“アコースティック”in 神戸チキンジョージ
2004年5月15日(土)@神戸チキンジョージ
~出演~
斎藤 誠(VO,G)
**
柳沢 二三男(G)
角田 俊介(B)
河村“カースケ”智康(D)
20周年記念ライブ以来の、神戸です。
勿論場所は、おなじみ神戸チキンジョージ^^
朝、自宅を出てくる時は、もんのすごくいいお天気で、こちらに到着したときも陽射しが強くて、、うっわーーUVUV!!と思ったものだけど、、、ホテルに荷物を置いて出てきたら、
・・・あれれっ^^;;ポツポツ、、、ですって、、、
・・・・雨オトコさん、、来襲^^;
今回は、テーブルが出ていたので、ずり落ちそうな椅子(うまく座り続けるには、若干コツがいるとみた^^;)に何とかしがみつきながら、その時をひたすら待つ^^
2階の楽屋の方から、覗き込んでいる出演者もいたり^^
写真を撮ってる出演者もいたり(Kさん(仮名^^;))・・・ちゃんと撮れてんのかなあ、、(^^ゞ
今回は、本当に最小限の単位で旅をしている、、、というのがよくわかります。
なぜならば、佐々木マネが準備に忙しく立ち回っていたから、、
お疲れ様でゴザイマス、、もう、、何から何まで、、、
今回は、、思ったよりBGMをきっちりと楽しめていないのが残念、、、
でも、また次があるってことで(大爆)。
ちらっと、フィービ・スノウかなってのは1曲わかったけど。
さて本編です。
まずは、誠さんがお1人で登場、、、ベージュのお帽子♪
2曲ほど演奏、、このあたりの流れはクリスマスのライブのそれを思い出します。
そうそう、4人編成も同じですもんね!!
3曲目の「Still Crazy After All These Years」で、230さんを呼び込み。
水しか置いてなかったから心配したのだけど^^;
ちゃんと自分でビールご持参でした、さすがだ!!
しかも、さっさと履物を脱いでしまわれて、いつもの裸足のギターマン!!
いつもながら、この曲の230さんのギターの間奏は最高!!(オリジナルはサックスなんだけどね。)
4曲目で、カースケさんとつんちゃんを呼び込み。
あ、、カースケさんメガネかけてらっさる~~^^つんちゃんは「死に熊」シャツだし^^
とにかく、アルバム「Waltz In Blue」のお披露目というのは、去年末のクリスマスライブで東京で行ったのみ、、、ということで、、関西で本格的なお披露目^^
立て続けにどどどっと、演奏^^
(ふっと気づいてみると、230さんのギターは先月某バンドで使用したそれで、、それ
こそ目が飛び出るちうか、のけぞるちうか、、(違った意味でね^^)のお値段なり、、
「なめてるな、ヲイ」とカースケさんもおっさっていたというソレ^^なのでありました。)
「My Love」、、、オリジナルの間奏は、佐野聡さんのsweetなトロンボーンだけど、
この4人編成だと、そのパートはつんちゃんのベース。
これがまたね、誠さんの唄と相まって、優しい音なのよね、、
「別れ話は最後に」は、何だかライブを重ねるごとに少しずつ進化を遂げている、、、と感じるのは私だけでしょうか。
唄とか、アレンジとか、、CDに入っているそれより、少しずつ少しずつ誠さんの「色」が強まっている、、そんな感じ。
ライブのたびに、その時の雰囲気も巻き込んで、、
もはや、オリジナルとの比較云々、、というものは、遥か彼方になっている・・・そんな感じ。
ちなみにこの曲で、、、「あのバンド」はデビューするものだとばかり思っていた、後輩の誠さ
ん。
ところが、蓋を開けてみたら、、、「勝手にシンドバッド」だった^^;
経過を見ている後輩たちからしたら、、、、、「あーあ」(落胆の溜息状態^^;)というのが、当時の偽らざる心境だったそうなのですが、、、
しかーし、、
「素人はわかってませんよねえ」(苦笑)「でも、この曲でデビューしたらまた違っていたかもね」
ところで、カースケさんは、本日メガネです^^
改めて誠さんから「老眼鏡ではありません」(笑)。
で、本番前に「サイトー、これどうかな?」って^^結構自慢げ^^
ちょっとインテリっぽく、メガネを直す仕草とか^^カースケさん、お茶目です^^
それと、the bondの紹介も改めて、、^^
実は、関西進出も視野に入ってるそうで、、「皆さん、宜しくお願いします!!」・・・しっかりPRも欠かさない誠さんでありました^^
さてっ。
「Waltz In Blue」には、日本のビンテージロックとも言うべき名曲が収められていて、
本盤では、奥田民生くんとのデュエットですが、、「まだ来てないので」^^
・・・代わりに「注目のオトコ」が唄うという誠さん。
更に
「この際、僕の唄はどうでもいいかも」(ヲイヲーイ。)
というわけで始まったのは、「ノー・ノー・ボーイ」・・・すっかりもう話のオチはわかってるんですけどね、私は^^
でも、如何にも「えーー誰だろう、、」とか、白々しいリアクションを心がけてみる^^;;
そ、その注目の方とは、実はカースケさんなのだ!!
