カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

名シーンと音楽・・・#2「北京ヴァイオリン」

2009年03月29日 | 映画
第二回目は、ヴァイオリンから・・・

「名シーン」という程のものではないかもしれませんが
私が感動を受けた演奏シーンから
「北京ヴァイオリン」を御紹介します。


本作品は「父と子」の愛を描いた物語です。

貧しい田舎から、ヴァイオリンの師を求めて上京して来た父と子

一人目の先生はこう言いました
「第1に、一生懸命弾く事だ。第2に、弾く以上は楽しんで弾く事だ。」

二人目の先生はこう言いました
「技術は教えられるが、感情だけは誰にも与えられん。
感情は自分の物だ。心の目を輝かせるんだ」


息子を「天才」だと信じ。
息子の為に全てを投げ出し生きる父の姿は実に感動的です


当然ながら、ヴァイオリンの演奏は圧巻でした
鳥肌が立ちました

子供の心には邪念が無く、その真ッサラで純真な響が、聴く人間の心に、スーット染み込んできます。


この場面は
コンクールの出場権を手にしながら断念した後
駅で弾いてる感動のラスト・シーンです

涙を流しながら弾いている、この少年の姿は絶対に忘れられません


http://www.youtube.com/watch?v=yO28Ck1193w
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名シーンと音楽・・・#1「セント・オブ・ウ-マン~夢の香り」

2009年03月26日 | 映画
「大好きな映画について」では
主に、生徒さんやご父兄に、御家族で観て頂きたい作品を紹介しておりましたが
今回、もう一つ新しい「カテゴリー」を作りました。

過去に観た作品の中で「これぞ、名シーン」と思えるもの
同時に「音楽」の素晴らしい物を
私の独断と偏見でご紹介したいと思います。


記念すべき第1回目は、「セント・オブ・ウーマン~夢の香り」


私が尊敬してやまない「アル・パチーノ」が
7度目のノミネートにして、ついに「オスカー」を手にした作品です。



全盲の役を演じたアル・パチーノは圧巻でした
そして、この作品の中で「名場面」と言われてるのは
若い女性と「タンゴ」を踊るシーンです。

アル・パチーノは大変「踊り」が上手で
彼の作品の中には、随所に「ダンス・シーン」が出てきますが
この作品の中での踊りが、紛れも無くNO.1でしょう


使われてる曲は「por una cabeza」1935年のタンゴの名曲
意味は「首の差で」
本来は「競馬」用語で
「僅かな差で、恋に敗れた男の歌」のようです
「シンドラーのリスト」でも使われています


先ず、ご覧になって下さい



http://www.youtube.com/watch?v=dBHhSVJ_S6A

いかがでしたか?

ここまでの課程はわからないと思いますが
このシーンを観ていただいただけで十分だと思います。
私は幾度観ても「鳥肌」が立ちます

息子に見せたら
食い入るように画面を見、「アルパチーノの目線が凄い」と言ってました


確かに、アルは凄いです、でも彼なら当然の芝居です
何十回と見直す内に、私はパートナー役をした「ガブリエル・アンウォー」も
大した女優だと思いました。


なんだか良く判らない全盲のオジサンに踊りの相手になって下さいと頼まれ
シブシブ了解するも、全く気乗りがしない
回りの目も気になるし、なんかみっともない
嫌だな~という気持ちが、表情にも、背中にも体全体に出てる

それが、途中から変わるんです

なんとなく距離を置いてたその男に寄り添い、身を委ね
官能的な踊りをするようになる


たった、2分28秒に
男と女の「ドラマ」を観ました

今私は仕事が終わった後
必ずこのシーンを観ています。
観るたびに泣けます(曲も最高です)


皆さんはどのように感じられたでしょうか?
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「ピィテナ・ステップ課題曲」勉強会  その3

