老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

ケアハウス一年

2018-01-16 16:17:37 | 日記
 ケアハウス入居して一年、ストレス多く望外な日々であつたが、何とか数え年で卒寿を迎えることが出来た。
今後入居を考えている方々の参考に書いてみたい。
①当初の目的は家内を亡くして3年、独り居生活に見切りを付けて、近所に新設されたケアハウスを選んだ。
②当初担当の方に、新しいケアハウスの方が平均年齢も若いし話が合って良いとの説明であったが、将来を見据えて
若いうちに入居した方は極めて少なかった。
③入居者の内現状を是認して、満足されている方々、自己中心型の方が大部分で、女性は姑、舅、ご主人への犠牲的負担から
解放されて喜んでいる方が多い。男性でも90歳を超し記憶消失の痴ほう症の方々、不平も言えないのでクレームもつけず日々好日
のようである。
④まだ自分の意思がはっきりしており、特にA型タイプの方々は極めて運営、安全対策その他日常の生活に不満タラタラである。
⑤特に鬱病や、バセドウシ病の極く一部の女性入居者の標的になり、警察の尋問のような攻撃を繰り返しされたり、徘徊する老人に無理難題
を突き付けたり、住居者のグループが2分割されたり、ホームハラスメントに会い抜け出られなく胃薬を飲みながら付き合っている方もおられる。
⑥ハウスの経営者側の管理能力の問題があるが、十分な経験と判断力があるとも思えない.寧ろ、入居者が元気がありすぎるので、色々なご迷惑をお掛けするが、やがて皆ボケテ来れば自然に平和になると言わんばかしである。入居者は神様でなく消耗品に考えているのかと思いたくなる。

ケアハウスに入るかヘルパーに来てもらい3度の食事まで造ってもらって孤独を乗り切るかが選択の分岐点であるが、多くの子供たちはケアハウスに入れば自分たちの生活も邪魔されず親も安泰と希望する例が多いようである。
 中には子供に騙されて入居したと大騒ぎになった事例もある。
今後多くの方が高寿命にもなることでもあり、70歳までに趣味を多様化して、あり過ぎる余暇を独りで過ごせるようにしてから入居されるのが良いと思う。
 また館内は常に温暖であり、食べ物は柔かく、バリアフリーでもあるので、自分でスポークラブ等に行ける習慣をつけておいた方が良い。
バリアフリーに慣れると階段を昇れなくなります。柔かい食べ物続けると顎が弱くなり、脳への刺激が減り、ボケ安くなります。また排便も一度ではできなくなり、排便との戦いが始まります。
 また老夫婦二人で入居される方もいますが、部屋を別にして、サービスは施設のスタッフに大部分任せるようにしないと、老老介護は難しいです。
人生の絵巻物を40数名分身近に見るわけですから、自己の不屈な意思と準備を為されてからの入居薦める次第です。JUNTARO