マイクロニッコール55mm F3.5で虫を撮ってみました。
1961年発売の等倍タイプを初代とすると、ジジイのマイクロニッコールは1977年~1979年に販売された五代目。Ai化以前の玉ですがメーカー純正のAi化改造されています。
このレンズをマウント化改造のコンデジに装着してみました。
手持ち撮影主体なので、手ブレ対策として、自作のストロボシステムを使用しました。左から、発光部、ストロボ本体、トリガー信号遅延装置です。
信号遅延装置の回路は以前製作した遅延ストロボの回路と同じです。シャッターボタンを押した瞬間からレリーズタイムラグだけトリガー信号を遅らせることで、外的にストロボをシンクロさせています。また、ストロボはコンデンサ容量を切り替えて光量を調節するタイプです。
レンズの最大撮影倍率は0.5倍ですが、CMOSサイズ1/2.3インチのコンデジに装着すると2.75倍相当、横幅だけでみるとマクロ倍率3倍に相当します。横幅いっぱい12mmの世界。さらにトリミング拡大したりします。さてどうなりますことやら。以下作例です。
モンキチョウ(♀)白色型です。この画像のみ自然光、以下すべてストロボを使っています。
ホソヒラタアブだと思います。
マミジロハエトリ(♂)
最短撮影距離は24.1cm。以上はここまで寄らず、トリミングで拡大した画像です。
以下は最短撮影距離で撮った画像です。(ストロボの発光部をツインタイプに交換して撮りました
トリミングにより3.3倍拡大 横幅いっぱい3.6mmの画像です。 レンズそのもの能力は横幅いっぱい72mmですので20倍トリミングに相当する画像です。
横幅いっぱい5.5mm ヒメアリの仲間だと思うのですが?
撮影データ
カメラ:CASIO EX-ZR200 レンズ:マイクロニッコール55mm F3.5
ISO 80 絞りF8~F8半 SS 1/640秒 外部ストロボ
手持ち トリミング 画像補正