新春歌舞伎を観に行った日、
私は唐織の袋帯を締めました。
このとき、時短になればとトライしたのが
「クリップを使った結び方」。
教えてくれたのは、
イラストレーター 岡田知子さんのブログに載っている
お団子娘ちゃん。
コチラのページです。
なのですが。
用意するものを、間違えました……。
(先の細い)Aラインの洗濯バサミにすべきところ、
他のサイトをあれこれ見ていたために混同し、
幅4.1㎝もあるダブルクリップを2個、東急ハンズで買ってしまい。
まあでもせっかくなので、
これで強行してみました。
やり方は、上のページと同様なのですが、
まずタレを三角に折り、
折り線の0.5~1㎝上を止めます。
三角を戻し、
お太鼓の中心になる位置を決めます。
タレよりも、18㎝程度長くとっています
(この18㎝の部分が折り返し、つまり手先で押さえられる部分になります)
折り返し部分を内側に巻き込み、お太鼓の形をつくり
クリップを留め直します。
前帯の部分を2つ折りにします。
前日までにここまで下準備しておきました。
そして、当日……
比較してみます。
左が、前日につくっておいたお太鼓。
右が実際に締めたところ。
……やはり、Wクリップの幅の分、
実はお太鼓が大き過ぎてしまったので、
折り返し部分を増やしました(18㎝+αになったわけです)。
その結果、お太鼓の下線とタレの柄が続かないことに。
幅の狭い、Aラインの洗濯バサミなら、
このようなことは回避できると思います。
これだけ大きなWクリップだと、
お太鼓を背負ったときに、帯枕と一緒に背中側へ
巻き込むこともできなくて。
ただ、クリップ使用でずいぶん時短、ずいぶん手軽に
結ぶことができました。
今までとても億劫で、格高の着物のときはほとんど
綴れ帯にしてしまっていましたが、
これからは、眠らせてしまっていた袋帯をもっと
活用できそうです
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神奈川絵美
香子
神奈川絵美
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