第２９話 「ウルトラ６番目の弟」

地底超獣　ギタギタンガ　地底超人　アングラモン　登場

超獣ギタギタンガが工業地帯に出現した。
そして、夜警が急激な酸欠で死亡した。
辺りには猛烈なアルコールの匂いがした。

調査に向かう北斗と美川。

二人は突然車の前に飛び出したダンという少年に出会う。

彼はみんなからウソつき呼ばわりされている。
「ウルトラの星が見える」というこの少年。
彼の父親は酔っぱらい運転で死んだことになっていた。

ここまでの一連のシーン、北斗と南コンビでもＯＫですね。
長坂さんが脚本書いた時点じゃ降板決まってなかった？
美川隊員のセリフも夕子さんっぽかったし。
美川隊員がいきなり「代役」って感じでした。

彼は工場にギタギタンガが現れると予言。
ダン少年が予言した通り、工場にギタギタンガが出現した。

地底人を名乗る者が地下水汲み上げ中止を要求。
地底人は再三酸欠ガスを発して警告してきたと言う。

更に調査を進めるうちに飲酒運転事故にも疑念が生じた。
ダンの父親の事故現場写真にギタギタンガが写っていた。
そのことをダンに告げる北斗。
しかし、ダンは「お前の言うことはでたらめだ」と駆け出す。

父親のお墓の所で地底人を発見したダン。
撃ったパチンコが地底人の胸に命中。うずくまる地底人。
しかし、崖から転落し気にしがみつく。
助けに来る北斗にダンは地底人をやっつけてと叫ぶ。

「ギタギタンガを操っているのは地底人だ！
　地底人の弱点は胸にあるんだ！」

ＴＡＣは地底人の光線ですべて撃墜。
竜隊長の「脱出！」というセリフは珍しいですね。

北斗はそれを見て、その場を離れ、すっくと立った。
胸の前で両腕をクロス。

両腕を大きく前に突きだし。

２つのウルトラリングを胸の前で合わせる。

そこから光が駆けめぐる。

そして、戦闘では初めての単独変身。

しかし、１対２の戦いで苦戦を強いられる。

「負けるもんか。」

ダン少年の声に励まされ反撃開始。
ギタギタンガをリフトアップ。

そのまま投げ飛ばす。

なぜか木っ端微塵に大爆発。揮発性超獣か？

地底人の地震光線で中途半端な穴ぼこに落ちるエース。
しかし、ジャンプしてハンドビーム発射！

地底人の弱点の胸に命中。

燃え上がる地底人。

最後まで「負けるもんか」と思い続けたダン。
彼の目には「ウルトラの星」が輝いていた。

以前はすぐ見えなくなっていた「ウルトラの星」。
今、彼はその星をずっと見ることができるようになった。
「最後まであきらめない」というウルトラの理念ここにあり。

「北斗さん。オレはウルトラ６番目の兄弟になったんだ。ね。」
「ダン！」
「兄ちゃん！」

新展開第１回目、新キャラ・ダンが登場。ダンのお姉さんも登場。
普通のウルトラマンとなったと実感したねえ。

アキちゃんと次郎クン。ルミ子さんと次郎クン。
こりあとも「タロウ」の白鳥姉弟。「レオ」の百子とトオル。
こういうパターンが続いたのも夕子さん降板の影響ですなぁ。

ところで誰にも「アングラモン」って呼んでもらえなかったね。
地底人