Aruのよもやまつれづれ日記

E34 水温上昇(水周り修理Part2) ウォーターポンプとサーモスタットの交換、ラジエーター洗浄

さて、以下を昨日までに完了しましたが変化なし。

・ダブルテンプスイッチ(電動ファンを水温に応じてLo/Hiで回転させるトリガー)

・ファンカップリング(エンジン回転で駆動するウォーターポンプに接続されているエンジン前面ファンへ回転を伝えるビスカスカップリング、温度が上昇すると直結状態になる)

ということで本日はラジエーター洗浄を狙います。。。が。。。せっかくならということで表題どおり、ウォーターポンプとサーモスタットも交換しました。

では作業を、

まずはラジエーターのドレンコック(ねじ込み式のプラスチックのボルトがありまして、それを緩めますとラジエータの側面側にあるドレンパイプから冷却水が排出されます)

ドレンコックというか、ドレンボルト?を緩めてもチョロチョロ排出、上のラジエーターのサブタンクキャップを外すとジョーっと出始めます。

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ある程度排出されたらパイプを外します。これはサーモスタットハウジングに繋がるパイプ二本です。

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パイプはまずは洗ってから、、、でも中の錆びは取れない。。。。

水を勢いよく通すと汚れが出てきます。

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洗った上でまたラジエーターに接続

まずは手前のを戻し(サーモスタットハウジングに接続して水を奥の高温側から注入します)

するとサーモスタットハウジングの高温側出口から水がジャブジャブ出てきます。

あらかじめ、ゴミ袋でオルタ側に水がかからぬようにカバーをして洗います。

次に車体右側の下についているサーモスタットハウジングへ向かうパイプを下向きにして、

車体左側の上部のパイプを上に向けて水をガシガシ投入して洗浄します。

次にサーモスタットハウジングを外します。下側に10mmボルト2本、上側が10mmボルト1本と13mmボルト1本(赤丸内のエンジン上側のボルトを緩めてから取り外し)です。

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ハウジングが取れました。

サーモスタットは左側のもの、ラジエーターで冷やされた水がサーモスタットを通り

右側のパッキングが付いたところからラジエーターへ出て行きます。

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サーモスタットも固着してました、、、ペンチで掴んで揺すって外します。

次に、ウォーターポンプを外します。

ウォーターポンプは赤丸の部分のプーリーの裏。

10mmナット4本で止まっています。

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テンショナーの蓋を外してT50のトルクスで時計方向に力をかけるとベルトのテンションが緩んでベルトが外せます。

ウォーターポンプの取り外しは上下の真ん中左右に未使用のボルト穴がありますので、そこにサーモスタットハウジングで取り外したボルトを

左右均等に少しずつ締めこんでいくとエンジンから分離されます。手でおくまでネジ込んでから左右を交互にねじ込むと良いです。

ダンダン浮いてきて最後はポロリと外せます。

外れてくるとエンジンから冷却水がドバドバと出てきます。

左が取り外した古いウォーターポンプ、右が新しいウォーターポンプです。

いやー、噂に聞くプラスチック羽根のウォーターポンプです。

割れていないのは幸い?しかし構造を見る限り、ポンピングできる水量は少なさそうです。

右のポンプは羽根が若干頼りないですが水量は期待できそうです。

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新しいウォーターポンプを組み付けます。少しずつ均等に押し込むためにナットをかけて少しずつ左右が均等に入っていくように締めこみます。

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と、ここで、急に冷たい風が、、、

急いで元通りにしましたので写真がありません。。。ラジエーターにはラジエーター洗浄剤(クエン酸入りのもの)を冷却水に加えて入れました。

エンジンをかけてエアー抜きをやったのですが、、、なかなか抜けません。サーモスタットが作動してラジエーターとの循環が始まってからパイプを戻りと行きをモミモミしましたが、、、完全に抜けた気がしません。本来ならエアーが抜けたらクーラントを補充し、エアー抜きの穴からラジエーター液だけが出るようになったら終了のはずなのですが、、、、雨も降ってきたので取りあえず終了してしまいました。さてさて、どうなりますやら、、、、これでダメならラジエーター本体の交換です。悩ましい。。。。


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