あるタカムラーの墓碑銘

高村薫さんの作品とキャラクターたちをとことん愛し、こよなく愛してくっちゃべります
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本日の「朝日新聞」朝刊

2017-10-04 23:09:00 | 何となく、タカムラー気分(お知らせ含む)
に、(混沌の正体 2017衆院選:2)権力ゲームとなった政治こそ「国難」 高村薫さん が掲載されました。

選挙投票前に必読です。 あまりの的確さに、ぐうの音も出ません。

***

私見ですが、安倍晋三という人間は、自分の祖父(岸信介)が叶えられなかった事柄や夢をやり遂げたいという、ただそれだけのために政治の世界に身を置いているように思える。

岸信介からありとあらゆる妄想を吹き込まれた、出来の悪い岸信介のコピー人間みたいだ。 つまり「安倍晋三」という自我、自身がないのだな。

岸信介はA級戦犯だったから、汚名を雪いで名誉回復したいと思ってるのかな。 祖父が出来なかった憲法改正をやり遂げて、祖父を超えるのが一番手っ取り早いと考えたか。

なんて単純。 なんて短絡的。

そのためだけに、振り回される私たちの身にもなれよ・・・なんて言っても、馬の耳に念仏なんだろうな。



2 コメント

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同感です。 (mako)
2017-10-05 11:55:08
私も一族の妄執のようにしか感じられません。
自国の軍隊、憲法改正、統制経済・・・。岸は社会主義の思想も持っていたらしいですが、現在の周囲の国を見るにつけ、社会主義と独裁は親和性が高いと思ってしまうので、岸のコピーのあの人に任せていたら、いずれあんなふうになってしまうんではないかと怖ろしいです。
とはいえ、緑のたぬきのおば様は、もっと右だしなあ。
今回の選挙、リベラルの逆襲となればいいのに、と思うのですが・・・。
makoさんへ。 (からな)
2017-10-07 23:46:07
こんばんは。
先日の朝日新聞で、池澤夏樹さんのエッセイで、

「この数年間、安倍晋三という人の印象はただただ喋るということだった。枯れ草の山に火を点けたかのようにぺらぺらぺらと途切れなく軽い言葉が出てくる。対話ではなく、議論でもなく、一方的な流出。機械工学で言えばバルブの開固着であり、最近の言い回しを借りればダダ洩れだ。
 安倍晋三は主題Aについて問われてもそれを無視して主題Bのことを延々と話す。Bについての問いにはCを言う。」

引用元 → http://digital.asahi.com/articles/DA3S13165938.html?_requesturl=articles/DA3S13165938.html&rm=150

と、これまた至極的確なことを述べてましたよ。

自分の本音は高らかに勇ましく流暢に喋る、自分に無関係なこと、どうでもいいことは、たどたどしく且つイヤイヤ喋るのが、一目瞭然ですよね。


>社会主義と独裁は親和性が高い

そうですね、古今東西の歴史を振り返れば・・・。
「歴史から学ぶ」ということが、政治に携わる人間たちには最も必要なことなのに、最も無視している。 何という矛盾。

>緑のたぬきのおば様は、もっと右だしなあ。

本性を現した、化けの皮がハガレた、という印象。
女性初の総理大臣を狙っているのかと、勘ぐってしまいます。

数ヶ月間とはいえ、防衛大臣も務めた身ですし、その実績(?)も利用するんじゃなかろうか、と危惧します。

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