漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
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これからのカッコイイ生き方 味噌汁鍋でわかめスープ

2012-03-30 18:16:44 | 春の野菜料理
今日は武田先生のブログを読んでいました。
お金について書かれたことがありました
http://takedanet.com/2012/03/post_6a82.html

最後の言葉を拝借

まず我々ができることは「お金持ちを軽蔑し、お金を軽蔑すること」で、朝起きたら「今日も朝が来たか」ということを神様に感謝し、その日を精一杯生きる、そういう昔ながらの日本文化を取り戻せば、日本は再び良い国になると期待されます。

以上
お金のために、働く、何かするのではなくて、
自分の使命を行った結果、お金がやってきた。そういう順序がいいと書かれています。

今はなんでもお金ではかるという世の中で、たとえばスポーツ選手もお金でランク付けされたり。野球が好きだから、野球をやるというスタイルがいいのにって。

その給料が高くても低くても、好きだからやる。そういうライフスタイルがこれからの流行りで。理想かもしれません♪
もちろんたくさんお金があれば、寄付したり、誰かを助けてあげることもできます。好きなことをとことんやって、お金がもし入ってきたら、それを誰かのために使う。そんな生き方がかっこいいな~と思いました。

さて、昨日の夕飯です。
味噌汁鍋でワカメスープ


季節限定の新玉葱サラダ


これは、できるだけ細く切って、水につけ何度も何度も水をかえて辛味をできるだけ抜きます。それでかつおぶしをかけて、できるだけ美味しいポン酢をかけて食べるだけ。もう~~天国の味ですよ。
うちはシークアーサーポン酢を使っています。こちらも環の取り寄せ商品ですが、玉葱サラダにぴったり♪♪
うちの妖精は、「明日会社だから、生の玉葱はちょっとな~」と言っていたのに、この大きな鉢に入ったサラダを完食・・・。

それから、お芋たちと人参のタジン蒸し
蒸す前


調理後


オリーブオイルとお塩と黒胡椒、セージをまぜて、すのこにオーブンシートをしいて蒸し焼きにします。水は入れませんが、蓋に吸水させておきます。

伊賀タジンは買った当初はこの空焼きの蒸しをすると、微妙な臭いがして焦るのですが、これは土鍋の臭いなんですって。だいぶお料理に慣れたタジンになってくるとこの臭いが変わってきて、BBQの炭の臭いにようになります。だから、タジンで蒸しただけで、美味しい。
マスタードと豆乳マヨネーズをそえて



わかめはこれからが旬ですが、産地は考えたくなってしまいます。
現在うちで使っているのは、震災前の鳴門の乾燥ワカメ。
最近は生産地のHPをみると検出結果も出しているところが多いです。

ワカメには余分な熱をとる働きがあります。春は上に熱がこもりやすいのです。さらに、ワカメには体の余分な水を出す働きがありますのでむくみが気になる方にもおすすめです。雨の前に調子が悪くなる方などは体に余分な水がたまっていることが多いです。

春なので新しいこと  紫蘇ショウガの水餃子

2012-03-29 12:39:32 | 春の野菜料理
春の気配がしてまいりました。新しいことを始めたくなりますね。
今日、近くの公民館から健康イベントとして「太極拳教室」を開催したいというこで講師を頼まれました。
光栄で~す♪
イベントは無料なので、ぜひ日程が決まりましたら、皆様のご参加をお待ちしております。
今から、どこに重点をおこうか考えるだけでワクワク。

皆様も何か新しいことを始める予定がありますでしょうか??
今年は趣味の洋裁を再スタートしたいな~と思っています。(もちろん漢方の勉強もがんばります!)
久しぶりにミシンを出してきてガタガタやっております。ipadのケースを作らせていただきました。

デニム生地で


あちこちにボタンや何かを差し込むと思われる穴や、カメラがあって、小憎らしいipad
裏側はこんなふうに


そして、LLbean風なプチトートをつくり、この中に収納できるようにしてみました


写真でみると一見普通なんですけど、デニムのカバーがゆるい・・・。
フレームには竹串を入れてみましたが、ゆるい。いっそゴムにしようかと検討中です。

最初はブックカバーのように作ってほしいといわれて「了解」と勢いよく答えたのですが、ブックカバー??はて?どういう意味だろ?と悩んだ結果、バックという逃げ道にたどり着いたわけです。最近になって、ようやく電車の中でブックカバー風のipadカバーをしている人を発見!じ~~~~~~~~っと凝視。というわけで、縫っている時間より、考える時間が長くかかったカバーでした。

冬になったらフェルトで次こそはブックカバー風に再チャレンジしたいと思います。(ずいぶん先の話)


さて、新しい防災グッズがやってきました。
太陽光で充電できて、携帯も充電できるし、ラジオも聞けるし、LEDライトにもなるというすぐれもの!



