かなうみ鍼灸整骨院スタッフブログ

臨床の事から日常の出来事まで思った事を書いています

寝相と体の緊張(柔整師:井上)

2012年06月17日 | カイロプラクティック


普段何気なく、寝ていると思うが
その寝る姿勢、寝相で体の緊張している箇所がわかる場合がある

まず、布団や枕などを抱え込んで寝る、または抱えると楽に感じる人は
胸の緊張が非常に強い証拠です
胸が緊張していると、肩が前に出て肩の関節が硬くなって呼吸が浅くなるので
何かを抱え込んで肩や胸を緩め、足の間に挟む事で呼吸時に骨盤が動きやすくなるのです

次に横向きになってよく寝返りをしたり、寝相が悪い人は
体に「捻じれ」が強いといえます
これは、腰椎3番が緊張している事が原因で、
同じ姿勢が続くと眠っている間も腰や背中の筋肉が硬くなってくるので
寝返りをして、なんとか腰椎3番を緩めようとしているのです

仰向けで大の字になって寝るという人はというと
両腕が広がっているのは首が緊張しているためで、肩や首のこりが多かったりします
足も大きく広げることで骨盤底部の緊張を緩めようとしているのです

逆にうつ伏せで片足を曲げて寝ている人は
骨盤底部の緊張が非常に強い人や
何か不安やストレスがある人がこの格好になり易いようです
また足を曲げる方は一般に骨盤が左側の方が縮みやすいので
左足を曲げる人が多いようです

このように寝る時の姿勢をみるだけでも
体のどこの負担がかかっているのかわかるので
そこから自分自身でも日常に気をつけてもらって
少しでも楽になるようにして下さい





最新の画像もっと見る

コメントを投稿