幻の桜ブログさん情報です
過去の記事です
2007-11-01 幻の桜 (幻の桜ブログさんより)
http://maboroshinosakura.blog.fc2.com/blog-entry-4.html
転載開始
夢を見た日の夜遅くに
私は行きつけのバーの繁華街であの子猫の姿を探していました
裏通りとか人一人がようやく通れるような細路地とかも見たんだけど
あの子猫の姿は全然見当たりません 声も聞こえてきません
そうこうしてる内に雨が勢い良く降り出しました
これじゃあ探せないや・・・・・・
そうだ
あのマスターが猫の事を知ってるかも
そのままいつものバーに行き猫の事を尋ねる事にしました
「そういえばここ2日ほど声がしないんですよねー
ひょっとすると親猫がどこかに咥えて移動したんじゃないですかね 」
猫は天敵から子猫を守るために 定期的に隠れ場所を移動する性質があるとの事
そうか あの猫はきっとお母さんが連れて行ったのかもしれない
朝の夢の事が気になってはいたのですが
そう言われた事もあって自分の中でそう思いこむ事にしました
カクテルを一杯飲んで雨のやむのを待ってていたんですが 雨音はより激しさを増す一方で
かっ傘持ってきてないよー どうやって帰ろう(ToT)
仕方なく当分雨宿りを決め込もうと マスターとお話したり占いをしてもらっていました
(そこのマスターはタロットとか占いができるのです これが結構当たる!)
そしたら終電の時間もいつの間にか過ぎていて あらあらあらあら どうしよう (・・。)
家までタクシーで帰るとど田舎の為 タクシー代はかなりかかる
勿体無いから 2-3杯飲んで 長居は嫌がられるけど
始発までここで粘る事にしました ごめんなさい マスターm(__)m
朝5時になりました
始発の時間です もう雨はあがっていました
お会計を済まして 店のドアを開けて 外に出ると 冷たい風が身体に響き渡ります
(T_T)まるで2月のような寒風で
コートが欲しい と思いました
階段を上って 道路に上がろうとした瞬間です
あれ!
階段の中腹に 異臭を放ちながら ぶるぶるー震えて ちじこまっている 泥んこまみれの子を見つけました
あの顔の潰れた子猫が 私の丁度 目の高さの段に
目が合っても 寒さのせいか 逃げる元気が無さそうで
残った片方の目からは大粒の涙がだらだらと垂れていて
外が余りに冷たいので それを凌ぎに地下の階段に降りてきた様子でした
・・・・・・・きっと この子 お母さんに捨てられたんだ・・・・・・
そう思った私は
階段のその子に触れようとしたら
ちょっと怖かったせいでしょうか 子猫は よろよろとした足取りで 階段をふらふら上りはじめました
でも以前のように慌てて物陰に隠れる事をせずに 表にあるカラスが荒らした生ごみの袋から
道路に飛び出している 冷えたキャベツを見つけると 涙を流しながらもちょもちょとそれをついばみだしたのです
もちょもちょ・・・もちょもちょと
きっと助けて欲しいのかもしれない
そう思った私は
一生懸命食べている 子猫の背中越しにそーーーっと近づき
そーーーーーーっとそーーーーーーっと 首の根元をゆっくり後ろからキュッとつまみました
不思議な事に その子は暴れたり 抵抗もしたりせず くたーーーーっとまるで親猫に咥えられてるように身を任せてくれました
マスターのところに戻って少しこの子を預かってもらい
慌てて猫缶を調達してきて 子猫の前で 開けると
ミギャーーーーー
叫び声をあげて 猫缶に食らいつきました
ハギュハギュハギュハググ~
さっきまで余り動かなかったのに 食べながら悲鳴をあげ続ける感じで よほど飢えてたんだなあ と感じました
食べ終わって
その子猫を紙袋に入れて ひとり帰路につき 家の目の前の 動物病院にその子を連れて行きました
診た先生は大きな腫瘍がついてるのを見て
「これは開いてみないとわからないけど 脳の部分まで到達してるかもしれない かなり弱ってる 急な手術も今は耐えられないかもしれないから
しばらく様子を見ながら入院措置になるけど 状態が状態なので万が一死んでしまったとしてもご了承ください 」
と言いました
でもこの子は助かる 大丈夫だと確信していました
さっきの食べっぷりが物凄く元気だったし この子は生きたくて あの階段のところにやってきたんだと感じたからです
それから3ヶ月後
子猫は大きくなりました 臭い匂いもなくなって 顔の腫瘍も取れて 片目だけどふさふさの綺麗な外観になりました
めでたく退院できたその子猫にシャーリーちゃん(はるちゃん)という名前をつけました
今その猫は元気にうちで暮らしています
このふわふわのシャーリーちゃんを抱っこして寝る時間が自分にとって一番の至福の時間です
先生は拾ってきた猫だからと何十万円もかかる治療費を採算度外視で半額にしてくれました
。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。(トテモイイヒトダ)
ちなみにシャーちゃんがうちに来てから不思議な事が続きました
知人で株の取引をしていた会社があって そこで何気にこの株が・・・・・・って意見をいったら
後日 お陰で大勝ちしたとか言われ アドバイス給与名目で数百万円のお金をくれました
その他 仕事や私的な事でめぐり合わせの良い事が次々と重なり
あの夢は正夢だったのかも と感じる日々です
シャーリーちゃんこそが私に富と素敵な未来に満ちた魔法そのものなんだと
ちなみにシャーリーちゃんを拾ったバーはもうありません
去年の10月ごろ 地上げにあいそのビルを出てしまいました
そのバーの名前を 幻の桜 と言いました
この今は無い シャーリーちゃんと私の出会い場所の名を 記念として
このブログのタイトルにつけたいと思います
2007-11-01 :猫 :
転載開始
過去の記事です
2007-11-01 幻の桜 (幻の桜ブログさんより)
http://maboroshinosakura.blog.fc2.com/blog-entry-4.html
転載開始
夢を見た日の夜遅くに
私は行きつけのバーの繁華街であの子猫の姿を探していました
裏通りとか人一人がようやく通れるような細路地とかも見たんだけど
あの子猫の姿は全然見当たりません 声も聞こえてきません
そうこうしてる内に雨が勢い良く降り出しました
これじゃあ探せないや・・・・・・
そうだ
あのマスターが猫の事を知ってるかも
そのままいつものバーに行き猫の事を尋ねる事にしました
「そういえばここ2日ほど声がしないんですよねー
ひょっとすると親猫がどこかに咥えて移動したんじゃないですかね 」
猫は天敵から子猫を守るために 定期的に隠れ場所を移動する性質があるとの事
そうか あの猫はきっとお母さんが連れて行ったのかもしれない
朝の夢の事が気になってはいたのですが
そう言われた事もあって自分の中でそう思いこむ事にしました
カクテルを一杯飲んで雨のやむのを待ってていたんですが 雨音はより激しさを増す一方で
かっ傘持ってきてないよー どうやって帰ろう(ToT)
仕方なく当分雨宿りを決め込もうと マスターとお話したり占いをしてもらっていました
(そこのマスターはタロットとか占いができるのです これが結構当たる!)
