ばっちのAKB概論

AKB48とその周辺のことについて気ままに書くブログです。内容は初心者向きとし、なるべく読みやすいものを目指します。

【概論(第3回)】AKB48劇場について

2009年01月03日 | 概論
まず、本当の解説は下記をご覧いただきたい。

AKB48劇場(エーケービー フォーティーエイトシアター)
http://ja.wikipedia.org/wiki/AKB48%E5%8A%87%E5%A0%B4

ここからは、Wikipediaだけではわからない情報を(多少の情報重複はご勘弁を)。

<ドンキホーテ秋葉原店>

秋葉原のドンキホーテには入口が3箇所ある。

正面の入口は秋葉原駅側と末広町駅側の2つあり、上りのエスカレーターは秋葉原駅側にある。

裏側の入口にはエレベーターがあるそうだが、私自身は乗ったことがない。

いずれにしても1Fはパチンコ屋なので非常に騒がしい。

2~5Fはドンキホーテ、5Fにはメイドカフェ、6~7Fはゲームセンターが入っている。
(筆者は5Fのメイドカフェには家内と友人の3人で行ったことがある)

<インフォ付近>

8Fに上がると、正面に液晶モニターがあり、右手奥がトイレ、そこへ向かう廊下にはコインロッカーと傘立てがある。

尚、この廊下では開場前のリハーサルの音が漏れ聞こえてくるので、頑張れば生歌での演奏を聴くことができる。

液晶モニターに向かって左手は劇場インフォメーション(通称:インフォ)となっており、チケットの購入の他、ファンレター・プレゼントを預かってもらったり、権利の申請(別の機会にお話します)などを行うことができる。

インフォは通常は2人体制となっていて、チケットを買う際はどちらかのインフォの人に身分証明書を提示する。
(ファンクラブ枠=FC枠での当選の場合はFC会員証も併せて提示する)

チケットに付与される抽選番号は先着順に発行されるため、友人と番号が分かれないようにするためには別々に並ばずに連番である旨を伝える必要がある(後述する抽選の枠は10人単位なので、運が悪いと59番と60番となって別々の抽選枠になってしまう可能性があるため)。

チケットは完全メール予約制となっており、メール抽選に当選するかキャンセル待ち当選した人以外はチケットの購入はできないようになっている。

チケットの予約方法はこちら
http://www.akb48.co.jp/ticket/

チケットは半券が切り取られた状態のものを手渡される。

そこには公演の日時と抽選入場のための番号の記載がある。

一般のチケットは緑色、女性と高校生以下はピンク色である。

<廊下>

チケットを買うと赤絨毯(じゅうたん)の廊下を抜けてカフェスペース(ホワイエ)に向かう。

この廊下には左手にチームごとのメンバー及び研究生の壁掛け写真が飾ってある。

右手にはMVPのボードがある(100回以上劇場観覧した人は申請によりMVPとなり、壁にある立派なボードに名前を刻んでもらえる)。

<カフェスペース(ホワイエ)>

カフェスペースは右側の壁伝いに物販コーナーの一部とコインロッカーとプリクラ機がある。

尚、劇場の客席に入る場合は手荷物が全面的に禁止され(秋葉原の通り魔事件以降)、荷物はあらかじめコインロッカーか劇場正面入口前の手荷物預かりに預けることが必須になった(有料/200円)。

カフェスペースの中央には椅子と机(入場抽選前には撤去される)があり、中央上部には観覧用のモニターがある。

劇場公演中はインフォ前のモニターとともに公演の様子を中央の1台のカメラの映像で見ることができる。

これをカフェ観(かふぇかん)と言うが、カフェ観については無料で基本的には誰でも(抽選に応募していなくても)行うことができる。

ただし、特別なイベントや公演の初日や千秋楽などでの入場制限がある場合はカフェ観はキャンセル待ちに限られたりする。

正面奥は「物販スペース」となっている。

ここはかつては「カフェ」で飲み物などが売られていたが、最近物販コーナーに変わってしまったようだ。

その左が立派な門構えの劇場正面入口となっている。

尚、左側は下りエスカレーターである。

<入場抽選>

入場抽選は1~9番、10~19番というように10番台ごとの塊(かたまり)で行われる。

正面入口に一番近いところに1~9番が並び、確か200番台くらいまでと240番台がカフェスペースに並び、それ以外が廊下に並ぶ感じになる

この抽選番号はあくまでもチケットを買った者順であり、1番早く買えば1番、最後だと最終番号になる。

キャンセル待ちには「対象内」と「対象外」があり、これはメールで申し込みをしていないとその権利はないのだが、チケット販売の終了時点で250枚売れていなければ残った分が入場抽選可能枠である「対象内」として販売される。ただ、この「対象内」に漏れても、10~20人程度は抽選終了後に入れる「対象外」として入れる可能性がある。

キャンセル待ちはFC枠で50、一般枠で100の計150用意されるが、実際のキャンセル待ちがどの程度まで適用されるかは、公演の曜日や重要度、直前に発表されることもある出演者の休演情報によってかなりばらつきがある。

