教養主義的単位取り・資格取りゲーム

学士号と資格(国家資格が中心)を取るプロセスを綴る.ただし,人生は結果無価値.

大学中退から大卒相当になる可能性について

2016年09月17日 | 学位授与機構
定期的に書いていこうと思います.

かつて,某巨大掲示板の書き込みで,大学中退の手続きをするときに,窓口の事務員が学位授与機構のことを話し出して,それを契機に知って学位を取得したという書き込みを見たことがあるからです.

大学は,極力中退手続をした人に,学位授与機構のことを知らせるべきですよね.そのためには,学位授与機構が,パンフレットなどを中退者に交付する目的で大学に配布することも考えるべきではないかと本気で思っています.

最近,奨学金を含めた学費の問題がクローズアップされることがありますからね.


さて,誰が読んでいるか知りませんが,稀に聞く中退パターンとして,必修系の単位が5年生以降も取得できなくて中退というケースを聞きます.
ありていに言えば「ドロップアウト」です.

知り合いもいない,必修系は出席が厳しくて居場所がないということもあるかと思いますので,精神的に大学に行けなくなることは想像に難くありません.

しかし,このパターン,場合によっては,大学で単位を新たに取得することなく,学位が取れる可能性があります.

学位授与機構の場合,外国語の単位は最低1単位で良しとされていますし,124単位は必要ですが,例えば,教職とか124単位以上多めにとっていれば,それが何であれ,基礎区分の62単位に加算することができます.

「高卒か」と言われれば,「大卒ではない」わけですが,学位取得と高卒を同視するのは,普通の感覚ではない気もしますが,どうでしょうか.
それでも高卒にコンプレックスがあるなら,大学院に進学するのがもっとも生産的だと思います.

もちろん,中大や法政大などの通信課程に編入するという手段もあると思います.
個人的には社会人対応の大学院進学をお勧めしたいですが,地域や仕事との関係もあると思いますので,そこは人によって最適な選択は違うのでしょう.

この件については,実際に大学を中退して学位授与機構の申請を検討している方がコメントしていただければ,回答したいと思います(公開されますが,そのことによって共有されて拡散されれば,それは誰かのためになっているのではないかと思います.).

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