こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

週に4日の朝駅頭

2013年04月18日 22時17分05秒 | Weblog
今朝は大宮駅西口の朝の駅頭からスタート。
3月下旬から、朝の駅頭の回数を週4回に増やしました。
2007年、初当選以来、朝の駅頭を週に1~2回
続けてきました。参議院議員で、駅頭を継続している
のは全国でもめずらしいのではないかと思います。
私以外の埼玉県選出参議院議員は団体などの組織基盤が
強いため、朝の駅頭で一般の通勤者に訴える活動は
行っていないようです。

今週は新越谷・南越谷駅、大宮東口、南浦和西口、
大宮西口と、初当選以来定期的に行っている駅のみでしたが、
今後は、全県各地の駅でできる限り駅頭活動を行います。

”有機農業の里”埼玉県小川町の視察

2013年04月08日 22時12分56秒 | Weblog
今日は、熊谷駅北口での朝の駅頭活動からスタート。
みんなの党、12区支部長の永沼ひろゆさん、熊谷市議の
磯崎修さん、東松山市議の中島慎一郎さん、ボランティアの
皆さんとともに朝の6時から8時まで強風の中での
実施となりました。

その後、東松山に寄ってから小川町へ。
超党派の有機農業議員連盟の視察地として選ばれた
小川町は、全国でも”有機の里”として知られていますが
有機農業に町を挙げて取り組んでいます。
晴雲酒造直営の玉井屋さんで有機食材を使用した昼食を
頂きながら関係者との意見交換を行った後、
金子美登さんの霧里農場を視察しました。
有機栽培が難しいとされるイチゴの栽培、てんぷら油
を浄化してトラクターの発動への再利用、牛の放し飼い、
ビニール温室より環境負荷が少ないガラス温室、有機農業に
かかせない堆肥づくり、生ゴミや糞尿をバイオガスにする
自然エネルギーなどなど、驚きの連続です。
最後は、ときがわ町の「とうふ工房わたなべ」さんを視察。
小川町の在来品種の有機大豆を使用したお豆腐も販売している
わたなべさんは、完全直売制、有機大豆使用に徹し、
リピーターファンを増やし、地域の雇用や観光に貢献してい
ます。

埼玉が誇る"有機の里”小川町。いつかは金子さんの霧里農場
を訪れたいと思っていましたが、念願がかないました。
議員連盟の宮越会長、ツルネン事務局長に感謝します。


比企総合研究センター 春宵会

2013年04月07日 22時48分41秒 | Weblog
今日は桶川市長選の出陣式の後、北越谷土手での岩手県人会
お花見に参加しました。前日の大雨は上がりましたが、
風は強く、飲みかけの缶ビールが飛ばされたり、自家製漬物
に桜の花びらが舞い降りてきたり、お花見らしいひと時を
県人会の皆様とともに楽しみました。

その後、東松山に移動して、比企総合研究センターの事務所開きと
春宵会に参加。比企総合研究センターは比企地方の郷土研究会ですが、
私に東松山事務所の場所を貸して下さっている島敏明さんが所長、
不肖私が顧問を務めさせていただいています。
センターの事務所は私の東松山事務所と同じ建物の2階にあります。

こうして比企、東松山にご縁をいただいたことを大変誇りに思い、
うれしく思っています。
地理的に東松山は埼玉県のちょうど真ん中にあります。
私の東松山事務所にも、お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りください。

明朝6時からの熊谷駅頭に備えて、熊谷に前泊します。



厚生労働委員会での一般質疑

2013年03月22日 22時45分16秒 | Weblog
昨日、厚生労働委員会が開かれ一般質疑を行いました。
これまで総務委員会に所属していましたが、みんなの党会派
所属に伴い、あらたに厚生労働委員会の委員となりました。
厚生労働委員会では、2009年3月に雇用保険の対象者を拡大
する法改正の質疑を委員差し替えで60分行ったことが1回と、
同年4月に年金記録回復促進法案という民主党の議員立法の法案
提出者として答弁に立ったことが1度ありますが、正式に所属
するのは今回が初めてです。

20分の質疑時間で、有期労働などの非正規雇用についてと、
建設業退職金共済制度について質問しました。

非正規雇用の問題については、4月から施行される有期労働契約
の無期労働契約転換について、制度の運用次第ではかえって
雇い止めを増発する懸念があることを指摘しました。
有期労働契約で5年を超える場合、労働者からの申し入れが
あった場合は、無期雇用に転換しなければならない制度が
導入されるわけですが、企業側が無期雇用転換を抑制的に
したい場合は、労働契約上、契約は5年満期であることを
盛り込めばよいわけです。実際、私自身が契約社員として
働いていた時も同様でしたが、このような労働契約はめずらしく
はありません。使用者側が法改正の趣旨を踏まえた行動を
取るよう、厚生労働省において監視をすることを要請しました。

