愛校作業の後は、手賀の丘公園に遊びに行く。目的はkanaの大好きなアスレチック。
一つずつクリアーしていくが、壁を乗り越えるアスレチックで正に壁にぶち当たった。
低い壁から少しずつ高くなり、4つか5つ目くらいの最後の壁はkanaの背よりもはるかに高い。
今までは最初から「無理」と決め込んでパスしていたのだが、後からきたkanaよりも2つか3つくらい小さい男の子が何度かチャレンジするうちにあっさり超えて行ってしまった。
それを見ていたkanaもチャレンジ。
しかし、何度繰り返しても乗り越えられそうにない。私が横からアドバイスをするが、うまくできない。悔しがる。
汗だくになりながら15分ほど黙々とチャレンジを続けるが、とても無理。
最後まであきらめようとしないkanaのがんばりにすでに感動する私。
kanaは次第に涙を浮かべ、自分より小さい子が乗り越えて行ったのに、なぜ自分はできないのか?という思いを涙ながらに語り出す。嗚咽に変わる。
泣きながら続けていたが、このまま続けていても打破できずと判断し、気分転換のためにいったんパスして先に進ませる。最後まで行ってから、再度チャレンジするように説得。
いったんゴールしてからすぐに走って戻ってきた。やる気満々。
さて、気合いを入れ直してリベンジ開始。応援する私。決して手は貸さない。
息抜きの効果があったのか、力いっぱい踏ん張ってなんとかクリアー。喜びのkanaが、壁の上で両手でピース(写真)。
もう一度チャレンジすると、コツをつかんだようでまたまたクリアー。
最後まであきらめずにチャレンジしたkanaがとてもたくましかった。