Action is my middle name ~かいなってぃーのMorrisseyブログ

かいなってぃーのMorrissey・The Smithsに関するよしなしごと。

モリッシーとエド・シーラン因縁?の対決(“Thrasher Magazine” July 13, 2015 インタビュー翻訳3)

2015-07-17 00:31:31 | Morrissey Interview

こんばんは、引き続き更新していきます。

今日、仕事の待ち時間にかかっていたのがずっとエド・シーランのPVでした。

なんてタイムリーな!!と思いました(笑)。


そんなわけで、訳の続きです。

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あなたはポップ・ミュージック界におて、ホンモノのアーティストを見出すのは滅多

にないことだと言いますよね。私もそう思うます。最近のメジャーな音楽について

どう思っていますか?

 

大々的なマーケティングなくして成功するバンドやシンガーなんてひとっつもないね。

びっくりするようなサクセス・ストーリーもない。すべては厳重にコントロールされてて

お約束だし予測可能だし、全部がまったく変わり映えのしない中身だ。今、私たち

が生きてるのはマーケティングで生み出されたポップスターたちの時代なんだよ。

レコードレーベルが音楽チャートを完全にコントロールしていて、その結果、人々は

音楽に対する興味など失ってしまった。レーベルが音楽のためになんかいいことを

してくれた試しもない。こうして我々は無理やりエド・シーランやサム・スミスを聞かされ

ている。少なくとも、これ以上物事が悪くなることはないだろうけど。でも、悲しいかな。

音楽からはアーティストの自発性が失われていて、どこにも救いようがないに見える。

 

また出ました。モリッシーの、メジャーアーティスト批判!!

(まあ、メジャーじゃない人もディスりますが)…

 

かつて、マドンナを「ほとんど組織化された売春」とディスったのが有名ですが…

 

今回の、今をときめく英国出身アーティストふたりの批判には、

マスコミも「待ってました!」と食いつき、ニュースにもなりました。



こちらのNMEの記事に返答する形で、モリッシーの痛烈批判に対する

エド・シーランの返答がツイッターに!!

いやだな~、もろ「老害」って感じに見えちゃいますよね。

 

「モリッシーの言ってることは完全にクソだって思っとけよ?

僕のことはさておき、サム・スミスが去年あんなに活躍するとは

誰にも予想不可能だったはず」

 

「僕のことはさておき」、はちょっとおかしいですが…w

 自分のことは、予測可能なマーケティングで生み出されたポップ

スターと思っているのでしょうか…?

 

実は!!モリッシーとエド・シーランはちょっとした因縁があります。

昨年のちょうど昨日7月15日、モリッシーは5年ぶり、10作目の

“World peace is none of your business”

(某国のAベ首相に聞かせたい曲、52週連続1位更新中!!)

をリリース。

 

その週のUKアルバムチャートで、初登場1位!!

…になるかと思いきや…4週連続1位となったでエド・シーランの2作目の

アルバム“X”にその座を奪われました。


4週連続トップはその時点でも2014年最長でしたが、その後も首位は

続き、8週連続1位となる。

(エド、君は「ルビーの指輪」か…)


もしやモリッシーはこれを恨みに…!?

いや、大人だから、思わないか?、あはは!

…いや、モリッシーだから…思うかも…

 

(※画像は、イメージです)

 

いやいやいや~、

エド・シーランと言えば、猫好きアーティストとして有名!

猫好きアーティスト同士として仲良くしてくださいよ!!

 

誰かさんみたく、

 

こんなにかわいがっていて

 

ほら、肩に乗せてみたり♪



違う違う違う違う!!

そうじゃない!!

 

 

こうだ。

 

…えーっと。

まだ、エドさん若いんだし、どうぞお手柔らかに…

 

すっ、すみませ~ん、私もディスられてんですけど~

結構、モリッシーにも似てるなんて言われてんですけど~

「スミス」が名前にも入ってますし~

 

見て見て~!!『ボナ・ドラッグ』みたいでしょ~?

モリッシーに似てるでしょ~?

 

 

いや…

あんた…


アタシでしょ!?アタシ!!

 

 

…と、今日は翻訳終わらそうと思ったのに、

まさかのオネエ対決みたくなって…しまった…。


モリッシーを擁護するわけではありませんが、あくまでも上の若いお二人は

「例」であって、モリッシーが本当に批判しているのは、商業化した「音楽業界」

ですので~!

そこんとこは本当に踏まえて、音楽ファンひとりひとりがちゃんと選択

していく眼力を持って、踊らされないでいて…というモリッシーさんからの

音楽への深い愛ゆえの、警鐘だと思います。


そんな訳で〆て、続く…w


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