頼もしい輩です。


昨日はレモングリッシーニを試作しました。

これは来週の水曜日に行う薬膳料理教室のメニューの一つに考えているものですが、美味しかった!塩の配合量は再検討するべきことでしたが、この酸味にびっくり。個人的にアイリッシュパンのような酸っぱいパンが大好きなのです。酵母の酸味に頼るしかないとしたら、我が家で作るのは無理だな~っと諦めてきたのですが、そうか、お酢でいいんだ!と大発見となりました。

昨日の夕飯はエビ紫蘇水餃子にしました。
紫蘇とショウガがまたまたたっぶり


水菜のお漬物とかまどごはん。

今日は冷たい風が強く吹いていました、もうちょっと寒さ対策も続けながら、春の肝の気も安定させるという同時進行で夕飯の献立がすすんでいきそうです。




ラジオに学ぶ瓦礫問題 シソと生姜の豆腐バーグ

2012-03-28 12:13:18 | 春の豆腐料理
今日は定休日です。

瓦礫処理についてのラジオ番組をtateさんに教えていただきました。ありがとうございます!!

http://podcast.tbsradio.jp/dig/files/dig20120321.mp3


武田先生が阪神淡路のときの瓦礫は2000万トンで、今回が2200万トン。阪神のときはほとんど神戸で処理し、近隣の県が手伝ったのはわずかだったとおっしゃっていました。

なるほど~と思っていたのですが、また別の方の話を聞くと勉強になりました。ラジオは長いですが、もしお時間ありましたらぜひ。

昨夜チクチクと縫い物しながら、「へ~」「は~」と独り言をいいながら、私なりに学んだことは、

阪神の時は、おもに地震により壊れたことで出た乾いた瓦礫だということ。
しかし、今回は津波にあわられた瓦礫だということ。つまり、濡れいて、塩がついていて、砂を多く含んでいること。(燃えにくい)

阪神の時は神戸ということで、大都市には産業廃棄物の処理場や最終処分場の施設があるが、地方には数が少なく、規模も小さいこと。

つまり、阪神のときは野焼きということをして(今は野焼きは禁止された)ほとんど焼くことができ、でた産業廃棄物は神戸の最終処分所へ持っていくということができた。

しかし、今回は都市である仙台には最終処分場があり、処理も進んでいるらしいのですが、カントリーサイドでは、山地が多く平地が少ないため、瓦礫の保管場所すら困る上、最終処分場や産業廃棄物の処理場がなかったりするので、とにかく時間がかかるそうです。

瓦礫の広域処理というのは、そういうわけで今回は必要であるとのこと。
100ベクレル以下という基準は、これまでの製品基準だから、あまりに厳しすぎるとラジオでは言われていましたが・・・・。」

とはいえ、小出先生は被爆に関してはしきい値がないといい、それが世界的結論になっているということですから。

ただこのラジオでも最後に質疑応答がでるのですが、これまで関東の汚染された焼却灰を秋田や山形で処理してた経緯がありますが、今後も瓦礫は関東で燃やして、焼却灰は東北へ逆戻りということはあるのか?との問いに、これはありえるとのことでした。

それから、東北に焼却施設を作ったほうが雇用を生むという話については、瓦礫処理の雇用よりも、さっさと片付けて本来の雇用をいち早く生むことが大事とのことでした。

福島の瓦礫は県外に出すことは認められていないとのこと。
ただ、宮城の南部の女川の瓦礫などは東京都にもやってきています。最終処理場は羽田空港の近く。燃やしている場所はどこなのでしょうね?いろいろ噂はありますが・・・。

低線量被爆が何年も続くことは心配ですが、ユーリ・パンダジェフスキー博士が言うには、とにかく体に入れないことが大事とのこと。
個人的にはそれでも排泄できれば、まあなんとかなるのではないか?と思っていたのですが、博士がいうには、ペクチンなどもあるけれど、排泄に限度があるようです。