いちお、最初のフリの時に、230さんがそれらしく^^マイクを直してたり(でも、230さんが唄っても驚かないし^^;;;)はしてたけどね。
その230さんてば、カースケさんが唄い出したとたん、思いっきり
「あっはっはー!!!」
て笑っちゃってるし^^;
間違いなく、何度でもリハで聴いている筈だけど、、それでも相当オモロイんだな、230さん的に^^
そして唄い終わるなり、、カースケさんてば・・・
「・・・奥田民生です」(←間違ってますよーー^^;)
そこでカースケさんについて昔のお話をしようとした、誠さん。
でも、あまりにもいろいろあり過ぎて・・・どれにしようみたいな(笑)。
「余計なことは言わなくてもいいから」と言わんばかりのジェスチャーのカースケさん、、、
「一番最初に会ったとき、1980年くらい、、カースケ、アフロだったんだよね」
「・・・ソフトカーリーだから!!」
・・・こんなやりとり、何年か前のチキンでもあった気がします、、ええ、間違いなく^^
私、未だにアフロとソフトカーリーの明確な境界線がわかりませんっ^^;
誠さんがカースケさんのバンド「ぴかぴか」のライブを渋谷「屋根裏」に見に行ったのが最初だったらしいです。
それこそ、コンテストのグランプリバンドですもんね^^
そのときは、今みたいな「ちっちゃい音でなんか、叩けなくて」なんて誠さんの言われちゃって、、、
ツーバスで、、乗って来ると演奏そっちのけでドラム椅子に立ち上がる、、、えーーーすんごく見たいなあ、、、今はだめかな、、(笑)、、
特に、ドラムのところが天井がすごく低いそのライブハウスの天井に・・・・みたいな^^;
すると、今日は話す気満々のカースケさん逆襲に出る(笑)。
「自分だって、白衣着てたくせに」(会場・爆)
「スーパーセーラー服」という名前のバンドで^^白衣着てお医者さんのカッコ(ホント、コスプレのはしりかあ?)で、キーボードの女の子はセーラー服着てるし、、、、みたいな。
当時のコンテストの決戦大会には、サンプラザ中野さんなどが在籍した「スーパースランプ」も出ていて、それを見ながら、
「だめだなあ、イロモノは!!とか言って・・・でも、自分は白衣だし」(爆)。
「・・・そんな話する気はなかったのに、、、まあいいや、チキンだし」(更に爆!)
まあ、そんなこともあったってことです^^
スゴク昔の曲。
ひょっとしたら、チキンでは初めてかもしれないという。
デビューアルバム、ララルの1曲目、、、「リアルミー」。
うわあ、、バンドスタイルで初めて聴いた^^
でも、そのアレンジはアルバムに入っているものと、殆ど変わらない感じで、、、
それが、今もOK!!っていうの、やっぱりかなりスゴイと思う、、、20年以上も前
の曲ですよ、、
(その時代のエッセンスはいくらか織り込まれているだろうけども)
ただ単に、その時の流行だけを追っていたのだったら、古臭くなってしまって、、、
とっくの昔に聴けなくなってるもの、、
誠さんの曲のすごいのは、そういうのをこともなげに「ヒョイ」と引っぱり出してきて、、、
最近の曲や、カバー曲と並べて、、何の違和感もなく聴かせてしまうっての、、あるな。
「行き場がない」・・・の前に、アコースティックならでは・・・
ちっちゃく「アーユーレディ?」、、、
「アーユーレディ??」・・・だんだんおっきくなる^^。
音はアコースティックでも、、、、今後、ロック色が強まることを大いに予感させます!!
カースケさん、、炸裂してたし、、、、、そりゃあかっこいいんだってばさーー!!!
そして、、、「今までの21年の音楽人生の中で、一番ロックぽい」(←そうなのか(^^ゞ)
昔アマチュアの時のライブの時には、「もいちど添い寝」と並んで、必ずアオリに使ったと言う。
キャンディホールとか、バーボンハウスなど、当地のライブハウスの名前を誠さ
んが言う度に、「きゃーー」と盛り上がってる一角が^^
でも誠さん・・・「なんで、後ろの方なんですか?みんな?」(笑)
それは、、「いつの間にやら」。
もう、ロックな曲で音圧もすごいって(笑)アーユーレディ?(笑)
・・・・でね、でね、一番笑わしていただいたのが、誠さんのお「顔」ね、、フツウだったら笑いませんって、、
眉をぎぃう~!!としかめてコワイ、、つうか、、^^;そんな顔をつくって見せるんだもん、、
ナンダロウと思ったら、
「最近、韓国ドラマの見すぎなんで」って^^;
唄の間、ポイントポイントでそのお顔もんだから、、、もう、げーらげら笑い転げておりました、、、
しかも、唄はちゃーんと普通に唄うの^^
・・・そんな技をお持ちだったのね、、、(^^ゞ
そして、カースケさんの「chi~~n!!」も健在で^^;
笑う曲だったかなあ、、と思いつつも、ひたすらに笑い転げておりましたっす。
「He is a DEMO.TAPE SONGWRITER」
先日のモナレコーズのライブでもやって下さいましたが、、ギター2本でもその痛快さにはわっくわく♪だったんですけど、、
楽器が増えると、いろんなものが詰め込めるから、、もっともっと楽しいね^^
この曲の途中でね、、バスドラに合わせて、誠さんがギターをドンドンドン!!て3回叩くのがすごく好き^^
「TIME」
・・・オリジナルも好きですが、、ライブでも同じようなアレンジだったと思いますが、そのなんと言うか、、躍動感みたいなものが、一段と感じられて、、、カッコいいです。
「音楽友達」も、アコースティックの楽器が少なめの編成で聴いて、、、、
