kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ツリー・オブ・ライフ

2011年09月14日 | 洋画(普通、まあまあ、及第点)
日時:9月5日
映画館:シネツイン新天地

血の気が多いブラピの息子がショーン・ペン!絶対、こんな家系の孫にはなりたくない。(笑)

それは冗談として、ストーリーは人生の岐路にさしかかった建築家が自分の少年時代と両親との関係を振り返るというもの。本当にそれだけ。

その心象風景たる映像とその展開が豪快(言葉を変えるなら、呆然)なもので、後々、尾を引いてしまう。映画館でないと見続けられない、TVモニターじゃ根気が続かない。

映画としては困惑させられてしまうのだが、確かに自分が人生について思いを巡らせる時、同じような脳内映像が展開されているよな。だから、「何じゃこれは!」という思いと同時に「そうなんだよな。」という共感も呼び起こされる。

若干、家族構成が違うものの、主人公の少年とウチの小僧が同じような年代で、今の親子関係を色々と考えつつ、さらに自分の半生を振り返ってみると、何だかどんどん自己嫌悪に陥ってしまい、暗く重い気持ちになってしまった。
ワタシって、これまで何をして、何を残してきたんだろう・・・。

上映時間は2時間ちょっとで、早々に席を立ちたくなる反面、まだまだ見ていたくもなる不思議な映画。多くを語ろうにも語れない。(地雷を踏みそうで・・・)

ところで、ショーン・ペンの少年時代を演じる少年が、あまりショーン・ペンに似ていない。「ミスティック・リバー」のガキの方が似ていたな。






題名:ツリー・オブ・ライフ
原題:Tree of Life
監督:テレンス・マリック
出演:ブラッド・ピット、ショーン・ペン


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
テレンス・リー (一匹狼・オバさん)
2011-09-17 16:53:16
> 原題:Tree of Life
> 監督:テレンス・マリック

↑この2行がチラっと目に入り
「テレンス・リー」と読み取ってしまいました。

くだらないコメントですみません…
返信する
Unknown (kamacci)
2011-09-17 18:50:54
いやいや、それぐらいの誤認はよくあることでしょう。(笑)

でも、テレンス・リーが映画監督に乗り出したら、それはそれで話題になると思う。
返信する

コメントを投稿