蟹・道楽日記

まこヲタ蟹の右往左往を綴る日記

2001年

2005-12-04 01:15:54 | 過去記録
「モー娘。」はその結成当初からASAYANで動向を把握していたし、
新春特番などのTV番組も見ていたし、LoveマシーンはVHS(笑)も買った。
大ヒットしたシングルVと中澤卒業コンサのDVD、ベストアルバムも持っていたが、
当時は一般人でもそれくらいはもってるのが普通だったし、飲み会で「シャッフル
ユニットどれが好き?」などという会話も出来た時代だ。

ただ、この年から矢口のANNを聴き始めたりして、少しずつではあるが深みに
ハマりつつあった。
当然「コンサートを見てみたい」という気持ちになり、当時はチケットの入手方法
も分らなかったせいで、いきなりのヤフオクチケ参戦となった。

モーニング娘。コンサート2001 ~ライブレボリューション秋~
11/03(祝・土)神奈川 横浜アリーナ(昼の部のみ)


生まれて初めての娘。コン。
まずは横浜アリーナのでかさに圧倒された。それまでのアイドルのコンサート
といえば、川崎のクラブチッタとか渋谷のONAIRなどで行われるライブに
行った事がある程。しかもこの頃はアキバ系のアイドルヲタだったので、
イベント会場に300人もいれば「今日は多いね」と言っていたのだ。
それが、娘。では1万人である。

広場を埋め尽くすヲタは法被だの特効服だのコスプレだので色とりどり。
オッサンが中心の秋葉原とは別世界だ。
さらに圧倒されたのはもの凄い数の一般人の群れ。家族連れや若い女の子
たちのグループが大勢来ていた。女の子たちには「後藤真希」は相当なカリスマ
だったようで、みんなごっちんのうちわを持っていた。

初めての娘。コンの席は、アリーナCブロック21列70番台。ステージは遠いが、
高めの位置から会場全体を見渡すことが出来た。
もしこのときセンターの後ろの方だったら何も見えず、その後の運命は変わっていた
かもしれなかった。

会場暗転。
この頃始めて娘。を見たという人が誰しも感動したのが、この瞬間に広がる
サイリウムの光の海だ。宇宙空間に放り出されたような光景。
真ん中にオレンジ色の光で浮かび上がるPA席が宇宙船のようだ。

ステージ後ろから強烈なライトが浴びせられ、ステージが見えなくなる。
その光が落ちると、そこにモーニング娘。がいた。
「愛をくーだーさーいー」
おそらく、高橋だったと思う第一声で始まるミスタームーンライト。
吉澤安倍後藤は男装していたので、その後数曲を男装のまま歌っている。

この頃は双眼鏡などを持っていないのでステージのモニターだけが頼りだ。
そこに映し出されるメンバーの表情を見ていて、気づいた。
「小川麻琴可愛いじゃん!」
偏見かもしれないが、このときの高橋紺野新垣の3人は、見た目的にかなり
イタダケナイ状態だと思えた。表情も硬く、MCは寒い。
そんな中で小川麻琴だけが、圧倒的にテレビで見たときよりも可愛いのだ。

正直それまでの小川麻琴に対する印象は良くなかった。
オーディション番組で見たときも、いかにも悪そうな顔つきに、こいつ新潟かよ!
うわーなんかカン違いしてそうな奴だなぁと思っていて、合格が決まった後も
「新潟中探せばもっとマシな子がいるだろう?」という気にさえなっていた。
もちろん、初めての同郷出身のメンバーとして注目はしていたが、積極的に
応援しようという気持ちにはなっていなかった。

そんな小川麻琴が、この日は輝いていた。他の新人3人が先輩について
いこうと必死なのに対し、麻琴は余裕の表情に見えた。先輩と一緒に
踊っていても出遅れ感が無いどころか、むしろ動きのキレという意味では、
辻ちゃんや加護ちゃんを上回っていると思えた。
とてもとてもデビューしたばかりの新メンバーという雰囲気ではなかった。

ステージで動き出すと輝き出すタイプの子なんだな、と感心した。
この日、まこヲタになった。

会場外の雨のグッズ売り場で、公式IDカードを買った。
当時は特定のメンバーを応援していたわけではないので、誰のIDカードを
買おうか悩んだが(全員分買うという発想は無かった)、たしか安倍なつみ
と石川梨華、そして小川麻琴だった。
そしてFCに入会した。正月の中野のコンサートを見たいと思ったためだが、
この時点で入会しても遅かった。
ちなみにこのFC申込書は当時既に古く、モーニング娘。の写真が中澤時代
のままである。当然、5期メンバーはいない。
写真が載ってるのは娘。と平家さん、カン梨華、メロン、前田有紀であり、
シェキドルと松浦亜弥が写真なし。
オフィシャルショップの紹介欄では、ハロショが竹下通り店と心斎橋店の
2店しかないなど、時代を感じさせる。

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