KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

スーパーフェスティバル54前編

2010年09月26日 | イベントルポ


マーミットさんの新作(10月受注品)戦えマイティジャック「来訪者を守りぬけ!」に
登場の宇宙猿パッキー!
この意表を突くリリース発表にはビックリした。でもいままで
ソフビがないのが不思議な名獣ですよ。コアな立体系怪獣ファンにとっては
今年はサンガッツさんのナキラに次ぐうれしい製品化では。
パッキー好きなタコ的には受注を前に今後詳報したいと思いマス。

GET THE TOY!
一気に涼しくなって趣味や行楽もしやすくなりましたね。
そんなタイミングで秋のソフビ系イベント一本目といえばコレ。

おもちゃ消費の鈍化に楔を一撃打ち込むかのようにソフビ新作関係では
意欲作、力作、ウワサのアイテム、珍作、問題作も登場しサプライズいっぱいだった
秋の祭典、スーパーフェスティバル54。
秋になったというのにデスゴジまつりで会場は熱かったな。

年後半注目のソフビはどれだ!
会場をまわってたらけっこうデータ酔いしましたぞ。例によって
さっそく写真で見ていきたいと思います。
(。。。と思ったけどちょいと明日は仕事でバタバタしてるんですよ~、これが。
てなわけで途中で中断したらSORRY。できるところまでガンガってみます。。。)


またまた真頭のれん街形式でたくさんのソフビメーカーで
人目を集めたREAL×HEADさん。
写真はクローズドバッグ形式で販売された新カラーのミュータント群。



こちらもサプライズ!
先日渋谷まんだらけさんでも限定版蓄光SLUDGE DAMON(スラッジデーモン)
を販売したばかりのLASH氏(MUTANT VINYL HARDCORE)の
新作OLLIEが国内初販売。今回はVELOCITRON・力さんとの
コラボカラー。セミジャイアントサイズというかプチジャンボマシンダーな
かなり見栄えのするビッグボリュームの
サイクロップス+ジャパニーズ「ONI(鬼)」
クリーチャーの日本上陸がついに果たされた!



ビリケン商会さんプロデュース・逆柱いみり脳内観光怪獣シリーズ
新作、キングゴゼラ!ファンお待たせ、いやいみりさん自身も
念願だった「尻尾のある逆柱怪獣」」がついにソフビ化!
造形はもちろん逆柱さん自身によるもの。

10月2日~10月13日、ビリケンギャラリーで開催される
イベント「怪獣全員集合」(逆柱いみり/PICOPICO/新谷成唯氏ら)
13人展にて初売り予定!今回テストショットが展示に間に合ったけど
2日に会場売りできるのか?これは見届けなければ。
ボスタング以来1年近いインターミッションを置いての新作、
次のソフビ化で下馬評の高かったワニガッパやギャーゴンをあえてさしおいての
リリースとありコミカルさと獰猛さがないまぜになったイイ感じの造形でしたよ。
これぞ意外や、正統派の昭和的怪獣ソフビって感じでしょうか。
逆柱漫画を枕元に置くファンとしてはソフビのシリーズ続行にワクワクしています。




ヤモマークさん初の女性怪人、ビラビランが初リリース!

ハエトリソウ風フェイスマスクに半分かくされた美しい容貌、
唇に挿されたレッドがなまめかしく誘惑、
昭和の仮面ヒーローでもしかしたら「あったかもしれない」
食虫植物のツタとワナでからめとるなまめかしいポイズン・アイビーな女怪人を
ヤモマークさんが妄想し煩悩たっぷりに製品化!
肩口に毒々しくひらひらと口を開く隠花植物のフリルをまとい
ウルトラ上から目線でガン見「女王様とお呼び!」
お前の心も体も光合成で骨の髄までワタシのもの!
憎しみと憂いのハザマで花弁よ男を飲み込め!
ニッケル仮面との果てしなき戦いに勝った男は
このワタシが全身全霊を賭けて愛してアゲル。

クイーン怪人の登場にたじたじなヤモマーク男性怪人軍団とか
並べて遊んでも楽しそう。
今回の初リリースでは、グリーンとブルーの2カラーのどちらにするかきめかねて
結局両方を買っていったお客さんもけっこう多かったようです。
いともおそるべし女王様パワー。



ソフビクルーザー・コスモナイトαさんのデムパゴン!
妄想・なせばなる~なさねばならぬなにごとも~♪
(ウララ~)てなわけで今度の月刊デムパゴンは
あの兄弟ワルガキロボコンビ風カラーで意表を突いてきた!
でもこいつら、いたずら暴れもののようで、けっこういいところもあるんだよな。
しかし、これは2色どうしても並べたいな~
こうして見るとデムパゴンてどこかファニーでユルめなので
キグルミのあのサービスロボットたちの中に入れても違和感ないね。



