行く手には千本松大橋のループがあった。そのループを猛スピードで回って上り切った橋は、木津川の上空を渡って伸びており、車窓の後方はさっきまで見えていた海辺の製鉄所の広大な夜警と漆黒の大阪湾だった。 (『李歐』p238~p239)
私たちは上記の描写の逆ルートを辿りました。ですからこの写真のループは、李歐とカズぼんの車が千本松大橋を降りたところになります。
南津守2丁目でバスを降り、バスはそのまま千本松大橋へ。・・・まさかバスがそのまま橋を渡って行くとは・・・!
しかし私たちにはちょっとした目的があったのです。それは木津川を渡船で渡ること!
大阪には、無料で利用できる渡船があるのです。その一つ、千本松渡船場で木津川を渡って、「擬似・李歐体験」(なんやそら)をしようと考えていたのでした。
木津川を運行する渡船が、これ。
渡船場には、船が運行する5分前に到着したので、千本松大橋と木津川を思う存分撮影することが出来ました。
木津川は次に回して、今回は千本松大橋を。
描写通り、上空を伸びている橋。走ったら気持ちいいだろうなあ。
千本松大橋を駆け抜けて木津川を越えていく軽四輪は、しばしの間、男二人の歌声ではちきれそうになった。 (『李歐』p258)
これは拳銃を奪った後の帰りの部分。私たちは「帰り」のコースに沿って、大阪湾付近の地どりを決めました。
これは渡船に乗っている最中に撮影。1枚目の写真と同じループなのですが、角度を変えてみると、また面白いですね。
約2分かかるかかからないかで対岸に到着。
しかしまあ、でっかい橋だった!
きれいな橋ですね。見とれてしまいました。写真で満足です。
千本松橋渡船場といい、尻無川の甚兵衛渡船場といい、よい思いつきですね。
sougennさん、こんばんは。
>この橋を前回はバスに乗ったまま渡りました。
そうなんですか。橋の上から見る景色は、また違ったものなんでしょうね~。いいなあ。
>きれいな橋ですね。
フレームに全て収めるのは難しい! それが残念です。