日時:12月30日
映画館:バルト11
公開を控えて
ベイマックスごっこ その1
ワタシ「わたしはカマックス。あなたの心と体を守ります。」
と言いながら、思春期の息子をハグして、ものすごく嫌がられる父親。
ベイマックスごっこ その2
そんな思春期の息子と口論しているウチの奥さんに向かって
ワタシ「わたしはカマックス。あなたの今の怒り度数は1から10のどのレベルですか?」
ウチの奥さん「マックスやっ!!」
閑話休題
さて、本作の予告編を観た時、「ウォーリー」とか「カールじいさんの空飛ぶ家」を彷彿とさせた。
あの「やられた」感だ。予告編から想像もつかない全然違う映画に展開する清々しい「やられた感」・・・。
事前にポツポツ入ってくる情報では、やはりどうもケアロボットと少年の話だけではないようだ。
【以下、ネタばれあり】
14歳の天才少年ヒロは兄、タダシの通う大学に入学するため、新しいマイクロボットを開発し、コンテストに挑む。しかし、展示会の最中に火災事故が発生し、兄を失う。失意のヒロの前に兄の開発したケアロボット「ベイマックス」が現れ、ヒロを慰めようとする。
そんな中、火災で失われたと思われたマイクロボットが残存しており、さらに謎の怪人によって何か企まれていることを知る。
案の定、ケアロボットの話はさわりだけ。後はヒロとタダシの同窓生による戦隊ユニット(これが原題の「BIG HERO 6」)の話となる。この戦隊、男性3人、女性2人、ロボット1体の王道編成に、原色系のカラフルなカラーリング、そして各人が大学での専門分野を活かした特殊技能を備えている。
この同窓生の専門分野と特殊技能がなかなか現実味があって、当初、その研究にワクワクするヒロの姿に何だか嬉しくなってしまう。その後も各人の装着モノをCADCAMと3Dプリンター(おそらく)であれよあれよと作製してしまうのだが、30年ほどしたら全然普通のことになりそうな近未来感が良い。
兄の死が事故ではなかったと知ったヒロは、ベイマックスを利用して復讐に燃えるが、それが正しい道ではないと知る。マカロニ野郎なワタシは、男たるものハーモニカを吹いて「復讐という料理は冷めた時が一番うまい」とでも言うべきだと思うのだが、もちろんディズニーには通用しないお話です。ヒロがベイマックス開発の苦労話を知って改心するくだりは、モノづくりの裏話が好きなワタシにはなかなか泣ける。
その後、謎の怪人の正体と目的が分かり、戦隊ユニットと最後の対決を迎える。戦隊ものとかアメコミものに慣れていると安心できる展開。ベイマックスも日本が開発した古典的兵器、ロケットパンチとジェットスクランダーで大暴れ(というほどでもないか。)お約束としてエンディングには別れが待っている。ありきたりとはいえ、小学校時代の童心に返って泣けてしまう。
和洋折衷というかごたまぜになった世界観、カラフルな戦隊にロボットと懐かしくて新しい感覚に、心地よくなったのです。
ところで、年ごろの甥っ子ふたりにかなりラブラブな雰囲気を醸し出すおばさんに危険なものを感じたのはワタシだけ?
映画館:バルト11
公開を控えて
ベイマックスごっこ その1
ワタシ「わたしはカマックス。あなたの心と体を守ります。」
と言いながら、思春期の息子をハグして、ものすごく嫌がられる父親。
ベイマックスごっこ その2
そんな思春期の息子と口論しているウチの奥さんに向かって
ワタシ「わたしはカマックス。あなたの今の怒り度数は1から10のどのレベルですか?」
ウチの奥さん「マックスやっ!!」
閑話休題
さて、本作の予告編を観た時、「ウォーリー」とか「カールじいさんの空飛ぶ家」を彷彿とさせた。
あの「やられた」感だ。予告編から想像もつかない全然違う映画に展開する清々しい「やられた感」・・・。
事前にポツポツ入ってくる情報では、やはりどうもケアロボットと少年の話だけではないようだ。
【以下、ネタばれあり】
14歳の天才少年ヒロは兄、タダシの通う大学に入学するため、新しいマイクロボットを開発し、コンテストに挑む。しかし、展示会の最中に火災事故が発生し、兄を失う。失意のヒロの前に兄の開発したケアロボット「ベイマックス」が現れ、ヒロを慰めようとする。
そんな中、火災で失われたと思われたマイクロボットが残存しており、さらに謎の怪人によって何か企まれていることを知る。
案の定、ケアロボットの話はさわりだけ。後はヒロとタダシの同窓生による戦隊ユニット(これが原題の「BIG HERO 6」)の話となる。この戦隊、男性3人、女性2人、ロボット1体の王道編成に、原色系のカラフルなカラーリング、そして各人が大学での専門分野を活かした特殊技能を備えている。
この同窓生の専門分野と特殊技能がなかなか現実味があって、当初、その研究にワクワクするヒロの姿に何だか嬉しくなってしまう。その後も各人の装着モノをCADCAMと3Dプリンター(おそらく)であれよあれよと作製してしまうのだが、30年ほどしたら全然普通のことになりそうな近未来感が良い。
兄の死が事故ではなかったと知ったヒロは、ベイマックスを利用して復讐に燃えるが、それが正しい道ではないと知る。マカロニ野郎なワタシは、男たるものハーモニカを吹いて「復讐という料理は冷めた時が一番うまい」とでも言うべきだと思うのだが、もちろんディズニーには通用しないお話です。ヒロがベイマックス開発の苦労話を知って改心するくだりは、モノづくりの裏話が好きなワタシにはなかなか泣ける。
その後、謎の怪人の正体と目的が分かり、戦隊ユニットと最後の対決を迎える。戦隊ものとかアメコミものに慣れていると安心できる展開。ベイマックスも日本が開発した古典的兵器、ロケットパンチとジェットスクランダーで大暴れ(というほどでもないか。)お約束としてエンディングには別れが待っている。ありきたりとはいえ、小学校時代の童心に返って泣けてしまう。
和洋折衷というかごたまぜになった世界観、カラフルな戦隊にロボットと懐かしくて新しい感覚に、心地よくなったのです。
ところで、年ごろの甥っ子ふたりにかなりラブラブな雰囲気を醸し出すおばさんに危険なものを感じたのはワタシだけ?
題名:ベイマックス 原題:BIG HERO 6 監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ |
あのおばさん、絶対薄い本になりますよね。にしても、おばさんと兄の吹き替えはひどかったですが…
「薄い本」ですか・・・。確かにいくらでも妄想力が発揮できそうです。(笑)