こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

避難所となった「さいたまスーパーアリーナ」

2011年03月21日 14時59分10秒 | Weblog
本日10:00から11:40まで、
今回の大震災の被災者の避難場所となっている
さいたまスーパーアリーナを岡田幹事長が訪問し、
私も同行させて頂いた。

3月18日、埼玉県では、福島第一原子力発電所の
事故で全ての町民に避難指示が出ている、福島県
双葉町の集団避難の受け入れを始めた。
避難場所となっているさいたまスーパーアリーナ
は埼玉県、さいたま市、東京電力3者が共同で
運営にあたっており、避難者の正確な人数は把握できないが、
双葉町以外の方も含めて2500人程度。
避難所運営にはボランティアスタッフも含めて
1000人程度が協力されている。

岡田幹事長、上田知事、清水市長とともに、双葉町の井戸川町長も
避難所内を一周し、町民の皆さんに声をかけたり、要望を聞いた。
被災者の皆さんからは、いつ福島に戻れるのか、
といった声や今後の生活を心配する声が聞かれたが、
受け入れに対する感謝の声も頂き、
辛い状況の中でも辛抱されている被災者の皆様に
頭が下がる思いでいっぱいとなった。

さいたまスーパーアリーナを避難所として使用するのは3月31日
まで。その後は、双葉町の町民全員が長期的に滞在できる
場所として、加須市の旧騎西高校を使用することが決まった。
双葉町の町役場機能も含めての集団避難となるが、
そこでの仕事の創出も考えていかなければならない。

上田知事は、「双葉町モデル」をつくり、できれば
県内3ヵ所程度、廃校となった校舎を利用した
受け入れを行っていきたいとの考えを示された。

埼玉県には東北出身者が多い。
4年前に埼玉にやってきて、岩手生まれの私に対して、
実に多くの方から「私も岩手だ」「オラも福島だ」
といった声を頂いた。
今回、埼玉県がいち早く被災者受け入れに動き、
長期的な受け入れについても積極的な態度を示されている
ことに、県選出の議員として、また、東北生まれの埼玉県民の
一人として誇りに思う。
私も県の動きをサポートしていければと思っている。




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