その曲の骨格みたいなものが忽然と露わになって、、曲そのもののカッコよさを改めて感じたんだよね~。うん。
*******
「(80年代のアルバムとか)・・・ナントカ買えるようにして下さい」
というようなメールを受け取ることがあるという誠さん。
(手塩にかけた曲たちが、)
「聴かせてあげたくても、聴かせられないのが、手に届かないのが悔しい」
そんな状況には、もうかなり前から気がついていて、、、何とかしなければ、、と思っておられたそうです。
じゃあ、「買えないような曲」を、たくさん唄いに行こうじゃないか、、発想の大元はそこからだったようです。
あ、、そういえば、今回はアルバム「ララル」、「Change it」とかからの曲多かったね、、
・・・今回のアコースティックツアーは、ようやく念願叶ってということになるのでしょうね^^
「どんどん、、その新しい曲が世に出て、、流れていってしまう、、このスピードの速さ何とかならないだろうか」、、とも。
80年代の初期のものは、復刻盤というカタチになってしまっているし、、それでも「手に入らないよりはマシ」だけれど、、
「今の時代には難しい夢なのかもしれないけれど、
80年代のアルバムと、最近のアルバムと、、同じように聴いて貰えると嬉しい」と。
誠さんとしても、今もその頃も、唄っているテンションは変わってないと思う・・・とのこと。
昔も今もアルバム制作に寄せる思いって、、絶対にその時々であるし、、時間も愛情も、手間も、、たくさんかかっているし。
他の工業生産の可能な、大量生産品ならイザ知らず、、、、音楽って、本来流れ作業的に作るものではないはず、、
仮に、そんなものがあったとしても、私個人にとってはそれは大事なものではないし、気に留めるものでもないだろうけれど。
誠さんのステージ側からも、照明の関係で、お客さん、、、私たちが一緒に唄ってるとしたら、その様子がわかる、、、
少し前の曲をやっても
「・・・・大丈夫じゃん!!」
て。
「あ、そういう歌詞だっけ・・・みたいな」(笑)。
それを見ていると、いいなあって思っていらっしゃるようだし、、、
何よりも、こんなこと言ってしまったらいけないのかもしれないけど、
「僕は、他のアーティストより、幸せなのかなと思う」
とまでおっしゃいました。
そういうお客さんとの「信頼関係」にこたえていきたいし、裏切ってはいけない、、、そう思ってらっしゃるのだそうです。
私も、アルバムをMDに落として持ち歩くことありますけど、、、
そうですね、、、不思議なことに最近のものと、、もう一枚何か、、と思うと、デビューアルバムとか、、その辺のアルバムを、必ず組にしてるんですよね、、、そういえば。
そのことに後で気がついて、、、「このまま大事に聴いていきたいなあ」って思えたな^^
色々な音楽があって、色々な聴き方勿論ありだと思うけど、
こと、誠さんの音楽に関しては、きちっと向かい合っていきたいな、これから先もずっと・・・って、改めて思いました。
こういうお話をする時の誠さんは、まあ、、その場を盛り上げる時のような^^軽いお喋り、、、とは打って変わって、、
少しずつ、コトバを丁寧に選んで、慎重に噛み締めるようにお話をされる。
時には、思いがけないコトバが出てくることもあるのだけど、、、
今回のお話は、深く頷いてしまうものだったし、私自身の妙な迷いとか、うろたえていた部分をピシッとさせてくれた。
こうやって、HPで色々身勝手なことを書いていきながら、、自分がどこを向いたらいいのか、、混乱することが、、実は多々あるのだけど、、、
多分、、、うん、こっちでいいんだ、、大丈夫。
改めて向かうべきベクトルを・・・確認出来た気がする。ありがとうございます。
そして、本編は「Waltz In Blue」で締めくくり、、、、、
*************
しばしの拍手の後、マコトマンTシャツ(SPCバージョン)で再び登場。
ほらほらっ、、、てな具合に、背中の麗しい「Are You Ready?」の文字を見せ付けてくれる^^
尚、ツアーTは間もなくお目見え。
佐々木マネが自らデザインをし、、、誠さん「なかなかいいらしいです」とのこと。
誠さん1人で「Melissa」を唄い始めると、メンバーさんが後を追うように出てきて、、、(ビールを飲む人は、ビール持参で^^;)
それぞれ楽器を手にし、、途中から演奏に加わる、、、、
その瞬間が、めちゃめちゃカッコいいねえ、、
(230さん、どうもエレキの調子がよくない、、うまく音が出ていない・・・
でも、ダメだな、、と思うや、慌てず騒がず・・さっさともう1本のアコースティックに持ち替え、、
何事もなかったかのように演奏に戻っている、、、何気にすごいものを見たかも^^;)
今回は、自分たちで楽器も運び、、、極力少数精鋭で。
でも、そうするとギターは2本しか持てないとのことで、、、でも、どうしても違うチューニングでやりたい曲があって。
関西圏の心当たりに尋ねていたらしいです。
最終的には、以前、イベントでご一緒になった「関西の重鎮」増田俊郎さんから借り受けることができ、、
無事、、その曲も演奏できると。
しかも、誠さんの持っているギターとスタイルが似ているもので、、、
「これから各所で、ギター借りられるんでしょうか(・・・いいやつを^^)」
ちなみに、前日の広島ではOtis!のマスターが入ってのセッション。
ちなみに、楽器はジャンベだったらしいです。
で、、やりたい曲は。アルバム「ディナー」に入っている「Your time」。
90年代前半、リリースが出来なかった時、
「どうしたら、もう一回みんなの前へ出ていけるだろうか」と、そんなことばかり考えてらした時期があったそうです。
まさしくその心境を唄ったものが、この曲なのだそうです。
オリジナルより、少しヘビーな感じのするアレンジで聴かせてくれます、、、
つんちゃんの低音が、、かなり効いている感じです、、目が・・でなく、耳が釘付けになりますね、、
・・・・・・・・・
二回目のアンコールでは、、、
なんと。
くだんのギターの持ち主、増田俊郎さんが見にいらしてたので、、せっかくだからやりましょうよ、、引っぱり込んでしまったらしい、、、増田さんも快諾^^
2001年の暮れ、大阪バナナホールでのイベントの時、、、打ち上げが大変印象的だったらしい(笑)。
関西では、「まっすん」と呼ばれている増田さんですが、誠さんはなかなかすんなり言えない。
呼んで下さいよ!!と言われてる先から、メールでも「まっすん、、、、さん」になっちゃうらしい。
「だって、歳そんなに違わないでしょ?」と、おっしゃられて。
四つ違うけど、増田さんにとっては違ううちに入らないらしいですよ^^
AORの風を、増田さんに感じている誠さん。実際、最近またAORを結構聴いてらっしゃるとか。
「でも、まこっちゃんもそういう影が・・・」「年中あります」(笑)。
お話の感じからしても、すごくチャーミングな方ですね。
最初「(セッションで)これをやろう」と貰った時、、、
「えっ、ツェッペリンの曲をどうやって?!」早とちり^^
そういう展開待ってました!!!と言わんばかりに、、
230さん、誠さん折り重なるように「天国への階段」を奏でていた(爆)。
勿論、「天国への扉」・・・「ぼぶ・だいらん」だったわけで、「あー、大丈夫だ」みたいな(笑)。
お2人、それぞれが交代でボーカルを取ったり、、ギターソロを交代でとったり、、、そのソロも時には、コールアンドレスポンスになってたり^^
なかなか、楽しいのですよ!!
メンバーさんも、みんなスゴク楽しそうに演奏してらした^^
♪ なん なん なきのん へぶんずどー ♪ (日本語表記 by chiy)
を何度もリフレイン、、、もう延々と続くんじゃないかというくらい、、、気持ちよかった、、、
誠さんも、身振りでお客さんに向かって「唄って唄って!!」ってやってらしたし。。。
その客席の様子を、目をまん丸くして、ご覧になって・・・誠さん、とっても嬉しそうでした^^
(私も思いっきり、、、何度か目があった・・・気がする。いやいや、気のせい・・・とは思いたくない^^;
でも、目を逸らさないようにするには、正直かなり勇気が要りました、、、、(滝の汗。))
予想外の展開。
でも、予想外のことって何であんなに楽しいんでしょうね^^(予定調和にもよさは勿論あるけれど。)
スゴク楽しくて素敵なセッションだったなあ、、、
・・・終って欲しくなかったよ。
ステージの皆さんの、その呼吸みたいなものを見ているだけでもいい、、、勿論リハなんかなかったでしょうし、、、
でも、それを楽しそうに合わせて、、、ってのは格別でした、、、
で、、、増田さんを盛大に見送った後で、、、誠さんてば
「おい、まっすん」(ぼそ。)
・・・相当勇気のいることらしい、、誠さんにとって^^;;
そして、あのハッピーな展開の後でこれですか、、、
やられました・・・・。
私、この曲、最初に聴いた時から、、リアルタイムで聴いたわけではなかったのに、、
なぜか、懐かしく・・切なく、、、きゅうってなる曲なんです。大好きな曲の1つなの。
「TO MY OLD FRIENDS」。
イントロなしで・・・
♪思い出すたびに、、
て来るだけで既にダメっす、、ちょっと最後にきてうるっておりました、、、
***************
最後は、メンバーみんなで前に出てきて「ばんざーい!!」てご挨拶。
誠さんは、ステージぎりぎりまで出てきて、端から端へ、、、みんなにご挨拶、、、、、
お客さんは、勿論、ステージに向かって拍手したけど、誠さんたち、、お客さんに拍手下さいました、、、
そして、、、ステージ袖に消えかけた時、、友達が「サイトーーー!!」と、叫んだので、私も続いてみました、、、
言わずにはおれませんって、、、あんなの見たら・・・(涙)。
***************
ほんとに、、いいライブだったなあって思いました。
他に言いようがあるといいんだけど、、とにかく「イイ」んです。
じっくり、、ゆっくり、、、自分の中で反芻してみたいものが沢山、、思いがけず沢山あるライブでした。
時間にして、約2時間強という、、結構な長丁場だった、、、
でも、その長さを全然感じなかった、、、、ありがとう。
でも、旅は実はまだまだ始まったばかり。
これから、スタイルと場所を変え、、どんどん展開していくはず、、、、
私も、何ヶ所か「追っかけ」てって、しっかりと見てこようと思います。
やっと最近開き直りましたよ、、
ええ、ええ・・ここまできたら立派な「追っかけ」ですとも、、、
でも・・・まさか、ここまで・・・こんなになるとは、自分でも思わなかったけど(笑)。
***************
ライブが終ってみたら、外は本格的な雨になりかかっていました。
(2004年5/22記)
* set list *
1 The STANDARD
2 Possession Obsession
3 Still Crazy After All These Years
4 Baby I'm A-Want you
5 My love
