6本の脚のうち前と後ろ計4本に取り付け、横滑りするようにしています。方向変換時に前後の脚は横滑りせざるを得ません。これがスムーズにいかず床にひっかかったりすると、ボディーに無理な力がかかり動きも悪くなるからです。車輪は半径10㎜の厚紙の円を木製の円盤で補強。軸はつまようじです。D型は、横幅に比べ前後の長さが短い構造上、足先の車輪は必要ありませんでした。4つの脚にこれをつけるのは面倒といえば面倒。省略してもいいかもしれないな~。
トリガーを引くと輪ゴムにつながる箱型の押し出しパーツが飛び出し飛行体を射出します。試しにロケット型の飛行体をセットすると、5mぐらい飛びました。斜め上方に伸びている棒がトリガーのレバー。この先端にテグス糸をつけ、モーター軸に巻き取ることでトリガーが引かれます。軽量なので、6足B型、D型のどちらに搭載しても軽々動いてくれました。始め、筒の部分をラップの芯で作ろうとしたんですが、重量がけっこう重いのと円筒形が扱いづらいのでやめました。月面での各種観測ロケットの発射やワイヤつきサンプル採取装置の射出など、いろいろ使えると思います。ロボットによる作業のバリエーションが、ちょっと広がりました。
電池のマイナス極に接触させる部分です。材料が紙なので、確実な通電状態を保つため、この部品をいかに変形しないよう電池に押しつけるかが大事なところ。写真では見えませんが、裏側に厚さ2㎜の木の板を張り付けて補強し、輪ゴムで押さえつけるようにしました。電池との接点はアルミテープを使用。アルミテープの裏に小さいナットを貼り付け、突起をつけました。前掲のコントローラー写真もあわせて見ていただくとパーツの位置関係がわかると思います。初めはごく一般的な電池ボックスのスタイルを考えていたのですが、変形しやすく断念。筒型の容器に電池を収納し、ふたで押さえる形にたどりつきました。
製作しています。ロボットの各シリーズに搭載できるよう、軽量化するのがなか難しいですが、1月中には完成させたいです。これができると、ロビーたちの作業の幅がグッと広がるんじゃないかな。ちなみに、写真はモーター軸にワッシャーを通し、テグス糸を網戸用の穴あきゴムで留めたものです。これでうまくいくと思うのですが。今週またがんばります。