kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

竹久夢二について・・・Aクラス授業その2

2012-06-01 10:47:58 | 柏シルバー大学院
宵待ち草
秋田出身の長谷川カタ(賢:当時19歳)に出会う秋田出身の長谷川カタ(賢:当時19歳)に出会う。
長谷川一家も秋田から宮下旅館(夢二家族宿泊)の隣家に転居しており、夏休みに家族を訪ねて来て、そこで夢二と出会ってしまうという次第である。
親しく話すうち彼女に心を惹かれ、夢二は呼び出してつかの間の逢瀬を持つ。散歩する二人の姿はしばしば近隣住民にも見られている。
しかし結ばれることのないまま、夢二は家族を連れて帰京する。カタも夏休みが終わると成田へ戻り、父親は娘の身を案じ結婚を急がせた。
翌年、再びこの地を訪れた夢二は彼女が嫁いだことを知り、自らの失恋を悟る。
この海辺でいくら待ってももう現れることのない女性を想い、悲しみにふけったといわれる。宵を待って小さな花を咲かせるマツヨイグサにこと寄せ、実らぬ恋を憂う気持がこの詩を着想させたのである。

講師は、宵待ち草をテープに流して聞かせてくれた。

宵待草の原詩
 遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が、あれあれ風に吹かれて来る

 待てど暮らせど来ぬ人を宵待草の心のもとなき
 想ふまいと思へども 我としもなきため涙 今宵は出ぬそうな 



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