Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

万歳!?ユーロ圏(チェコ)

2009-09-17 23:59:54 | チェコ
今日はきしめんの町まで久々の出稼ぎ。

去年の今頃も出かけたのだが、例の△ーマンショックの後だったので、まるで火の消えたような町・・という報道だったのだが・・まあ、いつもよりは消費が少ないのかな??とも思うがたいしたことはなかった覚えが・・

で、今日はフツーに見えましたです。
デパートは記念セールとやらをしており、『何の記念なの?』ときいたらドラゴンズの2位確定??とか・・まあ何か理由がつけたかったんでしょうけど・・ちょっと気が早すぎませんか?

△ーマンショックといば、この前見た番組でへーーと思ったのが、△ーマンの売りは、株や証券の変動のキャッチがはやかったこと・・ということらしい。
昨今の株や証券売買はコンピューターをつかった読み取りで、いかに早くその変動情報をつかみ、買いに走る、売りに走る・・ということで差益を生み出すことが勝負であるそうだが、そのコンピューターシステムの最速の物を持っていたのがれいの△ーマンだったそうだ。

そしてそのシステムをまるまる引き継いだ(買ったのかどうかは不明)イギリスの証券会社がぼろもうけを現在しているそうである。

なんだかな・・・結局あの騒動で『損』をしたのは投資家たちばかりで、証券業者は売買手数料がはいるだけなんだから・・損はしてないってとなのね。
と、なんだかなーーと思ってるkおばちゃんです。

○6月30日(火)

やっとこさバート・シャンダウを出発することにしたkおばちゃん。
ホテルの駐車場からリオ君を出します。

今日のとりあえずの目的地はここから約100キロ離れた場所なのだ。ナビ様をセットしてあるので・・お告げの通り行けばいいのだけれど実ははっきりした住所がわかっていないのです。

住所さえわかればナビ様はほぼ間違えなくお導きしてくれるんですけど、その最後の部分が・・
まあ、大まかな部分はわかっているので、道筋はわかります。

それに、今回のナビ様の選択はkおばちゃんにとってもベストなルートを出してくれたので、まずは安心してお導きに従います。

スタートから暫くはエルベ川に沿ってさかのぼります。

このエルベ川、バート・シャンダウに橋が架かってはいますが、これから向かう20キロ近くやはり橋がかかっていません。
川のこちら側は道がずーーと走ってはいますが、向こう側は少し行くと奥のほうに道はそれてしまい、川沿いは鉄路のみになってしまいます。

対面通行の道をひたすら走ります。

小さな集落を通り過ぎます

すると・・冒頭の画像のような風景になってきます。
路面に『PKW』『BUS』の文字が見えますね。ただし『BUS』のほうは赤白のバーが立っていて進入禁止ですけどね。

『BUS』はバスのことですね。『PKW』とは個人自動車とでもいうんでしょうかPersonenkraftwagenのことらしいです。

この画像を拡大するとこんな感じです。

道路にかかった建物がみえますね。
実はここはドイツとお隣の国チェコ共和国の国境なんです。その昔チェコスロバキアといっていた国です。1993年にがチェコとスロバキアに分離したんですね。旧共
さらに2004年5月1日にチェコは欧州連合に加盟してます。

その昔、kおばちゃんがチェコに行ったことは共産国でたとえ観光であろうともヴィザを事前に持っていないと入国できませんでした。
だから物流も当然ながら国境で厳しいチェックがありました。

バスもしかりです。国境を超えるときは係官が乗り込んできて乗客のパスポートをチェックしてヴィザのないものは下ろされました。
ベルリンの壁が崩壊の余波で共産国家が崩壊しても、物流に関しては関税の関係でチェックが厳しかったと思います。

現在はユーロ圏(通貨は違います)となり、物流の関税もなくなりチェックもなくなっていますが、建物だけは残っているようです。

以前オランダからドイツに入るアウトバーンでもみかけましたけど、こんな田舎道でも税関はあったんですね。

もちろん誰もいないので・・通過します。

国境を越えたとたん、エルベ川が近づいてくるよに思えます。

さっきよりももっと田舎道っぽくなりました。

そういえば、kおばちゃんが泊まった宿のエレベーターに張ってあったツアーのなかにチェコまでお船ででかけけて買い物をするツアーというのがありました。

お船で出かけるっていったって10キロも離れてないんですもんね。

道幅もすこし狭く感じます。

道路の脇にあるのはここがチェコであるという標識でしょうかね。

チェコに入国したとたんに、前のめりに座り始めたkおばちゃん。
覚えてらっしゃらなかもしれませんが、リオ君を借りてからまだ1回しか給油しておりません。
だから、ガソリンスタンドを探していたのです。
はっきりとは分かりませんでしたが、ドイツで入れるよりチェコで入れたほうが安いんじゃないか・・という予想もありとりあえず我慢していたんです。

で、早速ガソリンスタンドを発見したので入ることにしました。
進行方向とは逆の車線沿いにあったのですが、ちゃんと曲がれるような道のつくりになっています。まあ、進行方向はエルベ川が迫っていますのでスタンドはたちませんね。



スタンドは思ったよりお客さんがいっぱいいます。
ガソリンはセルフで入れますが、若者が窓拭きはいかが?とばかりに待ち構えています。
残念ながらkおばちゃんはお願いしませんでした。あんなにきちゃないけど、どうせ田舎道を走ればすぐ虫がへばりついてきますもんね。

実はガソリンスタンドを探していた理由はもう一つあります。
ここ、チェコでは高速道路はドイツと違って有料です。有料ですが料金所があるわけではありません。
オーストリアと同じでvignetteと呼ばれるシールを購入してフロンとガラスに貼り付けると聞いていました。
で、知らないうちに高速に入り込んでしまい途中で警官に止められ高い罰金を請求された・・という話も聞きます。

さっき、ナビ様が推奨したルートをベストだと思ったのは、この高速が途中まで入っていなかったからです。
ものによってはアウトバーンから直接チェコの高速に繋がっている道をお持ち引きくださるものもあるようですが(時間的にそのほうが早い)kおちゃんのナビ様はそうじゃなかったので安心したんです。

ガソリンの清算のときにその高速シールを買おうと思い・・・そういえばチェコ語でなんて言うんだ??と分からずに、レジのおばさんは英は全然、ドイツ語もちょーーとだけの状態でしばらく押し問答。レジ内にいた別のおじさんが通訳し手くれ、無事シールは入手できました。

お会計は、前のお客さんを見ていると『ユーロで支払う』といっている人を数人見かけます。どうも、ここではユーロも通用するようです。
で、この混雑はドイツからわざわざ国境を超えてガソリンを入れに来ている人たちのものだったんですね。入れ終わると逆の車線を戻ってゆきました。やっぱりドイツより安いんだ!!

kおばちゃんはチェコのお金コルナは成田でそれなりに両替してあったのですが、行く先に不安があったのでガソリンはユーロで、高速券はコルナで支払いました。

さて・・シールを貼ろうと思ってよく見ると・・何か裏にいっぱい書いてあります。もちろん全部チェコ語・・・まったく分かりません。困った・・

で、kおばちゃんさっきの窓拭きの若者にチップをあげました。1ユーロほど・・そしてやおらさっきの高速券を差し出してなんて書いてあるか聞いて見ました。
さすが若者、外国語がわかります。

ジーーとみて、『ここには車のナンバーを書いて、そしてこれはこの辺に張って』と教えてくれました。
助かりました。

さあ、これで高速道路もばっちりです。

kおばちゃんのチェコ旅行の始まりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする