つれづれなる・・・日記?

日常思ったこと。興味/関心事を気ままに書いてます。

永岡議員自殺に思うこと

2005年08月02日 | 世の中の出来事
何故、自殺しないといけなかったのか?と考えると同時に自殺する根性があるなら乗り切れるだろう。とも。

政治のややこしい話を素人が書くのもなんですが、知りえた情報範囲でまとめてみます。

今回の郵政法案で、永岡氏個人としては反対の考えだったようですが、反対に回り、党の公認がもらえないというのはどうしても避けたいので、党の方針に逆らえなかった可能性があるとのことです。

茨城7区選出の永岡氏は2回選挙に落選し、H15の補欠選挙でやっと当選し、落ちることへの恐怖が強かったので、そちらを選んだのでは?とのこと。

また、茨城7区の次回の選挙では別の候補が公認される可能性もあるとの話もあり、余計に「公認」を取ったとの話があります。

しかし、所属する亀井派は「反対」の立場で、今回、賛成票を投じたことに対して、「うらぎりもの」扱いされたという話もあります。

その狭間に立って・・・というのが自殺の原因として可能性が高いらしいですが・・・。

党・亀井派がどうこういうのは控えますが、少なくとも政治家であれば、基本的には個人の信念にもとづいて行動して欲しかったと思います。

大変、故人には申し訳ないですが、仮にこれが主たる原因とした場合(軽く扱う問題ではないですが)、例えば、これが「憲法9条」とか、国家の根幹を揺るがすようなもので、それに対しての行動なら理解できるのですが、しょせん、小泉首相のエゴ法案。

それごときにそこまでの行動を起こす必要があったかどうか。疑問が残ります。

選挙で負けたら、またがんばれば・・ってそんな甘い世界ではわかっているつもりですが、自分で考えて、どちらがいいかを判断していただければ、それはそれで自分も納得できただろうに。と思います。

少なくとも、今回の件で票を入れる入れないを決めるのは郵政関係者だけでしょうし。
それだけで決めるような、何も考えてない選挙民より、他のことも含めて自分の実績や考えを訴えて票を増やすことを考えればよかったと思います。

また、死を選ぶ覚悟まであるんだったら、今度の選挙くらいは乗り切れると思うのですが。

それほど、死は軽いものではない。と思います。

本当に最後の手段だと思っているので、人間死ぬ気になれば大概のことはできると思いますよ。

さらに、残念なことに、この自殺で法案がどうこうなることもなく、ただ、余計な混乱を招くだけに終わりそうで、結局なんだったのか?で終ってしまいそうです。

最後に謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

亀井派 永岡議員が自殺 信念と党議拘束板挟み (産経新聞) - goo ニュース

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2 コメント

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死ぬ覚悟があれば (レブロン・ジェームズ)
2005-08-02 19:49:39
何だってできたでしょう。

郵政舞台裏を暴露して世に問うことだってできたはず。

死人に口なし、っていいますが、本人のみぞ知る死因を執行部と反執行部で擦り付け合いする様は醜い。



だから、生きて、語らなければならなかったと思います。
死んではだめだ (グリコ)
2005-08-02 22:48:47
自分は人間としてやってはいけない事の一つに自殺があります。

折角この世に生を受けたのに自ら命を絶つと言うことは人間として許し難い行為です。

自殺してしまいたいと思う人の心をお前に何が分かるのかと言われると答えようが無いですが世の中には生きたくても生きられず死んでいく人もいるのですから・・・・。