0×0ピクセルのGIFファイル

ネット上のユーザの行動履歴を計測するときに
「Webビーコン(Webバグ)」なるものを使うことがあります。

どの本を見ても
「1×1ピクセルの透明GIFファイルを使うことが多い」
などと書いてあるのですが、
「0×0ピクセルのGIFファイル」というものも生成することができます。

Perlを使ってHTMLを生成したことのある人なら、

print $query->header(-type=>'text/html');

という呪文は知っているかと思いますが、
この呪文は、
インターネットがサポートしているファイルなら
なんでも対応できます。

なので、

print $query->header(-type=>'image/gif');

と書けば容量0のGIFが生成され、

print $query->header(-type=>'video/x-ms-asf');

と書けば容量0のASFファイルが生成されるわけです。

ネットを探せばPerlでGIFを書き出すモジュールが
ごろごろしているので、
これを使えば棒グラフも簡単に生成できて
結構便利でした。

このGIFファイルを生成するときに
CookieやP3Pも一緒に生成してしまえばいいので
プログラム自体もすっきりさせることができます。