6 別れ話は最後に
7 ノー・ノー・ボーイ
8 リアルミー
9 I sing my SONG FOR YOU
10 PRETTY BABY,KISS ME BABY
11 行き場がない
12 いつの間にやら
13 He is a DEMO.TAPE SONGWRITER
14 TIME
15 音楽友達
16 Waltz In Blue
En
1 Melissa
2 名もない橋
3 Your time
4 天国への扉 (w/増田俊郎)
5 TO MY OLD FRIENDS
2004年5月15日(土)@神戸チキンジョージ
~出演~
斎藤 誠(VO,G)
**
柳沢 二三男(G)
角田 俊介(B)
河村“カースケ”智康(D)
20周年記念ライブ以来の、神戸です。
勿論場所は、おなじみ神戸チキンジョージ^^
朝、自宅を出てくる時は、もんのすごくいいお天気で、こちらに到着したときも陽射しが強くて、、うっわーーUVUV!!と思ったものだけど、、、ホテルに荷物を置いて出てきたら、
・・・あれれっ^^;;ポツポツ、、、ですって、、、
・・・・雨オトコさん、、来襲^^;
今回は、テーブルが出ていたので、ずり落ちそうな椅子(うまく座り続けるには、若干コツがいるとみた^^;)に何とかしがみつきながら、その時をひたすら待つ^^
2階の楽屋の方から、覗き込んでいる出演者もいたり^^
写真を撮ってる出演者もいたり(Kさん(仮名^^;))・・・ちゃんと撮れてんのかなあ、、(^^ゞ
今回は、本当に最小限の単位で旅をしている、、、というのがよくわかります。
なぜならば、佐々木マネが準備に忙しく立ち回っていたから、、
お疲れ様でゴザイマス、、もう、、何から何まで、、、
今回は、、思ったよりBGMをきっちりと楽しめていないのが残念、、、
でも、また次があるってことで(大爆)。
ちらっと、フィービ・スノウかなってのは1曲わかったけど。
さて本編です。
まずは、誠さんがお1人で登場、、、ベージュのお帽子♪
2曲ほど演奏、、このあたりの流れはクリスマスのライブのそれを思い出します。
そうそう、4人編成も同じですもんね!!
3曲目の「Still Crazy After All These Years」で、230さんを呼び込み。
水しか置いてなかったから心配したのだけど^^;
ちゃんと自分でビールご持参でした、さすがだ!!
しかも、さっさと履物を脱いでしまわれて、いつもの裸足のギターマン!!
いつもながら、この曲の230さんのギターの間奏は最高!!(オリジナルはサックスなんだけどね。)
4曲目で、カースケさんとつんちゃんを呼び込み。
あ、、カースケさんメガネかけてらっさる~~^^つんちゃんは「死に熊」シャツだし^^
とにかく、アルバム「Waltz In Blue」のお披露目というのは、去年末のクリスマスライブで東京で行ったのみ、、、ということで、、関西で本格的なお披露目^^
立て続けにどどどっと、演奏^^
(ふっと気づいてみると、230さんのギターは先月某バンドで使用したそれで、、それ
こそ目が飛び出るちうか、のけぞるちうか、、(違った意味でね^^)のお値段なり、、
「なめてるな、ヲイ」とカースケさんもおっさっていたというソレ^^なのでありました。)
「My Love」、、、オリジナルの間奏は、佐野聡さんのsweetなトロンボーンだけど、
この4人編成だと、そのパートはつんちゃんのベース。
これがまたね、誠さんの唄と相まって、優しい音なのよね、、
「別れ話は最後に」は、何だかライブを重ねるごとに少しずつ進化を遂げている、、、と感じるのは私だけでしょうか。
唄とか、アレンジとか、、CDに入っているそれより、少しずつ少しずつ誠さんの「色」が強まっている、、そんな感じ。
ライブのたびに、その時の雰囲気も巻き込んで、、
もはや、オリジナルとの比較云々、、というものは、遥か彼方になっている・・・そんな感じ。
ちなみにこの曲で、、、「あのバンド」はデビューするものだとばかり思っていた、後輩の誠さ
ん。
ところが、蓋を開けてみたら、、、「勝手にシンドバッド」だった^^;
経過を見ている後輩たちからしたら、、、、、「あーあ」(落胆の溜息状態^^;)というのが、当時の偽らざる心境だったそうなのですが、、、
しかーし、、
「素人はわかってませんよねえ」(苦笑)「でも、この曲でデビューしたらまた違っていたかもね」
ところで、カースケさんは、本日メガネです^^
改めて誠さんから「老眼鏡ではありません」(笑)。
で、本番前に「サイトー、これどうかな?」って^^結構自慢げ^^
ちょっとインテリっぽく、メガネを直す仕草とか^^カースケさん、お茶目です^^
それと、the bondの紹介も改めて、、^^
実は、関西進出も視野に入ってるそうで、、「皆さん、宜しくお願いします!!」・・・しっかりPRも欠かさない誠さんでありました^^
さてっ。
「Waltz In Blue」には、日本のビンテージロックとも言うべき名曲が収められていて、
本盤では、奥田民生くんとのデュエットですが、、「まだ来てないので」^^
・・・代わりに「注目のオトコ」が唄うという誠さん。
更に
「この際、僕の唄はどうでもいいかも」(ヲイヲーイ。)
というわけで始まったのは、「ノー・ノー・ボーイ」・・・すっかりもう話のオチはわかってるんですけどね、私は^^
でも、如何にも「えーー誰だろう、、」とか、白々しいリアクションを心がけてみる^^;;
そ、その注目の方とは、実はカースケさんなのだ!!