この一年頑張ればということではなく、これから何年も続くことなので、今まで食品添加物や農薬を気にしてきたのと同じように、ただそれに放射線が加わっただけということで、避けてくしかないのかもしれません。

嫌々ではなくて、西や九州の美味しいものを探したり、そんな楽しみもあるように思います♪

これから始まる、美味しいもの探し。


さて、昨日の夕飯です。

シソと生姜の豆腐バーグ


白味噌風味で、とっても美味しい♪何もつけなくてもしっかり目の味つけにしてあります。少しだけ鶏のひき肉が入っています。

大根とワカメの味噌汁



前日に漬けた
蕪の麹漬け


かまどごはん

シソは気のめぐりをよくしますし、体に入ってきた邪気を追い出す働きもあります。いろいろ考えて消化がおかしいな~っという時にはシソがおすすめです。








鎌倉ビビビツアー おからと春菊のサラダ

2012-03-27 13:46:52 | 春の豆腐料理
本日両個目のブログです。

日曜日に鎌倉へ行ってきました。お二人の妖精と、妖精たちの会社のドイツ人のご夫婦と私の五人で。ドイツ人のご夫婦とはお初に御目もじいたしました。その奥様にビビビっときたのです。そのお話は追々に。
今回はすでに鎌倉に何度も足を運ばれたことがあるとのことでしたので、素敵なショップも巡るというツアーになりました。

まずは9:45に鎌倉駅に到着!ウイークデイより早起きで始まりました!

そして、バスで報国寺へ。
竹林が有名なのだそうですが、とっても美しいところでした。

こんなお庭を通っていきます。


春をめっけ


冬もまだまだ




椿にリスが数匹いたのです。ブーブーというか、グァーグァーと鳴きながら。
珍しい鳴き声に、私達が上を見上げて面白がっていたら、前からいらしたお姉さま方が「あら?なに??」とおっしゃっていたので

「リスがいるみたいですよ」とお伝えしましたら、突如人垣が出来る!

てんやわんや。その光景があまりに微笑ましくて、思わずパチリ。



さて。この竹林を通っていくんです。


竹の間から降り注ぐ木漏れ日と、立ち込めるすがすがしい空気、匂いにすっかり心が休まりました。度々通いたくなるような場所でした。ドイツではこのような太い竹って育たないのだそうです。笹になってしまうとのことでした。

さらに、竹は一年で1節のびるのか?という質問をされたのですが・・・・。今、調べたら以下のようです。

あるブログより抜粋
****************************
竹には60個ほどの節があるが、成長して増えるのではなくタケノコの時から同じ数の節を持っている。この節に成長点があり、この成長点がすべて伸びるのである。節と節の間隔が広がることによって背が高くなるのである。
また、成長に必要な栄養は地下茎を通してこれに連なる成熟した竹から供給される。これがピーク時には1日に80~100センチも伸び、2ヶ月弱の間に20メートルもの高さに成長する秘密である。
***************************

この後、歩いて頼朝のお墓に行きました。頑丈な柵で囲ってあり、それが頼朝のお墓と気づかずに急斜面の山道をのぼって行き着いたお墓は、頼朝の部下のお墓。そうでした、ちょっと前に頼朝のお墓が壊された事件がネットであがっていたのを思い出しました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/545476/
これは一体何を意味するのかなぁ。
お墓が壊れる=生きかえる?生きていた頃の言葉にヒントがある?なんて思ってみたり。平家物語をもう一度読みたくなりました。

ランチはドイツパンのカフェへ行きました。ベルグフェルドというお店です。
二つのドイツ語を覚えました。
Berg 山
Feld 平地

二つの単語を合せた場合、日本流にいうと「山田さん」という感じだそうです。なるほど~。

さて、お腹もいっぱいになったところで、鶴岡八幡宮へ。
折れた大銀杏

すごいですね、こんなに細い枝がしっかりでていて、折れても折れても生き返る。
ん?また「生き返る」のメッセージ。

ここで、鎌倉在住の中学時代の友人と高校時代の友人が会いにきてくれました!久しぶりの再会、一人はもうママに♪。どんなママかな~?と思っていたら、全然変わらずに楽しそうなママ、かっこいいママで、嬉しくなりました。時間と場所をあわせて逢いに着てくれてありがとう!!

