官製談合

北海道における官製談合の実態

kenryuxの北海道の官製談合の実態(26)

2010-10-18 15:15:50 | Weblog
長い間ご無沙汰しました。本当に久しぶりですね。
 うれしいニュースと感激のニュースが続きましたね。
鈴木章さんと根岸英一さんがノーベル化学賞を受賞しました。
 鈴木カップリングと言う化学反応が医薬品や液晶などあらゆる分野で活用されているとは知りませんでした。特許を取得せずに公開して誰でも使えるようにしたのは本当に素晴らしいことです。受賞本当におめでとうございます。

 続いて、チリ鉱山の落盤事故、70日間地底に閉じ込められながら救出を待って頑張った33名全員が救出されました。チリ国内はもとより世界中の人々がテレビの救出劇に釘付けだったと思います。私も涙をふきふきテレビに見入っていました。本当に近年にない感激の出来事でした。

 そんな感激を打ち消すかのように、14日官製談合防止法違反の疑いで日本年金機構の職員高沢信一が、競争入札妨害の疑いでNTT子会社「NTTソルコ」の社員山本一郎が逮捕されました。
 年金記録照合に関する業務の入札で高沢容疑者が元同僚の元社会保険庁OB山本容疑者に有利な情報を提供し、「NTTソルコ」は利益率の高い千葉と新潟の2拠点の業務を計約12億5千万円で落札したとのこと。
 年金機構は、「NTTソルコ」が落札した2拠点の入札をやり直したとのことだが、入札に関するこうした不正はなくなることはありませんね。


 北海道の公共事業の入札も同じ。相も変わらず本命割り付けが続き、落札率も90%~95%以上です。業者によっては見積もりが甘く、90%を切るものもありますが大部分は90%以上です。落札した元請け業者はそれを70%くらいで下請けに出すのですからやめられませんね。委託業務では50%以下です。下請け業者も仕事が減っているので元請けの言いなりになるより仕方がないのです。
 来年の知事選挙を控え高橋知事も建設業者の票がほしいので本命割り付けをやめようとしません。本当に困ったものです。


 10月8日、千歳航空自衛隊第2航空団の発注業務などをめぐる汚職事件で、業者に便宜を図った見返りに現金約600万円を受け取ったとして収賄罪に問われた同航空団施設隊企画係長だった平方雄二被告に、札幌地裁は懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。業者の贈賄罪は時効〔3年〕が成立しているとのこと。
 平方容疑者は見積もりを水増ししその分を業者から受け取っていたようで、722万4千円で落札した金から400万円を環流させていたとのこと。係長が起案した入札文書に判を押した上司たち、予定価格に疑問を感じずめくら判を押していたのですね。
 まあこれはどこの役所でも同じことですがね。

 話は少し古くなりますが、道教委は今年度に購入を予定していた藤田嗣治の絵画の購入を断念しました。1925年に藤田嗣治が描いた「糸を紡ぐ女と少女」油彩画で約6000万円だそうです。高橋あほみ知事が購入に難色を示したため購入を断念したとのことであるが何を考えているのか知事の見識を疑います。
 道立近代美術館協議会で美術館側が購入断念の経緯を報告すると、有識者や道民公募の委員から「買うべきだった。」「落胆した。」との声が相次いだそうだが、北海道美術協会の西田事務局長も「藤田の大きな作品はこの先もう手に入らないかもしれない」悲しんでいたとのこと。
 道教委の計画では作品購入の原資は残高約3億6千万円の道美術品取得基金。市場の出物を緊急に取得する際などに備えて積み立てられた基金。知事はこの基金を道財政赤字の穴埋めに使いたいと思っているのだろうか。
 5月4日競売大手のクリスティーズはニューヨークのオークションで、ピカソの油絵、「ヌード、観葉植物と胸像」が約100億円で落札されたと発表しました。
 
 藤田嗣治の絵画は約6000万円で購入にけちをつけた高橋あほみ知事へ。 

 本命割り付けをやめていれば今まで毎年ピカソの絵100億円を何十枚買えたのでしょうか。ようく考えてほしいです。

 こんなあほな知事の3選など絶対に反対です。

 今日はこの辺で、また


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