カミカミ亭にゅうしのブログ

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最近のTwitterより

2019-02-01 14:47:08 | ブログ
これまで、数え切れないくらいに児童相談所と関わってきた。その忙しさたるや尋常ではない。一人のWさんが100ケース近くを持ち、この広い、人口約196万人の大都市札幌でも1ヶ所しかない。あり得ない。ケースの深刻さをとっても、もはや人間の出来る仕事の範囲を越えている。誰もサボってない

また、学校の先生も疲弊している。学校と児童相談所との連携は、本当に難しい。常に予算と人手が足りないせいで、失われていくのが子どもの命と育ちだとすれば、こんな悲しく残酷なことはない。子どもには何の罪もない。胸が痛く、言葉もない。

何度同じことを繰り返せば、国は動いてくれるのか。この「今」も苦しんでる子どもがいるのに。とにかく、時間がないのです。子どもは一瞬一瞬が大事で、一日一日が貴重で、その時間は二度と戻っては来ない。その保障が約束出来なくて何が社会か。

一旦、暴力や支配が入り込んだ機能不全家族は、一気に「治外法権」の場となる。そこに介入していくには、専門性とマンパワーが絶対に必要です。その担保なしに介入出来るほど、生易しいことではない。だから、児童相談所も学校も、入る側が疲弊している状態では難しくなる。

自然と意識が避けるようになる。逃げたくなる。それが重なると、本当に見えなくなっていく。ギリギリの状態で働いていると、頭とこころが解離していく。それが個人ではなく、組織的にそうなっていく。お金と人手を増やす。先ずここから始めなければ何も変わらない。

本当に何度でも言いたい
教育と福祉に、もっともっと予算と人手を
かけて損する人など誰もいない。
何のための税金なのか。




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