いちお、最初のフリの時に、230さんがそれらしく^^マイクを直してたり(でも、230さんが唄っても驚かないし^^;;;)はしてたけどね。
その230さんてば、カースケさんが唄い出したとたん、思いっきり
「あっはっはー!!!」
て笑っちゃってるし^^;
間違いなく、何度でもリハで聴いている筈だけど、、それでも相当オモロイんだな、230さん的に^^
そして唄い終わるなり、、カースケさんてば・・・
「・・・奥田民生です」(←間違ってますよーー^^;)
そこでカースケさんについて昔のお話をしようとした、誠さん。
でも、あまりにもいろいろあり過ぎて・・・どれにしようみたいな(笑)。
「余計なことは言わなくてもいいから」と言わんばかりのジェスチャーのカースケさん、、、
「一番最初に会ったとき、1980年くらい、、カースケ、アフロだったんだよね」
「・・・ソフトカーリーだから!!」
・・・こんなやりとり、何年か前のチキンでもあった気がします、、ええ、間違いなく^^
私、未だにアフロとソフトカーリーの明確な境界線がわかりませんっ^^;
誠さんがカースケさんのバンド「ぴかぴか」のライブを渋谷「屋根裏」に見に行ったのが最初だったらしいです。
それこそ、コンテストのグランプリバンドですもんね^^
そのときは、今みたいな「ちっちゃい音でなんか、叩けなくて」なんて誠さんの言われちゃって、、、
ツーバスで、、乗って来ると演奏そっちのけでドラム椅子に立ち上がる、、、えーーーすんごく見たいなあ、、、今はだめかな、、(笑)、、
特に、ドラムのところが天井がすごく低いそのライブハウスの天井に・・・・みたいな^^;
すると、今日は話す気満々のカースケさん逆襲に出る(笑)。
「自分だって、白衣着てたくせに」(会場・爆)
「スーパーセーラー服」という名前のバンドで^^白衣着てお医者さんのカッコ(ホント、コスプレのはしりかあ?)で、キーボードの女の子はセーラー服着てるし、、、、みたいな。
当時のコンテストの決戦大会には、サンプラザ中野さんなどが在籍した「スーパースランプ」も出ていて、それを見ながら、
「だめだなあ、イロモノは!!とか言って・・・でも、自分は白衣だし」(爆)。
「・・・そんな話する気はなかったのに、、、まあいいや、チキンだし」(更に爆!)
まあ、そんなこともあったってことです^^
スゴク昔の曲。
ひょっとしたら、チキンでは初めてかもしれないという。
デビューアルバム、ララルの1曲目、、、「リアルミー」。
うわあ、、バンドスタイルで初めて聴いた^^
でも、そのアレンジはアルバムに入っているものと、殆ど変わらない感じで、、、
それが、今もOK!!っていうの、やっぱりかなりスゴイと思う、、、20年以上も前
の曲ですよ、、
(その時代のエッセンスはいくらか織り込まれているだろうけども)
ただ単に、その時の流行だけを追っていたのだったら、古臭くなってしまって、、、
とっくの昔に聴けなくなってるもの、、
誠さんの曲のすごいのは、そういうのをこともなげに「ヒョイ」と引っぱり出してきて、、、
最近の曲や、カバー曲と並べて、、何の違和感もなく聴かせてしまうっての、、あるな。
「行き場がない」・・・の前に、アコースティックならでは・・・
ちっちゃく「アーユーレディ?」、、、
「アーユーレディ??」・・・だんだんおっきくなる^^。
音はアコースティックでも、、、、今後、ロック色が強まることを大いに予感させます!!
カースケさん、、炸裂してたし、、、、、そりゃあかっこいいんだってばさーー!!!
そして、、、「今までの21年の音楽人生の中で、一番ロックぽい」(←そうなのか(^^ゞ)
昔アマチュアの時のライブの時には、「もいちど添い寝」と並んで、必ずアオリに使ったと言う。
キャンディホールとか、バーボンハウスなど、当地のライブハウスの名前を誠さ
んが言う度に、「きゃーー」と盛り上がってる一角が^^
でも誠さん・・・「なんで、後ろの方なんですか?みんな?」(笑)
それは、、「いつの間にやら」。
もう、ロックな曲で音圧もすごいって(笑)アーユーレディ?(笑)
・・・・でね、でね、一番笑わしていただいたのが、誠さんのお「顔」ね、、フツウだったら笑いませんって、、
眉をぎぃう~!!としかめてコワイ、、つうか、、^^;そんな顔をつくって見せるんだもん、、
ナンダロウと思ったら、
「最近、韓国ドラマの見すぎなんで」って^^;
唄の間、ポイントポイントでそのお顔もんだから、、、もう、げーらげら笑い転げておりました、、、
しかも、唄はちゃーんと普通に唄うの^^
・・・そんな技をお持ちだったのね、、、(^^ゞ
そして、カースケさんの「chi~~n!!」も健在で^^;
笑う曲だったかなあ、、と思いつつも、ひたすらに笑い転げておりましたっす。
「He is a DEMO.TAPE SONGWRITER」
先日のモナレコーズのライブでもやって下さいましたが、、ギター2本でもその痛快さにはわっくわく♪だったんですけど、、
楽器が増えると、いろんなものが詰め込めるから、、もっともっと楽しいね^^
この曲の途中でね、、バスドラに合わせて、誠さんがギターをドンドンドン!!て3回叩くのがすごく好き^^
「TIME」
・・・オリジナルも好きですが、、ライブでも同じようなアレンジだったと思いますが、そのなんと言うか、、躍動感みたいなものが、一段と感じられて、、、カッコいいです。
「音楽友達」も、アコースティックの楽器が少なめの編成で聴いて、、、、
その曲の骨格みたいなものが忽然と露わになって、、曲そのもののカッコよさを改めて感じたんだよね~。うん。
*******
「(80年代のアルバムとか)・・・ナントカ買えるようにして下さい」
というようなメールを受け取ることがあるという誠さん。
(手塩にかけた曲たちが、)