2009年03月23日 | 「PTNA」関係
「導入」の曲を、どのようにレクチャーしたらいいか?・・・
内容が少し具体的になってきました。


「導入期」の曲は、30秒~1分と短いものが殆どです。

でも、「短い曲」の中に「魅力」が一杯詰まっています。

「楽しく弾ける」工夫も一杯入っています。

その辺りを、生徒さんは勿論、お母様方にも気付いて頂けるような、紹介ができたらと思っています。


今回の「導入期」の「課題曲」の中には
「ポリフォニー」の物が多く含まれています。

「ポリフォニー」と言っても、ご存知無い方も多いと思いますが・・・


一般的な曲は大体が「右手がメロディー」「左手が伴奏」になっています。

「ポリフォニー」は、左手にもメローディーが出てきます。
要するに、右手も左手も「主役」の役割を演じる
「W主演」という事になります。


当日は6曲取り上げます。

それを、8分間の中で、どのように解説し、聴いて頂くか
次回の集まりで、一人ずつ草案をプレゼンします

「プレゼン」は難しいですよね~

息子は、この3年間で、可なりの「プレゼン」を行っているので
(日芸では1年の時から、自分の作品をプレゼンするという機会が可なりあるので)息子に、プレゼンのポイントをレクチャーしてもらおうと思っています。


全国で始めて行われる「課題曲についての発表」
徐々に形が見えてきました、笑
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三浦友和・百恵夫妻、二世デビュー

2009年03月23日 | 日々のこと・・・
朝何気なく目にしたTVの「芸能ニュース」に
百恵ちゃんの二世の映像が・・・

3人のグループだったかな?
デビューしたんですね、ビックリしました!

いつか、見たいと思ってました
ズット、ズット・・・

どんな青年に成長したかな?と
時々思ってました。


百恵ちゃんと言えば
同年代の私達にとっては、特別な存在です。

名曲、沢山あります
友和さんとのコンビで撮った映画の数々
そしてTVドラマの「赤い」シリーズetc・・・

たまに、TVで昔の映像見ても
彼女の凛とした美しさには脅威的な思いすら感じます。


愛する人と一緒になる為
あっさりと引退した百恵ちゃん


その後は「内助の功」に徹した事により
「三浦友和」という一人の役者が
日本映画でなくてはならない役者となりました。

素晴らしい女性の姿だと
心から敬服します



日本中を湧かせた二人の「愛の結晶」

一見して「非の打ち所がない」という感じがしましたが

芸能界で生きる事は大きな決断だったと思います。
でも、往年のファンとしては

「良く決断してくれました、ありがとうございます」と
感謝の気持ちを伝えたいです。

これから楽しみです☆



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新入会のお友達

2009年03月17日 | 「レッスン日記」
この3月に、3人の新しい生徒さんが入会されたのでご紹介します。

この4月で「年中さん」になる男の子一人と
「一年生」になる女の子二人です。


偶然、3人とも同じ入会動機でした。

現在ヤマハのグループ・レッスンに通ってらっしゃいますが
グループだと、中々「ピアノ」が弾けるようにならない
このままグループがいいか、個人に変えた方がいいか悩んでらっしゃったようです。

それで、御紹介頂きましたので、先ず、お母様だけ来て頂き
「グループ」と「個人」の違い
「個人だと、こんな風にレッスンを進めて行く」というような事を詳しく説明させて頂き、納得された上で、後日改めて「体験レッスン」を行い、その結果、入会して頂く事になりました。

ヤマハは4月迄あるので、正式入会は5月からとなりますが
「体験レッスン」がとても楽しかったようで、直ぐにもやりたい・・・と言ってると伺いましたので、早速今月からレッスンを開始する事にしました。

「やりたい!!」と思った気持ちを大切にしてあげたいと思いました。

ヤマハにお月謝を払ってますから、3月・4月は私の「気持ち」でレッスンさせて頂きます。
そうまでしても、「やらして頂きたい」・・・と思いました。



お教室に「新しい生徒さん」が入って下さると、お教室の空気がとても「新鮮」になります。

新しい生徒さんに接していると、前からいる生徒さんに対しても、その子の「最初の頃」のレッスン当時が思い出され、自分自身が「初心忘るべからず」という気持ちになります。


「お子さん」だけでなく「お母さん」との出逢いも私にはとても楽しみです。

「早く増田先生の所に行きたい」と思ってくれた気持ち、とっても嬉しいです。
「責任重大ですね」・・・いつも肝に命じてます。





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とっても素敵な大人の生徒さん達☆

2009年03月10日 | 「大人の生徒さん」
この春、大人の生徒さんが二人入会されたので御紹介しま~す☆

20代と30代のとっても素敵な女性です

入会動機は
お二人共、「子供の頃ピアノをやっていて、もう一度やりたい」・・・と同じですが

20代の方は現役の小学校の先生
「音楽の授業で、もっとピアノを上手に弾きたい」と・・・
そして、30代の方は「ウォーキング・ママ」
「お子さんの好きな曲を弾いて聴かしてあげたい」と・・・

