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ブルース・スプリングスティーン 1977.2.7.ALBANY.N.Y.の感想

僕は今、不安な中途半端なところでもがいている。
そして1977年のブルース・スプリングスティーンのライブが聴きたくなった。
オフィシャルで出た1977年2月7日、ニューヨーク・アルバニーでの公演CDを聴いた。
ブルースもこの頃必死にもがいていたのだと思う。
ランデブーがいい。そしてIt's My Life と続く。
It's my life.I!ll do what I want と言いながらもがいている。
そして久しぶりに切ないTHUNDER ROADを聴いた。
その時の気持ちに正直なのがブルース・スプリングスティーンのライブなのだと思う。
この日のライブ、まだ完成していない良さがあると僕は思う。
切ないなあ THE PROMISE
そしてBACKSTREETS でブルースの感情が爆発する。
You Lied!You Lied!
とブルースは何度も叫ぶ。
僕はこれを聴いていて、ジョン・ランドーの有名なキャッチコピー「俺はロックンロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーン」
の記事に書かれていた、ジョン・ランドーの気持ちのようになったと思った。
僕が若くなりたいと願っていた時にブルースは僕が初めてブルース・スプリングスティーンを聴いた時のような気持ちにさせてくれた。
僕は鈍くなっていた。感情をふさいでいた。それに気がついた。
ブルースのライブを聴いて久しぶりに思い出した。

BACKSTREETSが強烈過ぎて、僕はそこで果ててしまった。それ程凄い感情の爆発だった。
マイアミホーンズも参加しての10TH AVENUE も良かったけれど、
JUNGLELAND も生々しくて良かったけれど、僕はこの日はBACKSTREETS で終わってしまった。
それ程凄いBACKSTREETS でした。
僕にとってのブルース・スプリングスティーン、感情を出していいのだと伝えてくれる。
僕は生きていると感じる。
それが僕にとってのブルース・スプリングスティーンのライブです。
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