花火見物に出かけたものの帰路を見失い、一晩彷徨った挙句に交通事故に遭い、大腿部骨折の大怪我をした老僧のその後の話です。大腿部には2本の金属棒が入って、2週間後にリハビリ施設に転院しました。4人部屋なのですが居住者は3人です。一人は食べる以外は大いびきで寝てばかり、もう一人は朝から晩まで意味不明の叫び声をあげています。
とても一緒にはいられないと主張してナースセンターに避難、テレビの前に陣取って楽しい毎日を送っています。見舞客は誰が誰やらすっかり忘れてしまって「あんた誰だったいねぇ~」というものですから「和尚め、とぼけてる」と陰口をたたかれています。
私たちも一度くらいは顔を見に行こうとしたのですが、若和尚が「あんた誰?というにきまってる、身体に悪いからやめたほうがいい」というのです。そんなもんでしょうかねぇ・・。一度確かめに行こうと思っているところです。
とても一緒にはいられないと主張してナースセンターに避難、テレビの前に陣取って楽しい毎日を送っています。見舞客は誰が誰やらすっかり忘れてしまって「あんた誰だったいねぇ~」というものですから「和尚め、とぼけてる」と陰口をたたかれています。
私たちも一度くらいは顔を見に行こうとしたのですが、若和尚が「あんた誰?というにきまってる、身体に悪いからやめたほうがいい」というのです。そんなもんでしょうかねぇ・・。一度確かめに行こうと思っているところです。