kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

三沢厚彦「アニマルズ+PLUS」

2008年02月26日 | 展覧会
三沢厚彦「アニマルズ+PLUS」
会場:ふくやま美術館

先日のギャラリーたむらでの展覧会に刺激され、ウチの奥さんとチビと一緒に100キロ離れたふくやま美術館へ。車中、ウチのチビ(8歳)は「まだ~まだ~」とうるさいのなんの。

さて、会場入り口では小屋の中で2メートルの白熊が出迎えてくれます。さすがの迫力に圧倒されますし、よそのこどもは怖がって小屋に入ろうとしません。

ワタシ「これが動き出したら、こわいだろうな。」
奥さん「小屋の壁に、爪で突いたような穴が残っていたら面白いのに。」
チビ「あっ!壁にトカゲがいる!」
そう、白熊の目線の先の壁面にはトカゲの彫刻が展示(設置?)されています。
ワタシ「時間が経ったら、あのトカゲが移動していたら、こわいだろうねえ・・・。」

あとで気付いたのですが、小屋の上には猫が、美術館そのものの上にはヒョウが展示されていました。

会場に入ると、白虎にはじまり、ユニークな彫刻が目白押しで、ウチのチビは「パパ、パパ!次、次!」と大興奮。ワタシはちっともゆっくりと見ることが出来ません。

犬の彫刻が並べられた展示では
ワタシ「この中に一匹、本物のイヌが混じっていたら、ビックリするだろうねえ。」

動物の頭の彫刻が並べられた展示では
ワタシ「ザ・ハンティング!って感じ?」
とどこまでもふざけた一家です。(もっとふざけた発言を連発したが、とても書けない・・・。)

子どもをほったらかしてでもじっくり見ると、1つ1つの彫りが丁寧で、また、のみの刃の大きさで作品の雰囲気が全然違うので、見ていて飽きません。もっと時間が欲しいところです。

最後には高さ4メートルくらいのユニコーンが2匹が控えていました。
ワタシ「まるでトロイの木馬だねえ。きっと、中に兵隊が入っているんだよ。」

会場から出ると、小学生向けに作品紹介をした「アニマルズ・プラス通信」というリーフレットがありました。ものすごく分かりやすく解説してあって、参考になります。こういう配慮っていいですね。

ついでに所蔵品展も見たのですが、絵画になった途端、ウチのチビのテンションも急降下。
「まだ~、早く行こうよ~。」
ええい、どこまでもウルサイ奴じゃ。(笑)

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