公演によっては150番までのキャンセル待ちが全員「対象内」になってしまうような定員割れもあるし、キャンセル待ちがほとんどない公演もあるが、通常はキャンセル待ち30番くらいまでが「対象内」、キャンセル待ち70~80番くらいまでが「対象外」で入れることが多い。

実際、キャンセル待ち番号を持っている人がキャンセルをすることが多いので、キャンセル待ち番号10に対して、本当にキャンセルを待ちに劇場に来る人は2~3人くらいといったところだろう(当然、番号が若くなるとその割合は高くなるが)。

尚、抽選に当たっていても開演30分前までにチケットを購入できなかった場合は強制的に「対象外」となってしまうので注意が必要だ(ただし、当選していればどんなに遅れてもチケットを買い、入場することはできる)

入場抽選に際しては、購入したチケットに対となる半券が配られる。

この半券が入場時に入口で回収される仕組みになっている。

入場は抽選のない優先入場から行われ、通常はファミリー・カップルシート(10席=5列目)→児童・女性専用シート(10席=6列目)→遠方シート(10席=7列目)で行われる。

公演によってはその優先入場の前にMVP入場がある(MVPは1回だけ好きな公演に最優先で入場できる)。

抽選は抽選器によって行われ、出てくる玉に書いてある番号の番台の10人ずつが順に入場できる。

時々1日支配人がいて、その支配人がいる場合だけはその支配人が抽選器を回すが、通常はスタッフ(本多芸能=HGSSのジャンパーを着ている)が抽選器を回す。

抽選が当たった順番のことを「●順」と呼び、1番最初が1順、次が2順、3順となって行く。抽選対象は250人いるので最後は25順となり、厳密な定義はないが15順以降くらいになると「抽選に干された」などと言うことが多い。

あとは特別な権利として「順後入場」というのがある。

これは「1順後入場」「2順後入場」「3順後入場」という形で抽選に関係なく入場できる権利である。

権利については別の回に書くことにする。

<会場の中について>

会場には170人分の座席と80人分の立ち見席が用意されている。

座席の方は縦には3ブロックに分かれており、舞台に向かって中央のセンターブロック、右側が上手ブロック、左側が下手ブロックとなっている。

この上手ブロックとセンターブロックの間、センターブロックと下手ブロックの間には大きな柱があり、一部の客席からの視界を遮っているが、ファンクラブの「柱の会」のネーミングの語源になっているのは有名な話である。

立ち見席の方も大雑把には上手側(舞台に向かって右)、中央、下手側(舞台に向かって左)に分かれている。

上手側は座席の後ろの立ち見スペースと、その後ろに少し広い立ち見スペースがあって、その後ろにはお立ち台と呼ばれる1段高い立ち見スペースがある。

中央は座席の後ろの立ち見スペースのみで、上手側の広い立ち見スペースのところはPA(音響照明機器)となっているため、頑張っても3列が限界である。

下手側の立ち見スペースは結構広く、墓地と呼ばれる客席の左斜め後ろの立ち見スペースと、その後ろにお立ち台が2段用意されている。

また、劇場入口とPAと墓地に挟まれた三角形のスペースはバミュ(バミューダトライアングルが語源)と呼ばれている。

<ステージについて>

ステージはメインのステージがあり、恐らくは6尺×3尺の板が縦に3枚、横に6枚くらい並んでいるくらいの大きさとなっている

これ以外に左右に花道があり、曲によってはメンバーがそこまで出てくるので、中央最前列でなくともメンバーを間近で見ることができるようになっている

左右は黒の暗幕で仕切られており、開演前は左右に開く緞帳がある状態となっている

舞台後方にはドンデン(どんでん返しの語源)と呼ばれる、忍者が壁の中に隠れるような動きをするものがいくつか設置されており、ユニット曲の入場時にはこれが使われる

それと、このドンデンが裏返ると全面鏡になっており、客席から見ると自分の姿が見えたりすることもある

あと曲によってはガラス張り&ブラインドになっていることもあり、結構多彩な演出ができるようになっている

<シアター記録>

2008年3月8日(土)昼 チームB パジャマドライブ公演 1順 センターブロック最前列
→本当に出演者が近くて逆に困った。でもやっぱり最前列だけに良かった。もう一度座ってみたい。

2008年5月17日(土)おやつ チームB パジャマドライブ公演 優先 ファミリー・カップルシート(5列目)
→ステージ全体が見渡せて、音響も素晴らしく、とても良い席だった。

2008年11月15日(土)昼 チームB パジャマドライブ公演 9順 上手ブロック3列目
→柱が邪魔でセンターから左が全く見えなかったが、上手に来る出演者との距離はかなり近かった。

2008年12月21日(日)夕方 チームB パジャマドライブ公演 17順 センターブロック立ち2列目
→混んでる電車の中から少し先にある中吊り広告を見ている感じ。とりあえず中央が見えたので立ちでも満足。


今日の講義はここまでです。