ぶたのはなさんの新作、10月上旬通販予定のようです。

ウルトラQの巨人とウルトラマンタロウの木枯らし怪獣グロン(3色目)ぶたのはな
版権怪獣ソフビではオリジナルアレンジの本格的開眼作ともいうべき傑作、
同番組の子連れ怪獣パンドラとチンペ親子セット(こちらも3色目)。
ソフト焼き玩具シリーズ人気で初期のアイテムがほしくなってきてる
お客さんにはウレシイ再リリースですネ。

今回ブースでは夏の通販で好評だった
ゴモラ、マタンゴなどのアイテムも再発売されました。



シカルナ・工房さん。今回は鉄人28号の販売と
ライバルロボのブラックオックスを先行受注開始。
幻獣のカスタム品も販売していました。



ドリームロケットさんのブース。
今度サンガッツさんに続いてドリロケさんも
お店を出すっておっしゃってました(そうおっしゃってたから
ほんとに書いてやる!)
ドラゾラン、ドラギガス、ドラゾラスの3大MAXTOY怪獣の
一品モノカスタムを販売。自分が昼前に行ったときには
ドラギガスがすでに完売していました。



Killer Jさんのブース。
岩石怪獣ジャンゴと同じブルマァクヘドラ風イエローカラーの
パチ怪獣インスパイアミニソフビ、メジラとサルモンを販売。



シラハマさんのブース。ガーガメル池田社長原型製作で
夏のワンフェスで初披露され話題となった
オリジナル怪獣ソフビ、クモン(苦悶)のセカンドカラーを販売。



マルサンさんのブース。新機軸の人造人間キカイダーの
スタンダードより少し大きめのビッグソフビを販売してました。




NERDONEさんのブース。双音怪獣ステレゴンのSDCCでも
さきに販売した蓄光ベースのカラーを販売。
樹脂パーツを加えたカスタム品も紹介されていました。





ブルマァクさんの新作。Q星のおそるべき怪獣たち、キーラとともに
恐れられるヘビーアーマーな宇宙怪獣サイゴがブルーのカラーで復刻。
このほか夏に受注を行ったサボテンダーも販売。

レトロソフビ・マジンガーZの受注予約を開始。
マグマ大使シリーズではゴアとモグネスの復刻に続き
新造形で当時リリースされなかった人気怪獣の
アロンをレッドとブルーの2カラーで予約受注開始していました。
マジンガーとアロンの予約締め切りは10月15日とのことでした。






柏にお店兼工房を始動させたばかりのサンガッツさん。
先日ルポも書かせていただいたのですが、
会場でもお客でファクトリーに興味を持っている人が多く、
どんなだった?周辺の町はどんなになってるの?などなど
結構聞かれました。
一枚目は朝売りの風景。
ゲゲゲの女房も大団円、黒水木先生と牛鬼の新カラーを販売。
さらに10月2日からデザフェスギャラリーでイベントも開催するんですね。
MUCHAじゃない、お店を開いたばかりなのに
ホームグラウンドにとどまらないあいかわらずの快進撃が続きます。
今回のイベント新製品は4枚目に描かれている
イラストのSUIKOちゃんがヒントです
(おや、どこかで見たことのあるオープンカー!)


(後編につづく!)

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (メガたぬき)
2010-09-26 22:35:04
どうも、こんばんわ。
ルポお疲れ様です。
少しずつソフビ事情も
動きがあるんだと思いますが、
雲を見ているみたいで、
動いてるのか、止まっているのか
といった感じですが、
毎度のことながら、
やっぱりイベントを見ると、
一気に動いたという印象を
受けますね。

マルサンさんのキカイダー。
デンジエンドのポーズも
きまるという優れものなんですね。
マーミットさんもハカイダーを
発売されるということで、
キカイダーファンの人にとっては
嬉しい流れになっているのかなと
思いますね。

ぶたのはなさん、再販組は
もう三色目になるんですね~
パンドラとチンぺの成型色は
なかなか良い感じです。

>全身全霊を賭けて~
カデシナさんの名台詞?ですね(笑)
Vガンは、ドッゴーラや
ビルケナウとかが良いです。
この辺はあまり立体化されて
ないようですね。
Unknown (タコペッティ)
2010-09-26 23:14:42
>カテジナさんの名台詞

ああ、ここの閲覧者に
アレを全部見てる人いたんだな、
さりげなく狂気の台詞をサブリミナルに
混入するのが好きなんですよ。
こんな作品を仕事のBGVに四六時中
かけてると本当に
だんだん頭がおかしくなって人間がジャンクに
なってきます。何もかも嫌になってきて
いかんです。まじでヒトを狂わせます。
でも見るのをヤメられないです。
アレはまことに恐ろしい作品です。
バイク戦艦は人々に恐怖を与え
服従させるために作られた。
画面に出てくるすべてがヒトの気持ちを
滅入らせ、とにかく狂っててたまらんです。
でもそこから脱却するチカラも持つ不思議な
吸引力もある作品でもあったり。
作品としてのケミカルがすごい配合です。

