Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

声を荒げる人

2006-04-16 23:17:22 | 日本
今日は2本立て・・国内ジャンルでははじめての書き込みである。

昨日帰りであった風景でちょっと考えさせられることがあったので書いておこう。

せこいkおばちゃんはなんとかマイレージを貯めようと、今回も飛行機を利用したルートを考えた。なんか旅行の目的が逆のような気もするけれど・・・今回は『桜』を楽しもうと思ったのもあるけれど・・

帰りは福井をあとにもちろん国内線を利用して帰ってきた。そこの手荷物検査場でのこと。kおばちゃんが向かっていると突然男性の大きな声・・つまり怒鳴り声が聞こえてきた。地方の大きくはない飛行場。いったいなにがあったんだろう・・と気になりながら手荷物検査を受けた。2つ入り口のうちひとつはガードマンによて閉鎖されていた。

手荷物検査が終わって搭乗待合室に入ってしばらくして閉鎖している検査台のところで何か揉め事があったらしいことに気が付いた。サラリーマン風の男性が検査員と対立しているようにみえた。男性は顔を真っ赤にして怒っているように見えた。検査員の一人である女性は大変かしこまった顔をしていたが、残りは感情をうかがい知ることの出来るような幹事ではなかった。

『なにがあったんだろう・・』と思いながらkおばちゃんは搭乗した。その男性もまもなくして搭乗してきた。『あ、無事に手荷物検査が終わったんだ。それにしても何をもめてたのかなあ?』なんて野次馬のkおばちゃんは思っていた。たぶんあの状況からするとこの男性が検査員を怒鳴ったのかな?なんて考えていた。

その男性はkおばちゃんから良く見える席に座った。離陸前の手荷物を収納するときに男性が持っていた紙袋の中からなにか取り出して、スッチーさんに何かを頼んでいた。しばらくするとスッチーさんは袋を持ってきた。見ているとその男性はその袋に小さな箱をしまった。その箱をみたとたんkおばちゃんは『ああ!』と思った。

その小さな箱はkおばちゃんには『骨壷』に見えたからだ。白い布のカバーに包まれた骨壷である。大きさは本当に小さかった。片手でもてる位・・いったい何のお骨が入っているんだろう・・ペット?赤ちゃんにしては小さすぎる。それとも分骨でもしたのもかkおばちゃんには判らない。棚はあげなくなかったようだ。それを隣の空いている席においていた。

離陸してしばらくしてから、その男性はスッチーさんに何かを尋ねていた。訪ねられた主任さんと思しき彼女は分厚いマニュアルをひっくり返して何かを調べ、その後その男性のところで長い間説明をしているようだった。残念ながらkおばちゃんのところまで会話の内容は聞こえてこなかった。

昔kおばちゃんは何かの話で飛行機に遺体を載せるのは大変な手間がかかる・・という話をきいたことがある。本当かどうかは知らないが・・搭乗客の承認が必要だ・・とか言う話である。飛行機会社は縁起を担ぐわけでもないだろうが、それくらい神経質にになっているらしい。

あの状況からするとkおばちゃんは想像するに・・あの男性は手荷物検査場であの骨壷を検査台に載せるのに抵抗があったのではないだろうか。そこで、検査員が検査を受けるように説得していたのではないだろうか・・と。確かに彼にとっては大事な遺骨かもしれないが、他のお客さんにとってはただの不審物でしかないのである。だから検査員が規則を守らせようとしたのではないかと思う。

だから搭乗してから、そんな規則があるかどうかスッチーさんに確認していたのかな?なんて思った。

何があったか本当のことはkおばちゃんには判らない。でもkおばちゃんに判ることはきっとそばで声を荒げられたあの『遺骨』はさぞびっくりし、恥ずかしい思いをしたんじゃないかな・・ってことだ。悲しみは怒りに転化しやす。気をつけなければ・・と思うkおばちゃんである。
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音楽交流?(ドイツ)

2006-04-16 23:09:02 | ドイツ
今日はお天気は雨が降ったり曇ったり、晴れたりそしてまた雨!
昨日久々の『お楽しみ』から帰ってきた。ちょっと・・というか大分体のあちらこちらが痛い!ああ、年だ・・なんてつくづく思うけど考えたら昔からそうだったなあ。要は体力がないのだな!?

しばらくはこの『お楽しみ』旅行のことを書こうと思うからジャンルを国内旅行に換えると思うが、まあ今日ちょっと考えたことを書いておこう。

友達のHPをみたらkおばちゃんが常々考えていたような書き込みがあったのでそれに触発された部分もあるけれども、づーーと考えていたことでもある。このタイトルにある『音楽交流』につていである。

kおばちゃんも趣味で音楽を楽しんでいる。まあ、楽しんでいるんであって誰に強制されたわけでもないので、聞いていただければ幸いです・・ってスタンスの団体に属している。つまり『人様にお聞かせする』つもりではなあくまでも『自分が楽しんでいるだけ』というお気楽なことをしているのである。

そこでも度々話題にはなるのが海外に『音楽交流』の旅に出よう・・という話である。いろいろなところからも売り込み(旅行会社とか)あるみたいだが、kおばちゃんは反対し続けている。それは、何のために・・ていうのがよく判らないからである。定期的に行っている演奏会にしても集客率が低迷していて問題になっているのに、外国に行って集客することができるのか!っていうことである。

西洋に西洋の音楽をもって日本の団体が・・それも上手くもない素人の団体が行ってお客さんを集めることができるとは思わない。プロの団体だって難しいところだと思う。現状今の演奏会だって親戚知人・・等の縁故以外は何人来てくださってることやら・・と思ってるkおばたんです。海外でお客様も居ないような演奏会を開いたって面白くないと思っているのです。しかも全員参加できるわけでもなく、その参加者集めや経済的負担なんかを考えると・・賛成できない気がしている。

『音楽交流』であるから『交流』しなければ意味が無いともおもっておりまです。

海外を旅行していると色々な日本の団体の『音楽交流』をみかけるし、実際に足を運んだこともある。また、ネットで検索するいろいろと交流したことを記載していあるHPをみつけることも出来る。

この、写真は数年前友人のところに転がり込んだときに出会った日本人の音楽団体の『交流』の写真である。たいしかこのときはこの団体の所属していた地方自治体がバックについていたので自治体ぐるみの『交流』だったようだった。

会場には地元のお客さんが沢山詰め掛けていた。チケットも5ユーロとかそんなに高くない値段であったような記憶が・・はっきりしなくごめんなさい。演奏曲目はモーツアルトの交響曲と日本の歌曲それにシューベルトのミサ曲だった。満員のお城の教会のなで両側に地元のおばちゃんたちに挟まれてkおばちゃんはきいていたのだが、地元のおばちゃんたちは一様に「日本の歌曲は美しいわ!」って褒めてくださった。少なくとも他の曲をけなしてはいないけど・・褒めてもいなかった。

この演奏会の場合は、地元の彼女達はめづらしい『日本の歌曲』を聴くことが出来たので『音楽交流』が出来たと思っている。でも、演奏していた日本人達にとっては『私達のモーツアルト、シューベルトを聴きにいらして下さった』っと思っているんじゃないか・・という気がするkおばちゃんです。
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