そしたら終電の時間もいつの間にか過ぎていて あらあらあらあら どうしよう (・・。)
家までタクシーで帰るとど田舎の為 タクシー代はかなりかかる
勿体無いから 2-3杯飲んで 長居は嫌がられるけど
始発までここで粘る事にしました ごめんなさい マスターm(__)m
朝5時になりました
始発の時間です もう雨はあがっていました
お会計を済まして 店のドアを開けて 外に出ると 冷たい風が身体に響き渡ります
(T_T)まるで2月のような寒風で
コートが欲しい と思いました
階段を上って 道路に上がろうとした瞬間です
あれ!
階段の中腹に 異臭を放ちながら ぶるぶるー震えて ちじこまっている 泥んこまみれの子を見つけました
あの顔の潰れた子猫が 私の丁度 目の高さの段に
目が合っても 寒さのせいか 逃げる元気が無さそうで
残った片方の目からは大粒の涙がだらだらと垂れていて
外が余りに冷たいので それを凌ぎに地下の階段に降りてきた様子でした
・・・・・・・きっと この子 お母さんに捨てられたんだ・・・・・・
そう思った私は
階段のその子に触れようとしたら
ちょっと怖かったせいでしょうか 子猫は よろよろとした足取りで 階段をふらふら上りはじめました
でも以前のように慌てて物陰に隠れる事をせずに 表にあるカラスが荒らした生ごみの袋から
道路に飛び出している 冷えたキャベツを見つけると 涙を流しながらもちょもちょとそれをついばみだしたのです
もちょもちょ・・・もちょもちょと
きっと助けて欲しいのかもしれない
そう思った私は
一生懸命食べている 子猫の背中越しにそーーーっと近づき
そーーーーーーっとそーーーーーーっと 首の根元をゆっくり後ろからキュッとつまみました
不思議な事に その子は暴れたり 抵抗もしたりせず くたーーーーっとまるで親猫に咥えられてるように身を任せてくれました
マスターのところに戻って少しこの子を預かってもらい
慌てて猫缶を調達してきて 子猫の前で 開けると
ミギャーーーーー
叫び声をあげて 猫缶に食らいつきました
ハギュハギュハギュハググ~
さっきまで余り動かなかったのに 食べながら悲鳴をあげ続ける感じで よほど飢えてたんだなあ と感じました
食べ終わって
その子猫を紙袋に入れて ひとり帰路につき 家の目の前の 動物病院にその子を連れて行きました
診た先生は大きな腫瘍がついてるのを見て
「これは開いてみないとわからないけど 脳の部分まで到達してるかもしれない かなり弱ってる 急な手術も今は耐えられないかもしれないから
しばらく様子を見ながら入院措置になるけど 状態が状態なので万が一死んでしまったとしてもご了承ください 」
と言いました
でもこの子は助かる 大丈夫だと確信していました
さっきの食べっぷりが物凄く元気だったし この子は生きたくて あの階段のところにやってきたんだと感じたからです
それから3ヶ月後
子猫は大きくなりました 臭い匂いもなくなって 顔の腫瘍も取れて 片目だけどふさふさの綺麗な外観になりました
めでたく退院できたその子猫にシャーリーちゃん(はるちゃん)という名前をつけました
今その猫は元気にうちで暮らしています
このふわふわのシャーリーちゃんを抱っこして寝る時間が自分にとって一番の至福の時間です
先生は拾ってきた猫だからと何十万円もかかる治療費を採算度外視で半額にしてくれました
。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。(トテモイイヒトダ)
ちなみにシャーちゃんがうちに来てから不思議な事が続きました
知人で株の取引をしていた会社があって そこで何気にこの株が・・・・・・って意見をいったら
後日 お陰で大勝ちしたとか言われ アドバイス給与名目で数百万円のお金をくれました
その他 仕事や私的な事でめぐり合わせの良い事が次々と重なり
あの夢は正夢だったのかも と感じる日々です
シャーリーちゃんこそが私に富と素敵な未来に満ちた魔法そのものなんだと
ちなみにシャーリーちゃんを拾ったバーはもうありません
去年の10月ごろ 地上げにあいそのビルを出てしまいました
そのバーの名前を 幻の桜 と言いました
この今は無い シャーリーちゃんと私の出会い場所の名を 記念として
このブログのタイトルにつけたいと思います
2007-11-01 :猫 :
転載開始