の坐すと地と魂の鎭まる地

社や陵、墓所についてや、について勝手氣ままに綴っていきます。

雑記10 『イザナギとイザナミ』

2010年06月28日 00時33分04秒 | 雑記
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   伊邪那岐命・伊邪那美命(古事記)
   伊奘諾尊 ・伊奘冉尊 (日本書紀)

 神話で最初に登場する夫婦神であり、数々の国土と多くの神を生させた創造神です。名前の「イザ」は「誘(いざな)う」 を意味し、「キ」が男性、「ミ」が女性を表し、互いに惹かれ合う結婚の神とされています。
   
 『古事記』によると、神世七代の最後に高天原に現れた二神は、天つ神(高天原に最初に出現した神)より「国生み」「神生み」の命を受けました。まず、「国生み」では天空に架かる天浮橋(あめのうきはし)に立ち、二神が協力し、矛で海をかき回して日本列島となる大八島国などの島々を生み、続いて「神生み」では森羅万象を象徴する多くの神を誕生させました。これによって地上は万物が生成され、限りなく豊かな土地になったと考えられます。 そして、神生み最後に火の神・迦具土(カグツチ)を生んだイザナミ命は出産のときに火傷をして、それがもとで死んでしまい、黄泉の国(死後の世界)へと去ってしまいます。夫であるイザナギ命はとても悲しみ、イザナミ命を連れ戻すため、黄泉の国へ行きますが、そこで死後のイザナミ命の醜悪な姿を見ると、絶縁を言い渡し、逃げ帰りました。この行いに怒ったイザナミ命は、「これからは人間を1日に1000人殺す」と言い、これに対しイザナギ命は「それならば私は1日に1500人の人間を生む」と応え、このことから人間の生と死の起源になったとされています。
   
 黄泉の国から逃げ帰ったイザナギ命は、日向(宮崎県)の海で禊(みそぎ)をして、黄泉の国で受けた穢れを洗い流しました。そのとき生まれたのが、アマテラス大神・ツキヨミ命・スサノオ命の三貴子と呼ばれる神様です。これが禊の原点になります。川や海に入ったり、滝に打たれたりする本格的な禊から、神社参拝の際に手水舎で手を洗い、口をすすぐことも禊となります。
   
 以上のことから、イザナギ命・イザナミ命は国家泰平・家内安全・開運厄除・良縁・夫婦円満など幅広いご神徳のもと、全国の多賀神社・白山神社・三峯神社などのご祭神としてお祀 りされています。

  ~■□ 氷川だより~赤坂氷川神社 第4号 □■引用~

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 話やいろいろなことの勉強にはなりますのでありがたいですが・・・

 伊奘諾尊は、伊奘冉尊が火の軻遇突智を産んだことにより、それが原因で死んだので、怒り猛り、生まれたすぐの軻遇突智を殺し、伊奘冉尊は上の中にあるように一日千人の人を殺す、 と・・・

 そこには慈悲の心も存在せず、醜悪な姿しか見られない。この一つのことだけを取り上げてみても、國家泰平、家内安全、開運厄除、良縁、夫婦円滿は矛盾しているようにしか見えない。

 日本のとは、一體、何者なのだ。


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