其々とっても素敵な動機ですね



それにしても、このお二人、本当に偉いなと思います。

学校の先生って想像していたより、ずっと忙しそう
毎日帰りはとても遅くなるそうです。

そして、小さなお子さんを保育園に預けて都内迄通勤してるママ
時間、目一杯だと思います
でも、彼女からは全く「生活感」が感じられませんでした
とってもお若く見えて、生き生きしていらっしゃいました。

お二人共、本当に「行動的」で「前向き」だな~と感心しました。



クラスの生徒達から「○○先生ピアノ上手だね」と言ってもらえるかも
又、ママのピアノの伴奏で、お子さんと一緒に楽しく歌を歌えるかも

そんな日が来る事を夢みて
一緒に、楽しくレッスンしたいな、と思いました。


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素敵な「楽譜」に出逢っちゃいました☆

2009年03月09日 | 「レッスン日記」
先日の「課題曲の勉強会」で興味を持った楽譜を早速数冊購入
全曲弾いてみました。

「課題曲」に選ばれるくらいですから何れも甲乙付けがたい楽譜でしたが
その中で1冊「これは!!」という楽譜がありました。


楽譜は教室をやってる以上「新刊」が出ると必ずチェックして
ピンと来たものは必要経費として買い求めています。
月々可なりの金額になりますが
それは指導者として当然の事として購入してます。

只、当たり外れはあります。


「クラシック」の定番物は先ず大丈夫ですが
それ以外の物は「編曲者」に因りかなり差異があります。

まあ、音符を見ただけで大体想像は付きますが
買って実際に弾いてみたくなるのは、先生としての哀しい性です、笑

で、実際にレッスンに使ってない楽譜も山のようにあります。
でも、いつか必ず役にたちます。



息子は、「コミック本」や「DND」で欲しいものは決してレンタルせず買ってます。

私は勿体無いと思うので「借りればいいのに・・・」と言うと
「借りるものではない!!自分の手元に置いておくものだ!!」と言って
それらの物に埋もれる生活をしていても、決して手放そうとはしません。

彼にとってそれらのものは、自分の「創造力」を高める物であり、大切な「教本」である訳ですから、必要な時に直ぐ見れるように手元に置いておきたいのですね。
もの凄い愛着を持って、大切に保管しています。
私が楽譜を買うのと同じようなものかもと、理解出来ます。


話しが反れてしまいましたが

今回購入した中で、1冊もの凄く良いのがありました
全曲使えます
こんな楽譜には滅多に出逢えません。


中学生以上~大人の方に特に受けると思います。
私も弾いててメチャのめり込みました。

決して難しくないです。
バスティンの「レベル3」辺りで十分弾けます。


只、アレンジがちょっと大人っぽいので
せいぜい5年生以上の、ちょっと「乙女?」になりかかった子ぐらいからがいいと思います。

ピアノが少し弾けるお母さんも御自身で楽しめると思います。


早く弾かしてあげたいな~と思いました。

何人かの生徒さんには早速渡そうと思います。楽しみにしていて下さい☆
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「合唱祭」の結果で~す☆

2009年03月07日 | 「レッスン日記」
内谷中の合唱祭で伴奏をした中1のかなちゃんから、思いっきり可愛いデコメールが届きました!

結果

「優勝」したそうです

おめでとう!!!

学年で優勝
おまけに、得点も「全校で1番」だったそうです

やったね

勿論、歌も良かったでしょうけど
かなちゃんの伴奏も良かったんだと思う

「歌」って、伴奏がいいと、気持ちが盛り上がりますモンね

3日前の「レッスン日記」にも書いたけど
かなちゃんの、あの素晴らしい「前奏」を聴いたら
クラスメイト達は絶対に歌に「心」が「魂」がこもったはず

本当に凄いな~
又自信が着きましたね

クラスの結束も固くなるんじゃないかな?