また、今回の法改正では、5年超の有期労働者が無期労働に
なるだけであって、正社員と同じ待遇が保障されるわけでは
ありません。このことに関連して、同一の職務については
同一の賃金となるよう、職務給を設定することが非正規雇用
の問題の解消であることを述べ、大臣の見解を質しました。
契約社員、派遣労働、パートタイム等々、働き方の多様性
はあってしかるべきです。問題なのは、無期直接雇用という
正規雇用者とそうでない働き方の労働者が適正に公正に
職務評価がなされておらず、賃金に違いが生じていること
にあります。

別の機会にも議論を深めていきたいと考えています。


第23回参議院選、みんなの党公認候補内定者となりました。

2013年03月21日 22時24分42秒 | Weblog
本日午後、7月に行われる参議院選挙において、私がみんなの党公認
候補内定者となりましたことが発表されました。

国民が主役の政治の実現、そのための行政改革、公務員制度改革、
地域主権改革、また、私自身が政治家を志すきっかけとなった
正規・非正規雇用のゆがんだ格差解消、そのための同一労働・
同一賃金の実現、これらは、既得権者、労働組合、経済界などとの
しがらみのない立場のみんなの党だからこそ実現できると
確信しています。
選挙の主要争点にならずとも、この点について夏の参議院選では
訴えてまいります。

国民の皆様に対してやらないと約束した消費増税に、民主党が血道を
挙げたことがきっかけで党を飛び出してから、みどりの風として
仲間と活動してまいりましたが、このたび、みんなの党の公認
候補者として出馬を予定することになりました。
所属政党が変わったことに対してご批判のお声があるとするならば、
私自身がしっかりと受け止めて、これからの活動を見て頂く中で、
この度の私の決断が、国家国民のために働く選択として間違って
いなかったと、この後に皆様に思って頂けるよう、力を尽くし、
この夏の参議院選挙を戦わせていただきます。


駅頭活動を再開しました。

2013年03月20日 19時25分09秒 | Weblog
本日午後は、大宮駅西口デッキにて定例の週末街宣を
行いました。みんなの党入党に関する報道がなされて
いる中、宙ぶらりんの状態で駅頭活動が心情的にも
行いにくかったため、2月下旬から駅頭をお休みを
していましたが、ようやく再開しました。
久しぶりの駅頭。
今後は夏の参議院選に向けて、平日朝は週4日、
週末は随時、駅頭街宣を行ってまいります。
見かけたらお声をおかけください。

今日から湘南新宿ライン、浦和駅にも停車!

2013年03月16日 19時20分28秒 | Weblog
いよいよ今日からJR湘南新宿ラインが浦和駅に停車!
浦和住民にとっては待ちに待った日だ。
浦和駅をほぼ毎日利用している私は、少しずつ、少しずつ、
高架化事業が進み、新しいホームが出来ていく姿を
わくわくしながら見てきた。
浦和から新宿や池袋、渋谷方面へのアクセスが
格段に良くなり、浦和がますます住みたい町、満足度の高い
町となるのではないか。
湘南新宿ライン停車と同時に、浦和駅構内の西口と東口の
東西連絡通路が全面使用可能になった。
これまでの浦和駅は東口と西口が分断されていた。
私が6年前に浦和駅を降りた時の率直な印象は、県都の駅
としてはやや暗く寂しいな、というものだった。
県都の正面玄関にふさわしく、新しく明るくなった浦和駅を
中心に住民の一人として浦和の町を盛り上げていきたい。

みんなの党に入党しました

2013年03月13日 20時39分51秒 | Weblog
 このたび、3月13日にみんなの党に入党致しました。
2月中旬から報道がなされていたにもかかわらず、今日のご報告になりましたことを
お詫び申し上げます。
 みんなの党から最初に入党のお誘いを頂いたのは昨年末のことでした。
7月に民主党を飛び出して、みどりの風として仲間と活動している立場であること、
また、みどりの風となっても応援して頂いている方々がいらっしゃることから
お断りをしてまいりましたが、2月中旬に再度お誘いを頂き、2月21日には
渡辺代表が私の浦和事務所に来所され同様の要請をされたことを重く受け止め、
私なりに考え、後援会やご支援いただいている皆様のご意見をお聞きしながら
この度の決断をいたしました。
 今後はみんなの党の一員として、「効率的な官、豊かな公、民の活用」、
「地域主義による日本型の共生社会」、「国民が主役の政治の実現」、
「国民と国土を守る、ものを言える外交」という私自身の基本理念の下、
行政改革や地域主権改革、民の力を引き出す競争戦略と社会のセーフティーネットの
構築、さらに、私自身が政治家を志すきっかけとなった正規・非正規雇用の
ゆがんだ格差解消と、そのための同一労働・同一賃金の実現に注力してまいります。
 昨年7月にみどりの風設立以来、みどりの風として国会での発言や活動の足場を
築くために、他党との統一会派を組むことや所属議員を増やすことなど、
私なりに模索し努力してまいりましたが、それも困難な状況の中、
今回の決断に至りました。
 何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻
頂ければ幸いと存じます。