八幡さまで、ドイツ人の奥様がおみくじをひきました
「大吉」でした。おぉぉぉ!おめでたい。ビビビっときました。

そのまま、妖精Tさんおすすめジャムのお店へ♪
選ぶのに夢中で写真を撮り忘れてしまったのですが、とってもかわいいパッケージ!しかも、包装が見たことがない包み方でした。楽しんで作っているお店でした。パンケーキミックス(エステル系のものが無配合でした!)ジャムはキャラメルと御塩のを買いました。これまたとっても美味しかったのです!

テクテクと歩いて、次はお手紙のお店へ。
かわいい文房具や便箋たち。パンダの便箋などを購入。たまきの送りのご注文をいただいた際のお手紙に使わせていただきますね。パンダちゃん便箋をどうぞお楽しみに♪

次は、民芸食器のお店へ。
食器への造詣も深い妖精Tさん!いや、もうすごいんです。どれを聞いても、「それはどこどこのですネ」って笑顔でソフトに教えてくださる。思わず私は大きなお皿がほしくなってしまい、迷って迷って今回は断念。いざ!ねくすとチャンス!

ブンブン紅茶で休憩。2011年のセカンドフラッシュをいただきました。久しぶりのマスカテルフレーバー♪

銭洗い弁天へ行き、佐助稲荷へいき、美味しい美味しいお好み焼きをいただいて帰路につきました。

それでですね、
そのドイツ人の奥様と今回初めてお会いしてお話していたのですが
「Being happyは日本人に必要なことか?」と聞かれるのです。びっくり。まさに小出先生のお話を聞いて、生き方について再度考えていたところでしたし、てんつくマンなども常に言うように、幸せになるために生きているんだということを震災後強く思うようになったところでした。

だから、まさかそんな素敵な人生の目的について、初対面の方としかも国境を越えた方と共有できて、思わず鳥肌が立ちました。
またもやビビビっときたわけです。

さらに、帰りの電車の中で、一人一人におやつをくださったのです。この温かいお心遣い。

私にくださったおやつが、ひそかに私のお気に入りベスト3に入るもので。これを知っているのはうちの妖精くらいなのに・・。一体どうして分かってしまったのだろう!?と本当に驚きました。さらなるビビビ。

女神系の方ですよ。やはり人間ではないと思いますよ。笑
わくわくした鎌倉ツアーでした。

そして、翌日月曜日の環でドイツの「シェナウの想い」という映画をお客さまからご紹介していただきました。
チェルノブイリの事故の後、ドイツのママたちが送電線を買い取って、自分たちで電力の供給をはじめたのだそうです。今でもシェナウという電気会社として運営されているとのこと。

ドイツが続きました。よいヒントをまた与えていただきました。この映画が気になります。
そして、もう一つの「生き返る」の意味は一体何が復活するという意味なのか?
今後の導かれる展開が楽しみです。


さて、昨日の夕飯です。
蕪と蕪の葉と油揚げのお吸い物


それから、消泡剤を使わないお豆腐屋さんおおからと、ゆず豆腐をいただきまして、このおからは生で食べらるとのことで、春菊のサラダにしました


本当にクリーミーでまるで、カッテージチーズ。いやカッテージより美味しい!
こんなおからを初めて出会いました。

ゆず豆腐はカメラのバッテリー切れで移せなかったのですが、もう、思わず後ろにのけぞるくらいいい香りで美味しかったです。このお豆腐屋さんのご近所に住みたい!と思うほど。
越生のみや さんというお店だそうです。行ってみたい!

他にはかまどごはんでした。

大豆はお腹を元気にする作用があります。お腹が元気になると食べたものをしっかり吸収できます。胃腸が疲れているときには、大豆が消化のよい形になったお豆腐がおすすめです♪














3.24小出先生の講演会 質疑応答

2012-03-27 12:08:17 | 放射能のついて
小出先生のお話の続きです。

後半の質疑応答。

Q1「東京で子育てすることは可能でしょうか?」


小出先生の分かることと、分からないことがある。
分かること
 被曝がどれだけ危険かということ。1年に1ミリシーベルトをあびると、2500人に一人が癌で死亡するということ。子供なら4~5倍のリスクになること。赤ちゃんなら500~600人に一人が癌で死亡するということ。年間10ミリシーベルトになると、その10倍のリスクになる。つまり、50~60人に一人が癌で死亡する。
これはあくまで、一年の話で、二年、三年と被曝するとどうなるのかは分からない。