そういえば・・・ふと思い出しましたけど
私も中学時代「音楽祭」で3年連続優勝しました

3年間でいつも優勝したクラスにいたのは学年で私だけでした
たまたまでしょうけど、伴奏は毎年してました


中3の時の「自由曲」が
はしだのりひことシューベルツの「白い翼の鳥に乗り」という曲
皆で色々考えて決めました

「フォークソング」の走りの時代でした

男子生徒が何人かギターを持参して
ピアノとギターで伴奏を着けました

毎日放課後遅くまで練習して

盛り上がったな~
本当に懐かしい思い出です

かなちゃんも三連覇目指しなね、笑


「ありがとう」メール
凄く嬉しかったです☆
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「ピィテナ・ステップ課題曲」勉強会  その2

2009年03月06日 | 「PTNA」関係
昨日のぽかぽか陽気とはうって変わって寒い朝

寒いのが大の苦手の私は「出かけたくないな~」と・・・
でも、今日は「勉強会」パスする訳にはいかない
夕べ遅くまで「資料」作りをしていて、ボーっとした頭でいざ出陣
行けば絶対パワーを貰えると思って・・・


参加人数は前回より増えて20名
PTNAの本部の方
又、「ステップ」の創設者の戸沢先生迄見学にいらして下さいました。

PTNAの福田専務理事が大変興味を示して下さり
一度見学に来たいとおっしゃてるとのお話も伺いました。
(ワッ大変、笑)


さて、開始
一人持ち時間3分で、各自割り当てられた課題曲を演奏しながらポイントの説明をしました。

ついでに、掲載されてる本の解説もしました


7割の曲は知りませんでした
同じく、7割の本も知りませんでした

いい曲が可なりありました

本の紹介でも

「この本は男の子向きだと思います」とか
「派手なアレンジが多いので、発表会向きだと思います」等々・・・

何冊かチェックしましたので、購入してみようと思います
近々生徒さんの手元に行くかもしれないのでお楽しみに☆


発表の本番は5月31日の「NEOステーション」の場で・・・

次回の集まりでは、どの曲をどんな形で発表するか話し合います。

今日手元に入った資料を全曲弾いて見て、各自構想を練ります。

今日始めてきた先生の中には
まるで、高校生や大学生にしか見えないお若い先生も多く
なんだかビックリしました
でも、それぞれ個性豊かで
いろんな年代の先生達とコミニュケーションが持てるのは、とっても刺激になって楽しいです
学生気分に戻った感じかな?
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又一緒にレッスン出来てとても嬉しいです☆

2009年03月06日 | 「レッスン日記」
中学受験の為お休みしていたゆみちゃんが戻って来てくれました。

久しぶりに会うゆみちゃんは、とっても「おねえちゃん」になってました。


受験の事、新しい学校の事、色々話しました
「ゆみちゃん、本当に頑張ったよね」と言いながら
私は目頭が熱くなってしまいました。
ゆみちゃんも目を赤くして・・・
二人でウルウルしてしまいました。


ゆみちゃんは、去年の10月迄レッスンに来てました
週に4回、電車に乗って塾通いをしてたのに
ピアノのレッスンは休まず来てました。

春季講習会や夏季講習会で夕方来れない時は
塾へ行く前の午前中に来てました
いつも、偉い!と思ってました


受験が終わったら復帰したいとは言ってましたが
お母さんの方では不安があったようです。


遠い学校迄電車に乗って通うこと
又、学校の内容も始まって見ないとわからない云々・・・
ピアノと両立出来るか?

心配なされるのはごもっともです

それで、私は「ワンレッスン制にしたらいかがですか?」
と御提案しました

ワンレッスン制でしたら、ゆみちゃんのペースに合わせ、負担が少なく出来ます

お母様も、それでしたら続けられそうです
ありがとうございます、宜しくお願いします・・・という事になりました。


そして、今月から再開

ゆみちゃんには「入学祝い」として、曲集を1冊プレゼントしました
バッハ・モーツアルト・ショパンetcの有名な曲の載ってる楽譜です

きっと、この中から、素敵な曲との出逢いが沢山あると思います

これから、思春期の難しい年頃に突入するゆみちゃん
いろーんな事があると思うけど
ピアノが彼女にとって大切な「心の柱」になってくれたらいいな~と切に願ってます。


♪ゆみちゃん、戻ってきてくれて本当にありがとう♪
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