「聴かせてあげたくても、聴かせられないのが、手に届かないのが悔しい」
そんな状況には、もうかなり前から気がついていて、、、何とかしなければ、、と思っておられたそうです。
じゃあ、「買えないような曲」を、たくさん唄いに行こうじゃないか、、発想の大元はそこからだったようです。
あ、、そういえば、今回はアルバム「ララル」、「Change it」とかからの曲多かったね、、
・・・今回のアコースティックツアーは、ようやく念願叶ってということになるのでしょうね^^
「どんどん、、その新しい曲が世に出て、、流れていってしまう、、このスピードの速さ何とかならないだろうか」、、とも。
80年代の初期のものは、復刻盤というカタチになってしまっているし、、それでも「手に入らないよりはマシ」だけれど、、
「今の時代には難しい夢なのかもしれないけれど、
80年代のアルバムと、最近のアルバムと、、同じように聴いて貰えると嬉しい」と。
誠さんとしても、今もその頃も、唄っているテンションは変わってないと思う・・・とのこと。
昔も今もアルバム制作に寄せる思いって、、絶対にその時々であるし、、時間も愛情も、手間も、、たくさんかかっているし。
他の工業生産の可能な、大量生産品ならイザ知らず、、、、音楽って、本来流れ作業的に作るものではないはず、、
仮に、そんなものがあったとしても、私個人にとってはそれは大事なものではないし、気に留めるものでもないだろうけれど。
誠さんのステージ側からも、照明の関係で、お客さん、、、私たちが一緒に唄ってるとしたら、その様子がわかる、、、
少し前の曲をやっても
「・・・・大丈夫じゃん!!」
て。
「あ、そういう歌詞だっけ・・・みたいな」(笑)。
それを見ていると、いいなあって思っていらっしゃるようだし、、、
何よりも、こんなこと言ってしまったらいけないのかもしれないけど、
「僕は、他のアーティストより、幸せなのかなと思う」
とまでおっしゃいました。
そういうお客さんとの「信頼関係」にこたえていきたいし、裏切ってはいけない、、、そう思ってらっしゃるのだそうです。
私も、アルバムをMDに落として持ち歩くことありますけど、、、
そうですね、、、不思議なことに最近のものと、、もう一枚何か、、と思うと、デビューアルバムとか、、その辺のアルバムを、必ず組にしてるんですよね、、、そういえば。
そのことに後で気がついて、、、「このまま大事に聴いていきたいなあ」って思えたな^^
色々な音楽があって、色々な聴き方勿論ありだと思うけど、
こと、誠さんの音楽に関しては、きちっと向かい合っていきたいな、これから先もずっと・・・って、改めて思いました。
こういうお話をする時の誠さんは、まあ、、その場を盛り上げる時のような^^軽いお喋り、、、とは打って変わって、、
少しずつ、コトバを丁寧に選んで、慎重に噛み締めるようにお話をされる。
時には、思いがけないコトバが出てくることもあるのだけど、、、
今回のお話は、深く頷いてしまうものだったし、私自身の妙な迷いとか、うろたえていた部分をピシッとさせてくれた。
こうやって、HPで色々身勝手なことを書いていきながら、、自分がどこを向いたらいいのか、、混乱することが、、実は多々あるのだけど、、、
多分、、、うん、こっちでいいんだ、、大丈夫。
改めて向かうべきベクトルを・・・確認出来た気がする。ありがとうございます。
そして、本編は「Waltz In Blue」で締めくくり、、、、、
*************
しばしの拍手の後、マコトマンTシャツ(SPCバージョン)で再び登場。
ほらほらっ、、、てな具合に、背中の麗しい「Are You Ready?」の文字を見せ付けてくれる^^
尚、ツアーTは間もなくお目見え。
佐々木マネが自らデザインをし、、、誠さん「なかなかいいらしいです」とのこと。
誠さん1人で「Melissa」を唄い始めると、メンバーさんが後を追うように出てきて、、、(ビールを飲む人は、ビール持参で^^;)
それぞれ楽器を手にし、、途中から演奏に加わる、、、、
その瞬間が、めちゃめちゃカッコいいねえ、、
(230さん、どうもエレキの調子がよくない、、うまく音が出ていない・・・
でも、ダメだな、、と思うや、慌てず騒がず・・さっさともう1本のアコースティックに持ち替え、、
何事もなかったかのように演奏に戻っている、、、何気にすごいものを見たかも^^;)
今回は、自分たちで楽器も運び、、、極力少数精鋭で。
でも、そうするとギターは2本しか持てないとのことで、、、でも、どうしても違うチューニングでやりたい曲があって。
関西圏の心当たりに尋ねていたらしいです。
最終的には、以前、イベントでご一緒になった「関西の重鎮」増田俊郎さんから借り受けることができ、、
無事、、その曲も演奏できると。
しかも、誠さんの持っているギターとスタイルが似ているもので、、、
「これから各所で、ギター借りられるんでしょうか(・・・いいやつを^^)」
ちなみに、前日の広島ではOtis!のマスターが入ってのセッション。
ちなみに、楽器はジャンベだったらしいです。
で、、やりたい曲は。アルバム「ディナー」に入っている「Your time」。
90年代前半、リリースが出来なかった時、
「どうしたら、もう一回みんなの前へ出ていけるだろうか」と、そんなことばかり考えてらした時期があったそうです。
まさしくその心境を唄ったものが、この曲なのだそうです。
オリジナルより、少しヘビーな感じのするアレンジで聴かせてくれます、、、
つんちゃんの低音が、、かなり効いている感じです、、目が・・でなく、耳が釘付けになりますね、、
・・・・・・・・・
二回目のアンコールでは、、、
なんと。
