こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

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習い事はピアノだけでいい!

2010年10月23日 | 教育のこと
ピアノ教師と、ピアノを勉強する人に向けた情報発信している「ムジカノーヴァ」という雑誌があります。

この雑誌には私が受講しているミュージックキー講師の方たちもよく寄稿されているのですが。

この「ムジカノーヴァ」の11月号に、なんと、

“習い事はピアノだけでいい”

と、断言する脳科学者のインタビューが乗っていて、本文を読み、ただいま、興奮しているワタクシでございます!

その、脳科学者の先生は人間性脳科学研究所所長、澤口俊之氏。

ピアノを習うことと、ナントカ式といわれる英才教育を比べたとき、英才教育にはときとしてリスクを伴うことがあるけど、ピアノを習うことには何のリスクもない!

ピアノを演奏するという一連の動作にはまず両手の指をそれぞれ動かすという、脳を刺激する動作がある。それによって一般知能とワーキングメモリが高くなる、のだそうです。

学力や、知能指数(IQ)というのは社会性とはあんまり関係ないけれど、(テストの点がよくても、ろくに挨拶もできない、という人、たまにいますよね・・・)一般知能の高い人は社会的に成功できて、事故にもあいにくく、病気にもなりにくい、という調査結果が出ているんですって。

で、この訓練はピアノを習うことで鍛えることができる、と。

また、ワーキングメモリは、情報を記憶化しながらそれらを活用してアウトプットする能力のこと。これも、ピアノを習っている子どもはこの能力が高いのだそうです。楽譜の先を読みながら指を動かすという一連の動作はまさに、記憶の情報化とアウトプットの繰り返し。

ワーキングメモリが高いと、学習意欲や自己コントロール能力が高い(つまりキレにくい)。

ピアノを習うということはいいこと尽くめで、小学校低学年の必修科目にしたほうがいいとさえ思っている、と澤口先生はおっしゃっています。

・・・・そうなんや。

でもきっと、そのためにはもっときちんとした教育システムを作って、教える側も教わる側もストレスためない工夫が必要だわ、とも思います。

だって、現実にはいったんピアノを習ったけど、うまく弾けなくてピアノを嫌いになったかつての子どもたちもいるんだもの。

で、そんなひとたちも今になって思えば、「やめなければよかった」「弾けるようになりたい」という想いを抱えている人がほとんど。

そんな悔しい思いをする人たちを作ってきたのも、私たちピアノ教師だということを肝に銘じて、これからのよりよい人生を歩むためのお手伝いのできるレッスンに日々、努力しなくてはね。

ああ、なんて心強い記事に出会えたことだろう!

感謝!




<夕べの献立>
とんかつ
ポテトサラダ
味噌汁
キャベツ千切り


さて、きのうのなぞかけのこたえですが・・・・。

「遅刻とかけてねじれ松と解く。そのこころは?」




「はしらにゃならぬ」!!




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2 コメント

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使い方を変えれば (Unknown)
2010-10-23 08:43:34
習い事はピアノだけでよいかどうかは分かりませんが。
遅刻する者、ねじれ松は柱にはならない、特に大黒柱にはならないと思いますが、どちらも味のある使い方があるのではないでしょうか。
現に、南天の床柱があります。ねじれ松も家の一部の装飾に、遅刻をよくする者も、その性格にあったことをさせれば案外能力を発揮するのではないかと思っています。
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適材適所 (It'smo元気)
2010-10-24 14:45:23
自分をよりよくしていこうと、努力することも大事ですが、ひとの、特徴をつかみ、生かしてあげることのできる人間になることも、もっと大事ですね。わかってはいるが・・・・。
一生、勉強です、ネ。
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