かちゃら@ハナハナ☆ワーホリ的生活

つれづれ日記とワーホリで行ったオーストラリアのお話など・・・

24.バイバイ、タスマニア

2007年03月30日 | 1年かけたバス旅の記録
目次はコチラ

4月になり、フェリーの発着場所であるデボンポートに戻るため、ホバートで
仲良くなったタマちゃんと一緒にバスでタスマニアを北上する。

途中で、タスマニア中央部のロス(Ross)という町に寄った。
ここには「魔女の宅急便」の主人公キキのパン屋さんのモデルとウワサされて
いるパン屋さんがある。タスマニアをラウンドする日本人のほとんどがここに
立ち寄るんじゃないかな。

到着した時も4人の日本人がいた。確かにキキのパン屋さんだ!と言いたくなる
くらいかわいいお店だった。4種類のパンを食べたけど、全部美味しかったので
それも嬉しい。

買ったパンを店内のカフェコーナーで食べている私達に、お店のおねーさんが
「はいどうぞ」と無表情で差し出したのはお店の制服。訪れる日本人のために
コスプレが用意されており、キキもどきに変身できるらしい。
もちろん、着させて頂きましたよ。

おねーさんは、パンを焼いている窯も見せてくれた。
たぶん1日に何人もやって来て、同じことやっているんだろうなぁ。
そんな私達に淡々と接客しているお店のおねーさん。感心します。

このパン屋さん、ちょっと前に売りに出されたらしい。
買い手は見つかったのかな…?
ロスには他にもかわいい教会や眼鏡橋があり、アニメ関係なく素敵な町だった。
とくに、秋の紅葉で染まる街はとても美しいらしい。



写真:キキのパン屋さんとウワサされているロスベーカリー。



写真:お店の裏にまわると…なるほど、ジジ(黒猫)が歩いてきそう…



写真:ロスの眼鏡橋



ロスからレンタカーでやって来た別の友達と合流し、そのまま北海岸を目指す。
まず大きなペンギンの銅像がある【ペンギン】で写真をパチリ。
【スミストン】のチーズ工場でめちゃウマのクリームチーズを試食しまくり、
【スタンレイ】でエアーズロック似のザ・ナットに登った。
その後、デボンポートに向かう。これだけを1日でまわれちゃうんだから、
よく考えてみるとタスマニアは小さい島なんだよね。

4月5日、約1ヶ月半ぶりにデボンポートのタスマンハウスに戻った。
なんと!人がいっぱい!
りんごのピッキングが始まり、バッパーはWorker達であふれかえっていた。

タスマニアを出るまでの1週間ほど、またフリアコさせてもらったけど、
まあなんと部屋の汚いこと…。それはないやろ~っていうようなものがいろいろ
落ちてたしね…。バッパーも毎日賑やかで、毎晩遅くまで飲んで語って、
翌日はフラフラしながら仕事をしていた。

4月15日、タマちゃんとターくんと一緒にタスマニアを出る。
フェリー乗り場までバッパーの仲間が見送りに来てくれた。
テレビでよく見るフェリーの別れのシーンみたい。
さようなら――――――――!

タスマニアに2ヶ月以上もいたのに、のんびりし過ぎて見に行けなかった所が
沢山ある。時間とお金がもっとあったら、タスマニアにもっと長居したと思う。
それくらいタスマニアは居心地が良かった。

いつか必ずまた来る。そう心に誓い、タスマニアをあとにした。
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