東日本大震災2周年追悼式

2013年03月11日 22時51分01秒 | Weblog
本日14時半より国立劇場において東日本大震災2周年追悼式が
行われました。
震災でお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表しますとともに、
被災された皆様に対し心よりお見舞いを申し上げます。

未曾有の大震災が起きてなお、命をつながれた方々も
悲惨な記憶から心の傷を負われていたり、生活が大きく
変わってしまったり、多くの方々が今もなお苦しんで
おられることを思うと心が痛みます。
岩手県生まれの私は、被災地に多くの親戚縁者がおりますが、
未だ行方不明の者もいます。
月日が経つと様々なことが忘却され風化されがちですが、
東日本大震災の経験は決して忘却されてはならず、
その記憶は風化されてはなりません。

復興を加速かさせるための様々な予算が組まれているところですが、
道路や建物といった被災地の公共インフラの回復だけではなく、
むしろ、一人ひとりの被災者の生活再建のためにきめ細かく応え
ていくことが肝要と考えます。
被災者のための復興を加速化させるために、私自身も引き続き
取り組んでまいります。

国民生活・経済・社会保障に関する調査会

2013年02月27日 22時56分52秒 | Weblog
本日午後、国民生活・経済・社会保障に関する調査会において、
NHK解説委員の後藤千恵氏と慶應義塾大学商学部教授の樋口美雄氏
を参考人としてお招きして参考人質疑が行われました。
今日のテーマは「雇用とセーフティーネットの現状」でした。
私からは次の内容の質疑を行いました。


○行田邦子
 女性の就労率を高めて、女性の労働力を社会の活性化につなげていくということが今非常に求められている。かつて、女性は、企業などの職場においては労働の補完的存在であり、また家庭においては家計の補完的な存在であったわけですけれども、それが職場において、また家計においても主軸的な存在になりつつある。このような状況を踏まえると、女性の労働力を日本の再生、活性化につなげていくことがキーポイントである。
 女性の就労率を高めることのネックになっているのが働き方の単一性であり、裏を返せば、多様な働き方の正規雇用を増やしていかなければならないと考えている。
 たとえば、オランダのヤクルト・ヨーロッパ本社では、人事部長は現地の女性であり、正規雇用者の短時間労働者であったりする。こうしたことがなぜ可能なのかというと、仕事に対する職務給というものが設定しているからである。
 つまりは、女性の労働力を社会の活性化に生かしていく、これを突き詰めていくと同一労働同一賃金の実現ということに行き当たる。

○参考人(樋口美雄君) 
 同一労働同一賃金は理念だけではなく運用面においても必要。
 働き方の多様化について、今の状況においては、正社員なのか非正規社員なのかという二項対立の図になっている。正社員の中でもいろいろな方が、いろいろな働き方があるべきで、非正規と言われているところでもいろいろな働き方があってよい。
 これは女性だけの問題ではなく、男の働き方というものが非常に重要なポイント。第一子を産むかどうかについては、夫の働き方というのはさほど影響しないが、第二子を産むか産まないかは、第一子を産んだ後の夫の協力がどれだけあるかが強く影響するという、実証分析の結果もある。女性の働き方の多様化だけではなく、男性も含めた多様化といったものが必要。
 日本の場合、正社員と会社には保障と拘束の関係がある。会社との間にですね。会社が正社員の生活を保障し雇用を保障し能力開発を保障する一方、保障の代償として拘束を掛ける。例えば残業や転勤など。その結果、就職の際、会社は選べるが仕事が選べないという問題が起こる。こういう国は非常に珍しいのではないか。
 例えば職種別の採用を増やすなど、多様な正社員、例えば職務限定型の正社員や、地域限定型の正社員を増やすことによって男性も女性も働き方が変わってくるのではないか。法制度を整えていくというようなことが重要。

○行田邦子
 雇用対策、安心して働ける環境づくりについて、「重要なのは、「政労使」合意で実現に向けた一歩を踏み出すこと」と記されているが、働く現場の当事者である労働者側、労働組合と使用者側、経営者、当事者同士で本来は解決すればいいことかもしれないが、もはやその域を超えていると思う。ここは政治が積極的に関与して、政治のリーダーシップで実現に向けて一歩踏み出すことが重要。

○参考人(後藤千恵君) 
 雇用の問題はとても大きな問題だけに、解決までに非常に時間が掛かる。オランダのワッセナー合意も、合意してから実現していくまでに十年という月日が掛かっている。日本でもまずは一歩を踏み出すこと。
 そのときには、まず協議体のようなものをつくり、それぞれが参加し、皆にとっていいことというよりは、それぞれが痛みを伴うものが求められる。オランダのときも、労働者は賃金の伸び率を抑制し、使用者は短い時間で柔軟な働き方を入れていく、政府は財政再建に取り組んで税、社会保障の費用を下げていく、みんなが合意して進めていった。