くだんのギターの持ち主、増田俊郎さんが見にいらしてたので、、せっかくだからやりましょうよ、、引っぱり込んでしまったらしい、、、増田さんも快諾^^
2001年の暮れ、大阪バナナホールでのイベントの時、、、打ち上げが大変印象的だったらしい(笑)。
関西では、「まっすん」と呼ばれている増田さんですが、誠さんはなかなかすんなり言えない。
呼んで下さいよ!!と言われてる先から、メールでも「まっすん、、、、さん」になっちゃうらしい。
「だって、歳そんなに違わないでしょ?」と、おっしゃられて。
四つ違うけど、増田さんにとっては違ううちに入らないらしいですよ^^
AORの風を、増田さんに感じている誠さん。実際、最近またAORを結構聴いてらっしゃるとか。
「でも、まこっちゃんもそういう影が・・・」「年中あります」(笑)。
お話の感じからしても、すごくチャーミングな方ですね。
最初「(セッションで)これをやろう」と貰った時、、、
「えっ、ツェッペリンの曲をどうやって?!」早とちり^^
そういう展開待ってました!!!と言わんばかりに、、
230さん、誠さん折り重なるように「天国への階段」を奏でていた(爆)。
勿論、「天国への扉」・・・「ぼぶ・だいらん」だったわけで、「あー、大丈夫だ」みたいな(笑)。
お2人、それぞれが交代でボーカルを取ったり、、ギターソロを交代でとったり、、、そのソロも時には、コールアンドレスポンスになってたり^^
なかなか、楽しいのですよ!!
メンバーさんも、みんなスゴク楽しそうに演奏してらした^^
♪ なん なん なきのん へぶんずどー ♪ (日本語表記 by chiy)
を何度もリフレイン、、、もう延々と続くんじゃないかというくらい、、、気持ちよかった、、、
誠さんも、身振りでお客さんに向かって「唄って唄って!!」ってやってらしたし。。。
その客席の様子を、目をまん丸くして、ご覧になって・・・誠さん、とっても嬉しそうでした^^
(私も思いっきり、、、何度か目があった・・・気がする。いやいや、気のせい・・・とは思いたくない^^;
でも、目を逸らさないようにするには、正直かなり勇気が要りました、、、、(滝の汗。))
予想外の展開。
でも、予想外のことって何であんなに楽しいんでしょうね^^(予定調和にもよさは勿論あるけれど。)
スゴク楽しくて素敵なセッションだったなあ、、、
・・・終って欲しくなかったよ。
ステージの皆さんの、その呼吸みたいなものを見ているだけでもいい、、、勿論リハなんかなかったでしょうし、、、
でも、それを楽しそうに合わせて、、、ってのは格別でした、、、
で、、、増田さんを盛大に見送った後で、、、誠さんてば
「おい、まっすん」(ぼそ。)
・・・相当勇気のいることらしい、、誠さんにとって^^;;
そして、あのハッピーな展開の後でこれですか、、、
やられました・・・・。
私、この曲、最初に聴いた時から、、リアルタイムで聴いたわけではなかったのに、、
なぜか、懐かしく・・切なく、、、きゅうってなる曲なんです。大好きな曲の1つなの。
「TO MY OLD FRIENDS」。
イントロなしで・・・
♪思い出すたびに、、
て来るだけで既にダメっす、、ちょっと最後にきてうるっておりました、、、
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最後は、メンバーみんなで前に出てきて「ばんざーい!!」てご挨拶。
誠さんは、ステージぎりぎりまで出てきて、端から端へ、、、みんなにご挨拶、、、、、
お客さんは、勿論、ステージに向かって拍手したけど、誠さんたち、、お客さんに拍手下さいました、、、
そして、、、ステージ袖に消えかけた時、、友達が「サイトーーー!!」と、叫んだので、私も続いてみました、、、
言わずにはおれませんって、、、あんなの見たら・・・(涙)。
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ほんとに、、いいライブだったなあって思いました。
他に言いようがあるといいんだけど、、とにかく「イイ」んです。
じっくり、、ゆっくり、、、自分の中で反芻してみたいものが沢山、、思いがけず沢山あるライブでした。
時間にして、約2時間強という、、結構な長丁場だった、、、
でも、その長さを全然感じなかった、、、、ありがとう。
でも、旅は実はまだまだ始まったばかり。
これから、スタイルと場所を変え、、どんどん展開していくはず、、、、
私も、何ヶ所か「追っかけ」てって、しっかりと見てこようと思います。
やっと最近開き直りましたよ、、
ええ、ええ・・ここまできたら立派な「追っかけ」ですとも、、、
でも・・・まさか、ここまで・・・こんなになるとは、自分でも思わなかったけど(笑)。
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ライブが終ってみたら、外は本格的な雨になりかかっていました。
(2004年5/22記)
* set list *
1 The STANDARD
2 Possession Obsession
3 Still Crazy After All These Years
4 Baby I'm A-Want you
5 My love
6 別れ話は最後に
7 ノー・ノー・ボーイ
8 リアルミー
9 I sing my SONG FOR YOU
10 PRETTY BABY,KISS ME BABY
11 行き場がない
12 いつの間にやら
13 He is a DEMO.TAPE SONGWRITER
14 TIME
15 音楽友達
16 Waltz In Blue
En
1 Melissa
2 名もない橋
3 Your time
4 天国への扉 (w/増田俊郎)
5 TO MY OLD FRIENDS