で干せなかった洗濯物を干し、朝食兼昼食を済ませて出かけました。

映画では存在をカットされたミエちゃんが飛び込んだ御堂筋線なんば駅からなんばパークスシネマまでは、早歩きの大阪人でも10分はたっぷりかかるんだよね。
入口に高さ３メートル近くはありそうな特大の「黄金を抱いて翔べ」の宣伝ポスターがあり、目の高さ付近に「チケット完売」の張り紙。「は？」とよくよく見たら、現在公開中の某アニメが本日分は完売した、と。
紛らわしいんじゃー！

今回は真昼間の12:10回の上映だったので、100人いたかいないかというところ。
たまたま両端が無人だったのでゆったり見ることができたけど、近くに座ってた10代後半と思しき女性グループが、携帯電話をずっと光らせてるわ喋るわで、マナー違反しまくり。目の端でチラチラ光ってるから鑑賞の邪魔！　何度怒鳴りたくなったことか・・・！

さて、気を取り直して雑感を。
今回は前もってポイントを絞って観ようと思っていたので、その点についてだけ。順不同。

・なんでポストカードが「エロス全開拳銃握ってるモモさん」でなくて「豆腐屋モモさん」なんだろうか。前者だったら、私は間違いなく３セットは買ってたね！　だけど俯いてるモモさんも捨てがたい、か・・・。

・字幕で確認。「運命だろ」が正しかった。
ついでに野田っちの鏡に向かって叫ぶ前の台詞は「俺の方がえらい」だった。

・北川兄の「よろしく　先生」の台詞、金八先生を思い浮かべたのは私だけではないと思う。なぜなら浅野さんは「金八先生」シリーズ３に出演していたからだ。こんな台詞、金八先生でも言ってそうやん？　言わずもがなだが、末永役の鶴見辰吾さんも最初の金八先生に出演。

・これも字幕で判明したが、キング初登場の辺りで結構(内容的に)危ない台詞がバンバン飛び出てて、そういう世界にかかわりの無い人間には刺激が強いわ。

・「幸田さん、結婚しはらしませんの？」と北川妻に問われた幸田さんの表情。虚をつかれたとか不機嫌になったとかではなく、ただのぶっきらぼうな感じの返答だったか？　残念ながら脳裏にモモさんが浮かんだ、とかではないな、あれは。

・成人男性がおたふくかぜになっても子供は作れる場合もあるから、「二人目は誰の子？」と目くじら立てんでもと思うんだが・・・。素直に北川兄との子供でええやん？　それを見込んで、映画オリジナルで北川夫婦のセックスシーンを入れたんじゃないの？（小説にはこのシーンはない）

・幸田さんと出会ってから変わっていくのはモモさんだけではなく、春樹もだね。生まれ変わるというか成長していくというか、少年期から青年期への変化を見事に演じてた溝端くん。
幸田さんへの気遣いが現れている、湿布を貼る手つきは、今回はじっくり観ましたよ。

・幸田ママが教会で神父といちゃいちゃラヴシーンをやってましたが、神父の後ろ姿・・・あれはやっぱり西田局長なの？　ジイチャンの聖書に挟まれてた写真の格好からすれば、あの首の太さは西田局長でいいのか？

・撃たれてからのブッキー幸田さんの表情の一つ一つ、目が離せない。観客にもいろいろと想像させることが多いと感じる。井筒監督も手ごたえを実感して、ゾクゾクしたんじゃないかと思う。
しつこいくらい記すけど、ブッキー幸田さんは本当によかった♪