それなりに一所懸命考えて、作りましたよ。ま、大変でした。これ、50㎜のビスを軸に金具を取り付け5メートルのエナメル線をぐるぐる巻きました。エナメル線を巻いたことあります? 巻いてるうちに線がよじれてくるんですよ。で、こんがらがる。ほどけない。泣きながら作りました。電池につなげてクルクル回ったときゃ、まあうれしかった。but、動力にするには力が弱すぎることが判明。脱力し斜め上方25度で遠くを見つめました。
それは歩行ロボットのための作業ユニット製作です。写真は6足B型の前部につけたリフト。これも「おで串ギア」を使用。大福1個程度の荷揚げ作業ができます。やや重心が前寄りすぎるので改良中です。今後、アームや各種発射装置なども製作し、月面基地建設に使用できるようにしたいと思います。
最も重要なギアです。これが正確にできるかどうかで、ロビイたちの人生が快活で幸せに満ちたものになるか、それとも果てしない苦難に満ちたシジフォスのそれになるかが決まります。紙は市販の工作用紙。半径20㎜。3枚重ねてホチキス留め。モーターの高速回転を直接受け止めるだけに、正確な円を切り抜くことが要求されます。これを軸と木工用ボンドで固定。回転させたとき、ブレがあってはなりません。また、軸との固定が弱いと突然の悲劇があなたを奈落の底に突き落とします。写真で見るとなんともチンケなものですが、めいっぱいの愛を注いで作ります。
「おでんの串ギアボックス」です。わかりやすくするため側面を開けて撮影しました。これにより、モーターの動力をかなり効率よくクランク部に伝えることができるようになりました。作り方のコツをまた紹介いたしますので(それなりに結構大変)、よろしければ作ってみてください。
その1 ギア比がNGですっ飛ぶように走ったあげく分解。
その2 両サイドの脚と中央の脚の動きが微妙にシンクロしない。
6足歩行のメカニズムなんて中学の教科書にも載ってたし、ちょろいもんだぜ!とか考えていたのが大間違い。まともな6足への改良に1年かかりました。
おはずかしい。
でも、その過程で「おでんの串ギアボックス」が生まれ、紙でも安定した駆動部を持てるようになった。この子のおかげです。ずっと大切にしてゆきます。
その2 両サイドの脚と中央の脚の動きが微妙にシンクロしない。
6足歩行のメカニズムなんて中学の教科書にも載ってたし、ちょろいもんだぜ!とか考えていたのが大間違い。まともな6足への改良に1年かかりました。
おはずかしい。
でも、その過程で「おでんの串ギアボックス」が生まれ、紙でも安定した駆動部を持てるようになった。この子のおかげです。ずっと大切にしてゆきます。