Vガンはタイヤでもバイクでも
ドッゴーラでも
プロデューサーが「こういうのが売れる」と
もってくるメカのラフを、
監督以下辟易しながら
しかたなく劇中に出してたらしいのですが、
見事に演出の中に効果的にハマっているのが
面白いですね。演出家の力量もあるのですが
逆境ともいえる制約だらけだからこそ
あんなに狂った、いや
パッションがヒトの心をゆざぶる作品になった
のかも。いろんな意味で、なのですが
これを超えるアニメは自分はにとって
いまだにないです。

ほんとにイベントを見てきて、こうやって
写真として並べてみると自分で意識せずとも
一見なだらかに見えるソフビ業界の
明確な変化をふとした拍子に気づくことが
あり、定点観測の場所としてイベントの存在は
大きいなと思うことがありますね。
こういうおもちゃにとって逆風が吹く
時局であればなおさらです。
現場を歩いて自分で答えを探し出すような
ところもあるのですから。ひとつのスペースに
いろんなジャンルのおもちゃが敷き詰められ
お客さんが自分が何をおもちゃという
娯楽商材に期待しているのか
見出すロールプレイングのようなものです。
一見疲弊したり動きの停滞した
場所に見えるときだってあるんですが
そうであっても次の発展や飛躍に
つなげる上で、静止していても
そこにはちゃんと意味があるんですね。

そんな意味で
今回は結構ターニングポイント的な
アイテムも意外に多かったように思います。
わかりやすい意味ではやめられないとまらない
定番のデスゴジオンリーイベント内
イベントまであり、お客がイベントに
何を求めているかかえってわかりやすかった
のかもしれません。個人的にはいらした
人たちと結構感想のやりとりができました。
皆いろんなことを考えてるみたいです。
その多くは自分がソフビはどう
好きだったのか、
ほしかったのかわかったみたいな話でした。
ここまでいろいろ消費してきて、
曲がり角にたって、足踏みしながら
いろいろ考えている時期にさしかかっている
という気がしました。

そうした中に
ためにためてついに撃ちだしたみたいな
推力のあるアイテムになるかもしれない
モノもひそかにあったような気がしますね。

今度のパンドラ親子も劇中のイメージに
近いモノになりそうですね、仕上がりが
どうなるのか楽しみです。
Unknown (バクラー?)
2010-09-26 23:49:50
こんばんは
スーフェスお疲れさまでした
今回は一般入場の列が結構伸びていましたね
会場内でもそれは感じました
集客数が全てのイベントですから
少しは復活の兆しが見えたのは嬉しいですね
が、しかし・・・・朝の恒例「限定品の購入列」は聞くに及び悲惨な状況だったようで
それはスーフェス「らしさ」が消えていく感じでもあるけど会場内でのソフビ関系は告知なしのブツがあったりしてそれなりにスーフェスしてましたね
ところで・・・・・・
枕元に逆柱さんの本置いてるそうで・・・・
悪夢がさめないでしょ(笑
体内に機関車が入り込んで走っちゃうぞ!
またお会いできるの楽しみにしてマース!

Unknown (タコペッティ)
2010-09-27 07:16:43
>バクラー?さん

おはようございます。
まだルポは続きますけど小休止です。

逆柱さんは悪夢系というよりも
遊園地の悪趣味なライドアクションのような
夢がけっこう面白すぎて
布団から出れないみたいな
夢と共犯関係にある、
みたいな感じでしょうか。
最近作の「空の巻貝」とかは
ずいぶん作風がライトになり初期の
ダークな悪夢再生装置的な雰囲気から一変
して初見のヒトでもとっつきやすさが
増したと思います。風景が物語や登場人物
みたいな作家さんなので、ねぼけた睡眠前の
頭で絵を追っていくとこれがなかなか
睡眠導入効果高いんですよ。

朝の限定品購入は出ているメーカーが
少なかったんですよ。購入列はほぼ
前回並みだったけど買う選択肢があまり
無くて早起きしがいがあまりなかった
感じカナ?というか、デスゴジ祭りが中売りと
わからなかったので皆とにかく来ちゃった
というのが真相というか実態では。

あと、ほほえましい話ですけど
スーフェスに寝坊すると
何かサプライズがあると後でヒトに
聞かされてくやしい!てことで
とにかく現地に来ましたというような
ヒトが多かったのがたのもしかったですね。
予定調和でないライブ感の
面白さの横溢しているイベントですから
何かサプライズがあると
居合わせて目撃できた、ゲットできた、
ウレシイってなりますものね。

かくいう自分も今回はとりあえず
駆けつけようみたいなクチでしたが。
でもそれはイベントとして何か見つかる、
何かおもしろいことがあると
お客に期待されている証拠ですから。
中売りのほうのにぎやかさで
なんとか挽回できたんではないかと。

コメントを投稿