分からないこと。
避難というのは、重荷になる。生活を捨てることになったり、仕事を捨てることになったり、家族がばらばらになる可能性もある。その重荷は一人ひとり違う。だから、自分の重荷がどのくらいなのか、自分で決めるしかない。

Q2「いざという時に今後も逃げたほうがいいのでしょうか?」

四号機の使用済み燃料プールは宙ぶらりんの状態。補強工事をしたというが、あの線量の高さで、どの程度の工事ができたのか心配。広島の原発4000発分の放射能がむき出しになっているので、これまで以上に危険がある。福島第一原発の近くで大きな地震があるか、ないかの問題になる。起きたら、避難すること。東京には半日~1日かかるはず、風下に入らないように逃げること。

Q3「日高市も高麗川で瓦礫処理をするとのことですが、低線量なら問題ないといわれていますが、100ベクレル以下なら大丈夫なのでしょうか?

被曝にしきい値はない。よって、100ベクレルといえども安全とはいえない。
事故前の日本は0.1ベクレル/kgしか汚れていなかった。

Q4「国の広域の瓦礫処理の狙いはなんですか?」


分かりません。本来、処理する場所はコンパクトにするべき、薄めてはいけないのです。


Q5「放射線を消す方法はありますか?」

A 70年消す方法を研究してきていますが、今はありません。
ただ、移染することは可能です。除染は無理。除染とは、子供の過ごす場所の表面の土を5cmはぎとると9割がとれます。そして、汚れたものを他へ移すことが必要です。
その汚れたものをどこへ移すかというと、本来東電のものなのだから、東電に返すべき。福島第一原発だけれど、今あそこは戦場状態です。今は東電の本社ビルにもっていきたい。それもまぁ無理な話なので、せめて福島第二原発にもっていってほしい。
しかし、福島は広く、山も汚染されたので、除染することは無理。政府は帰れるような夢を抱かせずに、次の生活をスタートできるサポートをするべき。

Q6[原子炉を廃炉にすることに必要なのは、お金?技術?人材?」


廃炉にすると60万㎥のゴミがでます。そうなると採算が合わない。放射能の汚染ごとに仕分けしなくてはならなくなる。こんなことをやった国はいままでどこもない。汚れのすくないものの管理をはずしていくことになる。これをクリアランスとよんでいて、セシウム137なら、100ベクレル/kg。一年に10マイクロシーベルトにならない値に設定される。これはつまり、原子炉の鉄柱なんかがたくさんでるけれど、汚染がすくない鉄なら溶かされて別の製品になる。フライパンとかになって、再度出回ったりすることになる。
98年に東海原発は廃炉になったしかし原子炉に未だに手をつけられない状態。お金もないし、人材もなくなるだろう。日本の7つの帝国大学から原子炉の科が今はなくなった。専門家はこれからいなくなっていく。この負の責任を若者に背負わせるべきなのかは疑問。放射能はなくせない。とじこめても人間が一生かけても無理。100万年の管理が必要になる。

Q7[今後の自然エネルギーについての質問」

分かりません。
あの、皆さん、私が何でもできる、なんでも知っていると思わないでほしい。
誰かを指導者にしたり、カリスマを作ろうとするのは間違い。
一人一人ができることをやっていく必要がある。そうしたら原子力は止められるのです。

Q「質問の内容を忘れてしまった・・・」

原子力を止められない理由が二つある
一つは
金さえあれば豊になれると思った人の考え。政治家も経団連の会長もいまだにおかしい。

もう一つは、原子力は核。二年前NHKで「核を求めた日本」
戦後日本は核兵器をもつべきだと思った。平和利用しながら、核兵器を考えた。1960年代にドイツにこの話をもちかけ、断られている。NHKでこの放送が許可されるくらいのこと。


以上

こんな感じでした。

カリスマを作らないというのは、本当に大事なことだと思いました。誰かにやってもらいたい、誰かが先頭にたたないと自分はやらないというのではダメだということ。
一人一人ができることから始めることの大切さがあり、それができてこそ、原子炉を廃炉にできることになるとのことでした。
それで、市民一人一人ができる簡単なことって何だろう?と考えてみたのですが、手っ取り早いのは電化製品を手放すことなんじゃないかなと思ったのです。必要以上のエネルギーを求めないこと。経済が大事とかではなくて、もっと人生の質を大事にしていくことなのかなと思いました。
最近テレビを捨てた我が家ですが、驚くほど快適です。流れている時間が幸せな時間になりました。
廃炉は廃テレビから~なんちゃって。