夏休み明け久しぶりの授業です。本日は高科先生の2回目の授業でした。
みなさん、夏休みはどうされてましたか?
高科先生は、朝4時半に起きて釣りに出かけたり、本を沢山読んで過ごされたそうです。
読まれた本の中でも 『図書館の魔女』 髙田大介 (講談社文庫) が、とても面白かったそうです。
ファンタジーの物語なので、ぐいぐいとお話の中に引き込まれていき、あっという間に4巻読み終えたそうです。
どんなお話なのか気になりますね。ぜひ、読んでみてくださいね。
では、本日のテーマ「つくる絵本」のお話です。
絵本の話の前に、宇宙の話をお聞きしました。
宇宙が誕生して137億年、地球はその宇宙の中ではとても小さな星です。
太陽が直径10センチとすると、地球は直径1ミリにしかなりません。
『宇宙のアルバム』 森本雅樹 (福音館書店)1989年
小学生が分かるように宇宙の不思議を書いている本だそうです。
本日は「つくる絵本」がテーマで、どうしたら友だちが出来るのか、という問いに答えた絵本を紹介していただきました。
先ほど、宇宙の話をしましたが『ともだちは海のにおい』 工藤直子/文 長新太/絵 (理論社)2004年では、
イルカが友だちのクジラに「宇宙ってどれくらい広いの?」と尋ねると、クジラはほくろくらいの大きさになるまで泳いでいって、
やっと帰ってきたクジラがイルカに「宇宙ってさみしかった」と、宇宙の広さをこの一言で表現しています。
他にも友だちになるきっかけを書いた絵本を紹介していただきました。
・『とん ことり』 筒井頼子/文 林明子/絵 (福音館書店) 1989年
・『あのとき すきになったよ』 薫くみこ/文 飯野和好/絵 (教育画劇)1998年
本日は三時間授業でしたので、後半は9月10日(日)までギャラリーvieで開催しています原画展『はしをわたってしらないまちへ』高科正信/文 中川洋典/絵 (福音館書店)の絵本についてお聞きしました。
高科先生がお話を書いてから出版まで5年半が経って、ダミー本も10冊以上作られたそうです。
展覧会では、原画だけでなく何種類かのダミー本も見ることができますので、この機会にぜひ見にいらしてください。
文章を書くためには、自分にないものを取り入れるセンスを持つ。
いろんな本を読む。映画を観る。美術館やギャラリーに行く。という日々の生活にセンスを取り入れるようにしましょう。
高科先生からのアドバイスです。
次回の課題
「おいしいごはんのつくりかた」
自分にとって、思い出深いごはん。おいしいレシピなど。
お話にしなくていいです。自由に書いてください。
枚数も自由です。
締切/10月18日(水)
次回の授業11月1日(水)は「なくす絵本」がテーマです。