破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
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GW後半は・・・

2024年05月02日 18時32分44秒 | 日記
後半は、また牛深行の道路は混雑するんだろうなぁ(--;) 行き帰りの時間を気を付けないとヤバいかなぁ^^;
複数人で行くのなら少々の混雑はあまり苦にならないだろうがぁ 単独運転だと神経も疲れるし
話し相手もいないので居眠りに気を付けたりしなくてはいけないのでかなり疲れるのだよねぇ
まぁ今の時代はオートマが主流だから昔みたいには身体的には疲れないけどねぇ でも反対に眠くなりやすいのだぁ(--;)
と言うことでまた今度の土曜か日曜日の夜明け前に出発しようかと考えておりますよー♪
またぞろ殆ど釣れないんだろうけどねぇ 赤いの青いのやらばっかり釣れたりしてねぇ(( ´艸`)

さぁてそれでは、今夜は釣りの回顧録から一つ書いてみたいなぁ^^
世の中には、「もっこす」と言う言葉があるが これもあんまり度を過ぎるとただの大バカ者になる。
「熊本には、肥後もっこす」という言葉もあるが これは肥後の大バカと言われてるようなものだ(笑)
今から、10年ちょっと前に牛深の須口港の堤防で釣りをしていたところ 地元の人間ではないなぁと思う人が釣りをしてた
季節としては三月後半ごろだったかなぁ まぁ釣りには一番いい気候の時だったのだがぁ
その釣り人から少し離れたところに釣り座を決めてユックリと釣り始めたのだが まぁ「アイゴ」の時期でもあったので
かなりの数のアイゴが釣れ始めたのだけど・・先客の御仁は殆ど釣れていないらしかった 竿が曲がるのを見なかったもんなぁ
その御仁、何を思ったのか私の所にやってきて何やかやと話しかけてきた。何処から来たのかとか仕事は何だとかねぇ・・
まぁ別に隠す必要もないと思ったので素直に答えていたら どういうわけか「どうしてアンタのばかりアタリがあって 俺の竿には
アタリがないのだ?」なんて言うから さぁ多分、タナが合っていないとか 餌が違うとか その他の仕掛けの違いではと答えたら
何を勘違いしてるのか イキナリそぎゃんこつはなか 餌も同じオキアミばい タナもアンタのとはほとんど同じ深さのごたるばい
そう言って半ば逆上気味に食って掛かってきた。
私は、こういう人間には、あまり関わらない方がいいと思って返事もせずにそれからずっと他所を見ていた^^

それから暫くして、黙って釣っていた私に性懲りもなくまた話しかけてきた もう季節も釣りに良い季節になったなぁ
なんてことを言ってきたので ですなぁ・・夜明けは未だ冷えますけどなぁ とか返事していたら
なんのぉ そがんこたぁなか もう朝から暑かばいたぁ なんてムズッとした顔で言うから 怒るくらいなら話しかけてくるなと
思ったけど まぁ見た感じ私よりも10歳以上は年上の高齢者だったので こういうのが昔に言ってた肥後もっこすだなぁと思って
それから先はもう絶対に関わらないと決め込んでいた

それから暫くして1時間ほど経ったころだろうか私は排便をも要してきたので道具もそのままにして近くの漁協のトイレに行って来た
手早く用を足して帰ってくると 件の高齢者がいないのだ 堤防の上には、竿やバッカン 他の道具類が散らばっていた
見渡すところずっと原っぱと漁師の網小屋ばかりの広い見晴らしの良い場所なのに いったい道具を置いたまま何処へ行ったのか?
まぁ 私の心配することではないと思って頭の中から消していた
しかし30分以上経っても何も音もしなければ影も形も見えないしぃ(--;)
こりゃぁひょっとして事件だったりしたら隣にいた私が疑われたりしないかなぁ なんて大袈裟なことまで思い浮かべていた^^;

そう考えながら 一先ず堤防を突端の方まで水際を見て回ってみようと思ってユックリと見て回った
突端まで行って姿が見えなかったので 今度は反対側の方を見ながら元の位置に帰っていたら途中でバシャバシャという音を立てて
問題の高齢者が堤防の突起物などに掴まりながらゆっくりと浅瀬の方へ移動していたのだ
「おじさん あんた 大丈夫な怪我しとらんか?」と言ったら な~んの怪我するもんかい 
あんまり暑かったけんちょっと水に浸かっとったとばいと言うではないか(--;) ここまで偏屈な爺さんなら心配はいらないな
元気もありそうだし 無視してあっちへ戻るかなぁと思ったが 一応は上ってこられんど?尻手ロープば下ろしてやろかい?
と言ったら今度は、いらんこつはせんでよか今、気持ちの良かところだけん もう少し体を冷やしてから自分で上がるばいと言うので
どこまでもすっとぼけた爺さんだなと笑いたくなったけど我慢して立ち去った

それから一時間ほど経ったであろうか 未だに堤防の上に上がってこない爺さんにこりゃ大変なことになってないかなと思って
再び見に行ったら体がもう冷え切ったせいなのか顔色も失っていて唇の色が変色していた。
爺さん今からロープば下ろすからそれを掴んで離すなよ そのまま引っ張って足の届くところまで連れて行くからなぁ
そういって大事には至らずに済んだのが・・丘の上に上げた時にはもう体は死体のように冷え切っていたのだ( ´艸`)
急いで車のヒーターを入れさせて座席を倒してねせたら一時間ほどで充分に言葉も話せるほどに回復していた

まぁこれを機会にもう少し素直に戻ってくれればいいのだけどねぇ 肥後もっこすは大馬鹿と言われるのもよく理解できるなぁ
私より先に帰った爺さんは帰りには照れくさそうに「世話になったなぁ ありがとう」と言って帰って行った^^

今日は、珍しい肥後もっこすの爺さんの回顧録でした 

それでは、明日からのGW後半も沢山楽しんでくださいねぇ 失礼しまーす^-^/zzz

「マゴチ」雑食性の魚なんだが どういうわけか
熊本県ではこれを専門に狙う漁師とかはいないらしい いても稀じゃないかな・・
アングラーの間でもこれを専門に狙う人は少なくて皆無に等しいなぁ
他の釣りのついでに釣れたというくらいでねぇ^^;
でも私は、コチが大好きである というのも身がいつまでもしっかりして甘みが強くきれいなのだ
刺身にしたらヒラメや鯛よりも断然に旨い^^ 調理が素人さんには
少し難しいかもだけどねぇ^^;