JUNSKY blog 2015

私の時事評論等です
文化関係の記事は、
【観劇レビュー&旅行記】(ブックマークのTOP)
で書いています

彩香ちゃん水死の初動捜査の不備認める

2006-09-05 21:29:50 | 事件・事故
藤里町の連続児童殺人事件 県警、県議会で説明

さきがけ On The Web によれば、不備は認めたが、関係者の処分も、豪健君の家族への報告も行わないという。

県議会議員がどのような対応をしてくれてのかは、全然見えない。

教育公安委員のうち、委員長も含む、8名中6名にメールかFAXをおくったのだが・・・

誰一人、畠山鈴香さんの立場で質問する議員はいなかったのか?
もし、一人でも居れば、この新聞は書くはずなのだが。

なお、この委員会には頼みとする日本共産党議員は居ない!

以下、引用
************************************
彩香ちゃん水死の初動捜査の不備認める/県警本部長

---------------------------------------------------------

 藤里町の連続児童殺人事件をめぐって県議会教育公安委員会が4日開かれ、県警の杵淵智行本部長は一連の捜査を総括した結果を説明し、畠山鈴香被告(33)の長女彩香ちゃん=当時(9つ)=の水死を当初「事故」の可能性が高いと判断した初動捜査について「もう少し慎重であるべきだった。必ずしも十分なものではなかった。甘かった」と述べ、捜査に不備があったことを初めて認めた。責任の所在については「組織の最高責任者である私が誰よりも重く受け止めなければならない。結果を今後に生かすことがわれわれの責務」と答弁、自身を含め関係者を処分する考えはないことを示唆した。

 県警は、畠山被告が彩香ちゃんに対する殺人罪で起訴された8月9日以降、幹部を中心に、一連の捜査について総括する作業を進めていた。

 結果は4日、畠山被告に殺害された米山豪憲君=当時(7つ)=の父親勝弘さん(40)にも伝えた。報告書は作成しないという。

(2006/09/04 23:28)

************************************
秋田小1児童殺害事件-47    【連載第1回目から読む】

前のページ(46)へ    次のページ(48)へ



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (monica)
2006-09-09 00:42:00
県警や警視庁は捜査ミスを大々的に説明したようですが、私は畠山さんが二人の子どもを殺害したとされる理由を県警や警視庁から納得できる説明をしていただきたい。

彩香ちゃんを畠山さんが殺害した場合、剛健君を殺害する理由が見つからない。なぜならば、彩香ちゃんを自分で殺害したことを警察に調べて欲しかったことになってしまう。剛健君を畠山さんが殺害したとするならば彩香ちゃんは100%他の誰かが殺害したのでなければ辻褄が合わない。畠山さんが二人の子どもを殺害した場合、その関連性と殺害理由を明確に知りたい。

子どもを連続殺人する愉快犯でない限り、この殺害理由が成り立たない。しかし、私は彼女がこのような人だとは全くに思えない。

警察も人間だからミスが100%無いとは限らない。ただ、そのミスを乗り越えて本当を探すのが警察の役目のはずです。殺害理由がこれほどに辻褄の合わない事件はあるものなのでしょうか?国民の誰もが納得できるまで本当を見つけて欲しいと思う次第です。我が国の我が警察を誇りに思い、信頼で結ばれた守り守られる間柄の警察と国民でありたいと願うばかりです。

仕事を仕事上の辻褄を合わせるべく行う仕事であってはならない警察の仕事です。警察のクオリティーはそのまま国のクオリティに繋がります。警察のクオリティーは真実の調査をすることにあります。真実を見つけることが出来ない以上法を適用させることも出来ないはずです。

畠山さんが無実であった場合、国や県はどのようなかたちで謝罪するのでしょうか?間違いは間違いとして認めることが出来るクオリティーの高い警察であって欲しいと思います。
返信する
Unknown (JUNSKY)
2006-09-09 00:44:31
monica さん久々のコメントありがとうございました。

県議会議員への要請はご協力いただけたでしょうか?
返信する
Unknown (monica)
2006-09-11 23:52:36
投稿はご無沙汰しておりましたがこちらのページは拝見させていただいておりました。議員さんへの要請Mailを書いていて気が付きました。すでに4日の日が過ぎていることに。。。そこでこちらに投稿させていただいた次第です。英国と日本、英国内の旅が重なりこちらのページを拝見するのをご無沙汰しておりました。

世の中は矛盾だらけです。日本のWebニュースには毎日のように殺人の文字があり、テロ情報が流れても飛行機の搭乗率が減ることも無くなった。人の命に対して、世界全体が非常に希薄になっているように思えます。人の命がゲームの中のリセットボタンを押すように次々と消えて行く。まるで世の中にリアルとアンリアルの境目が無くなって来たかのように、、、、



この事件を社会問題として捉えた場合、特に細かいところでの法整備が遅れている日本はややもすると法が野蛮行為を犯せるシステムを作ってしまっているのかもしれないと思ってしまいました。冤罪は国をあげての野蛮行為ですよ。代用監獄に入れられたと同時に弁護士をすぐに付けるべきです。さもなくば、警察(国)の不当な権力行使に繋がってしまいます。

世界的に見て日本の弁護士さんと欧米の弁護士さんは大きく違いがあります。欧米の弁護士はお金で雇われた戦うガンマンですが、日本の場合は社会正義を主軸に考えた弁護士となります。社会正義という言葉は一見立派に聞こえますが、メディアの情報操作に弱いことにもなります。弁護士が本来の弁護士としての役割を果たせなくなってしまう社会風習があるんだと思います。日本は司法試験だけでなく、海外での司法研修制度を必須とするような制度があっても良さそうです。戦うガンマンも社会正義も一長一短はありますが、日本が今のままでよいはずが無いことだけは理解できます。弁護士のポジションは欧米と日本では非常に大きく違うことをどれだけの日本人がご存知でしょうか?是非知っていただきたい部分です。

社会正義という名のもとに報道番組が作られてゆくとしたら、ここでも注意が必要です。社会正義の言葉の裏にはいじめっ子といじめられっ子の関係が多数者と少数者との関係で発生することにもなります。

この事件から考えさせられることが沢山あります。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。